1950-07-26 第8回国会 参議院 労働委員会 第3号
日雇労働者にとりましてこの失業保險問題と、今一番大きな問題は健康保險の問題です。健康保險の問題は議定外でございますから除きまして、この日雇の者は、高山さんあたりから見ますと、中には保險の金を貰いに来るのが面倒くさくて来ないのがある、大勢の中だから、どういう理由があつて来ないかか知れないけれども、これは非常に大勢が関心を持つておる。関心を持たんような人間が自由労働者にあるわけはない。
日雇労働者にとりましてこの失業保險問題と、今一番大きな問題は健康保險の問題です。健康保險の問題は議定外でございますから除きまして、この日雇の者は、高山さんあたりから見ますと、中には保險の金を貰いに来るのが面倒くさくて来ないのがある、大勢の中だから、どういう理由があつて来ないかか知れないけれども、これは非常に大勢が関心を持つておる。関心を持たんような人間が自由労働者にあるわけはない。
失業保險。問題
であるから私は田村議員も御賛成のようですから、この点はむしろ丁度失業保險問題もありますから、一括してこれは大藏大臣をここに呼んで意見を交換した上で、我々の考え方をよく当局に響かせる必要があると思います。
この點は勞働基準法の裏づけになる勞働者災害保障保險と同じ性格からして、失業保險問題も純然たる勞働保險として取扱つた方が勞働者の福祉のためにもいいのではないか、健康保險や厚生年金は社會保障制度ということで、その系統に入れてもいいと思いますが、狭い意味においてこの失業保險とか勞災保險というものは勞働保險という形で、政府が當面したところの失業問題、あるいは災害問題のために善處する一つの社會政策としていきたいというように