1952-12-06 第15回国会 衆議院 議院運営委員会 第10号
○大池事務総長 これは当委員会で御承認済みでありますが、すでに予備金を支出した分の報告を次の国会の始まつたときにやるという規定になつておるわけでありまして、十三国会までの二十六年度の分については、この前の通常会の初めに報告すべきであつたのでありますが、御承知のように解散のためにその報告の時機を失つてしまつたのであります。
○大池事務総長 これは当委員会で御承認済みでありますが、すでに予備金を支出した分の報告を次の国会の始まつたときにやるという規定になつておるわけでありまして、十三国会までの二十六年度の分については、この前の通常会の初めに報告すべきであつたのでありますが、御承知のように解散のためにその報告の時機を失つてしまつたのであります。
我が国の海運業は戰争の結果八百八十万総トンに上る優秀船舶の大部分を喪失いたしましてあまつさえ当時の価格におきまして二十二億円余の戰時補償の打切措置によりまして、その内部蓄積資本の殆んどを失つてしまつたのであります。従つて船舶の建造に要する資金の大部分は勢い借入によるのほかない状況にあるのでありまして、現に見返資金、市中金融を合せまして、すでに約一千億円に達する巨額の債務を負つております。
(「それは、はかない夢だ」と呼ぶ者あり)——然るに以上の三つの理由のうち、実質的な最大の原因となつておりました重要な外資の受入れの態勢つきましては、去る三月十一日の外資導入に関するマーカツト声明によりまして外資導入が困難となつたことにより、その根拠は全く失つてしまつたのであります。
今日、我が国が終戰によりまして陸海軍を失つてしまつたのでございまするが、併しこのことは、決して我が国の治安が、従来のごとく一般警察力に対するより以上の実力的な保障がなくして保ち得るというような状態に改善されているということを意味するのではないのでございまして、国内治安の実情にかかわりなく、敗戰の結果として軍隊というものが廃止されたわけでございます。
(「李承晩になるなよ」と呼ぶ者あり、その他発言する者多し) 顧みまするに、特に満洲事変以来、日本の国際的針路は、世界の世論、世界の公論の認むるところと逆行して、危険なる方向に向い、その結果、世界に信を失い、アジアから孤立し、世界から孤立して、遂に自己の独立さえも失つてしまつたのであります。
而も満洲事変或いは日華事変の勃発に伴いまして、昭和十八年であつたかと思うのでありますが、地方自治制度の改正によつて残された地方自治体の残滓さえも奪い去られて、全く地方自治体の実を失つてしまつたのであります。
戰後の社会では、世人はもとより教育者までも自由主義を履き違え、民主主義に戸惑いして、方向を見失つてしまつたのである。政府当局も茫然自失して善悪の標準すら青少年に指示する自信を失い、社会の規律、新道徳、正義感の涵養を怠つていたのである。
と申しますのは、今国会もいよいよ終わりでありますが、私はとうとう森農林大臣に、農政一般の質疑を許される農会を失つてしまつたのであります。最後の段階になりまして、きわめて熱心に出られますことは、たいへん感謝申し上げてよろしいと思うのてありますが、しかしながら、この農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律案という長い名前の伝律案をきのう出しまして、きよう上げるんだ。
あらゆる網、資材の大部分失つてしまつたのでありまして、さしむき水産関係の復興のために融資を今懇請しておるわけでありまして、大体においては了承してもらつておりますけれども、まだ〇・Kがとれていないらしいのです。最少限度三億円の復興融資をお願いしておるわけであります。
この被害をこうむりました廣島市や長崎市は、特に廣島市は、一瞬にいたしまして十数万の犠牲者を出し、しかもそれが執務時間中でありましたために、都市中心部におりましたところの主要な人並びに物を失つてしまつたのであります。私は、終戰直後本院を代表いたしまして、同都市の被害の状況と復興の問題について派遣されたことがあります。
それから尚庶民金庫等も整備法によつて資金を失つてしまつたのでありまするから、只今のところ、かような要求に対しまして適当な融資の方法がない。こういう実情である、そこで政府は取敢えず庶民金庫の担保力を利用して、日本銀行から若干の融資を得て恩給金庫に廻して、この需要に応じようという考えを持つておるのであります。併しその金額とても、とても五千万円なんという金額に達する見込はないといみことである。