1952-04-26 第13回国会 衆議院 本会議 第36号
民族の誇りを失つたやつばらに対して、限りない憤りをもつて立ち向かうのである。私もまた民族の誇りをもつて、アメリカに墳墓の地をとられる者の憤りをもつて、この法律に反対するものであります。(拍手)
民族の誇りを失つたやつばらに対して、限りない憤りをもつて立ち向かうのである。私もまた民族の誇りをもつて、アメリカに墳墓の地をとられる者の憤りをもつて、この法律に反対するものであります。(拍手)
しかのみならず、イタリアは、講和の日弔旗を掲げて、今日こそは悲しみの目であるといつたそうでありますが、日本の場合、それとは事態が異なつてお軌まして、同様には申されませんけれども、しかしいたずらに講和の甘さに陶酔し、背負わされたところの重大なる大役を忘れて、難局に処する気魄を失つたやからをして奮起せしむる要がありますと同時に、いまだもつて十分納得をしない、納得することを得ない国民に対し、熱誠を傾けて情勢
従つて二千七百億円にも上る徹底したこの救済ということは無論我が国の経済実力から比べると少し天文学的数字でございますけれども、私は兄弟二人をこの戦争に失つたやはり遺家族であります。