1962-09-21 第41回国会 参議院 社会労働委員会 閉会後第2号
今の失業保険積立金が幾ら。それから今年の保険積立金からのこの施策に対する支出金は幾ら。この支出については中央職業安定審議会の議を経たかどうか。この三つの問題。
今の失業保険積立金が幾ら。それから今年の保険積立金からのこの施策に対する支出金は幾ら。この支出については中央職業安定審議会の議を経たかどうか。この三つの問題。
また、新たに労働力の移動、中高年令離職者の雇用の増大をはかるため、失業保険積立金を財源とする特別融資制度を創設いたしまして、移動労働者のための住宅等の建設、福利厚生施設の設置等に対する融資を行なうこととし、これに必要な資金といたしまして、財政投融資二十億円を計画いたしておるのであります。 第二は、失業対策に必要な経費であります。
もう失業保険積立金ですから、やはり還元融資的な運用をするということまで今やっているところでございますので、要するに、使途がはっきりして、こういうところに使われている、またそれが、審議会は今まで政府の委員ばかり入っておりましたが、今度は民間の委員も入れました。そこでこういう計画が至当だと承認されたら、そういう方向で一運用されるということが私は望ましいと思います。
また、新たに労働力の移動、中高年令離職者の雇用の増大をはかるため、失業保険積立金を財源とする特別融資制度を創設いたしまして、移動労働者のための住宅等の建設、福利厚生施設の設置等に対する融資を行なうこととし、これに必要な資金といたしまして財政投融資二十億円を計画いたしておるのであります。 第二は、失業対策に必要な経費であります。
なお先ほど答弁を忘れまして恐縮でございますが、日雇いの関係の方は、一般の失業とはだいぶ保険経済の内容が違いますことは、御承知の通りでございまして、ややとんとんというような――とんとんという数字は、いつかだれかしかられましたので、訂正いたしますが、ややその数字が同じくらいというようなことでございますので、これは一般の失業保険積立金とは、必ずしも同じには論ずるわけには参らない、こう存ずる次第でございます
他に失業保険積立金の特別融資八十一億五千三百万円。融資ならわかりますよ。労働者の財産であるものをほかのものに使うとは何事ですか。失業に対する施策、失業問題に関連があると言いたいんでしょう。それは一般財政で出すのがあたりまえでしょう。そういう論議はさんざんされているのに、そのまま予算に出して、済みませんと言えば通ってしまうと思って、労働省はたなに上げている。こんなばかな話が世の中にありますか。
それからまた、中高年令者の雇用奨励といった意味においての融資、これらも、実はどこまでの歩どまりになるかわかりませんので、数字もいかがかと思いましたが、実は労働省といたしましては、八十一億円ばかり、こういった方面へ、こういった目的のために、失業保険積立金を引き当てとして、特別のワクとして融資するようにさせてはどうかというような折衝も実はいたしておるわけでございます。
私は、失業保険積立金の金がふえてくる、剰余金が出てくるという事情は、それ自体としては必ずしも悪い状態だとは思わない。というのはやはり景気の変動によって失業保険をかけておる人ともらう人との間に差ができてくるとそういう事態を生じてくることがあると思います。しかし、その剰余金をまず第一にどういうところに使うかということになれば、あなたと全く意見は一緒であります。
なぜ出さぬか、出してもいいのじゃないか、そういうことを怠って、労働者が負担しているところの失業保険積立金に全部おぶさる、そうして労働省も大蔵省もそれを利用している、そういう点ははなはだけしからぬ。
財源は、主として失業保険積立金の運用利子でございまして、三十六年度は、世帯用の宿舎といたしまして千戸、単身者用の宿舎としまして千五百人分、このほかにパイプ組立式の簡易宿泊施設というようなものを五百戸建設する予定に聞いておるわけでございます。
同時に、御承知のように失業保険積立金は相当な金額に上っておるときでありますから、十分検討すべき問題だと思うのでありますが、それが、直接的に給付の内容を改良することが失業状態をなくすのに適当であるか、あるいは実際上雇用の増大と安定をはかる具体的施策を強化することによって失業の状態をなくすことがより多く効果的であるか、私どもとしてはやはり考えなければならぬ問題だと思います。
以上の四法案につき、委員会におきましては、法案提出のいきさつ、社会保障制度の総合調整、社会保険の給付内容と保険財政、従業員五人未満の事業所べの社会保険の適用拡大、ILOの社会保障の最低基準に関する条約と国内制度、失業保険積立金の運用及び還元融資、日雇労働者健康保険における擬制組合、厚生年金保険における積立金の自主運用及び還元融資並びに保険財政の見通し、各種公的年金及び国民年金における相互間の通算調整等
三十年度におきましては失業保険積立金運用利子収入のおおむね二分の一額を充当することといたしまして、五億五千万円を要求いたした次第でございます。積算の基礎を申し上げますると、個所数が職業補導所におきまして十七カ所、種目が八十種目でございまして、これに収容します補導生の定員は二千九百四十名、年間延べ三千二百七十人の予定でございます。
ざらにこれらの失業対策を一層効果あらしめるため、一般職業補導施設の強化拡充をはかるとともに、特に失業保険積立金の運用により総合職業補導所の新設拡充を行うこととし、合計九億円を計上することといたしたのであります。 以上の諸施策を強力に実施することによって失業対策の総合的効果を上げ、失業情勢の悪化を防ぎ、いやしくも社会不安が惹起ざれることのないよう万全の措置を講ずる所存であります。
厚生年金の八百億或いは失業保険積立金の二百五十億円、民間産業の被保険者が零細なる賃金から差引かれたところの保険金が、各界の民間保険の積立金が政府の三分五厘或いは五分の低額利息を以て高度に活用され、而も過剰投資をやる。
私は、本年も労働省各局の行政の重点をこの面に置き、さらに格段の努力をいたす所存でありますが、この際特に申し上げたいことは、昭和二十九年度において失業者の福祉の増進とその就職の促進をはかるため、既設の各種福祉施設の整備拡充に加え、失業保険積立金四億円の活用により、職業補導、簡易宿泊等の福利施設の新設をはかることとしたことであります。
○阿具根登君 大臣にお尋ねしますが、大臣の所信の中に、労使協力の実を挙げるための裏付けとして労働者の福祉を第一に考えられておるようでありますが、その中から第一に取上げられでおりますのは、失業保険積立金の四億円の活用を言つておられるようであります。失業保険の積立金は、今度の予算書で見ますと、本年末では二百八十七億の多額になつておるものと思います。
私は本年も労働省各局の行政の重点をこの面に置きまして、更に格段の努力をいたす所存でありまするが、この際特に申上げておきたいことは、昭和二十九年度におきまして、失業者の福祉の増進とその就職の促進を図るために、既設の各種の福祉施設の整備拡充に加えまして、失業保険積立金四億円の活用によりまして、職業補導、簡易癖泊等の福利施設の新設を図ることといたしたのであります。
なおそのほかに失業保険積立金の運用等によりまして、職業補導所、共同作業所、日雇労働者の簡易宿泊施設というような新らしい予算も計上いたしております。労働省といたしましてもこの失業者対策が極めて重要であるというので、その対策には遺憾のないように努めておる次第でございます。