1954-10-21 第19回国会 衆議院 運輸委員会 第45号
そうして今度また四百三十名の船員諸君と車掌が六名、鉄道郵便が四人、合せて四百五十人くらいの、仕事のために乗つておつた人の中で、生還した者はわずかに船員八十一名、鉄道郵便は一人もなし、車掌が一名、こういう状態になつておりまして、四百二十九名失つた船員が、いままた三百五十何人を失つたのであります。
そうして今度また四百三十名の船員諸君と車掌が六名、鉄道郵便が四人、合せて四百五十人くらいの、仕事のために乗つておつた人の中で、生還した者はわずかに船員八十一名、鉄道郵便は一人もなし、車掌が一名、こういう状態になつておりまして、四百二十九名失つた船員が、いままた三百五十何人を失つたのであります。
けだし友邦米国の精鋭五十六士をも失つたのでありまするので、振天動地の凶報として世界の耳目を聳動せしめたことは、まことに当然のことでございます。さもありなん、世界は筆をそろえて、あるいはかのタイタニツク号に次ぐ惨事といい、あるいはタイタニツク号以上の惨事として報道いたしておるのであります。
ところが、洞爺丸事件は何としてもあれだけの人命を失つたのでございますから、人命より尊いものはないという建前からいたしましても、洞爺丸事件が一番大きくクローズ・アップされるのは当然でございますが、さればと言つて、十五号台風の災害ということから考えまするならば、洞爺丸事件も一部であり、岩内町の大火も、これも一部です。
○滝川参考人 そう答えているつもりなんですが、どうも私ふに落ちないのですが、お尋ねになりますことが、自分の意見にひつぱつて行こう、ひつぱつて行こうとされておるようで、私は非常に言論の自由を失つたのです。それだけ申し上げます。
これに勢いづいておやりになつた——それに勢いづかれたかどうか知らぬが、とにかく昭電事件に大した中身がないにもかかわらずおやりになつて、内閣はつぶし、当時の一政党はそのために国民の信用を失つたのであります。
他の畦畔にあつた家畜用牧草は、畜産に大きな影響を与えるのみならず、肥料の供給源も失つたのであります。従来の淡水漁業は、根底から建直さなければならなくなりました。われわれは昭和二十六年以前の生活水準を保つには、飯米移入資金を含め、一戸月平均三万二千七百六十円、しかしこれらの現金収入の基盤を喪失いたしまして、自給の態勢は完全に壊滅してしまつたのであります。
海運業界は営々として蓄積して来た自己資金を失い、これに対する国家補償の時価二十二億円は打切られ、海運業は自力で立直る力を失つたのであります。
これを失つたのでは公安委員会としての存在の意義を失う。即ち不偏不堂の精神は公安委員会としては他の責務の一切に優先するところの根本的なるこれは要素と私どもは考えておりますが、この点に関する副総理の御免解を伺いたいと思います。
それからもう一、二言お答え申上げたいと思いますが、本日鮪罐詰工業協同組合、鯛罐詰工業協同組合、同じくさんまの罐詰工業協同組合の代表のかたがお見えになつておりますが、かに及びさけにつきましては戦前御承知のように厖大な輸出をしておりまして、今日その資源を失つたのでありますが、依然としてかににおきましてはその生産物の八割以上を輸出しておる、さけにおきましても値段は高いのでありますが、海外から引合が絶えないという
第四に、政府は、地方財源の偏在調整のため、入場税を国に取上げて、その九割を譲与税の形で地方に還元するというけれども、これによつて期待される調整作用の幅はせいぜい五十億円程度、而もこれが衆議院の修正で更に半減して、殆んどその意義を失つたのであります。結局のところ、ただ国税移管を当初から強硬に主張した大蔵当局の面子を立たせただけに終つたと言えるのであります。
これは正当に言つて、国家のためにそういうものを残して来て、国家のためにその財産を失つたのだから、あるいはまた賠償のかたになつたのだから、当然政府が銀行なり在外会社なりに賠償すべき責任を持つている。国家のために出したのです。であるのに、さらにその内地にある財産までこれを留保して押えて行かなければならぬというお考えはずいぶん無理だと私は考えますが、この点はいかがでしよう。
○並木委員 最近MSAに反対し、また自衛隊などの創設に反対する人々の口からは、原子力が横行しておる今日、もはやかくのごときちやちな防衛力の増強というものは意味をなさないのではないか、その根拠を失つたのではないかという声が聞かれるのであります。これに対して長官としてはどういうお考えでございますか。
第三次世界大戦も十分に戦い抜く自信を持つていたアメリカは、ここで最後の切札を失つたのであります。過去十一箇年間、兵器競争の先端をひた走りに走り続けて参りましたアメリカが、この巨大な虚無の壁に突き当つて、はたと当惑したのも当然と言わなければなりません。ここに至つて、今日実力外交はあまりに芸がなさ過ぎるものとなり果ててしまつたのであります。
○国務大臣(緒方竹虎君) 今朝、私が本会議に出席する時刻が遅れましたことにつきましては、(「出席しなかつたのだ」と呼ぶ者あり)遅れたために本会議が休憩になつて出席する機会を失つたのであります。(「出ないから休憩になつたのだ」と呼ぶ者あり)それは定刻の十時に本会議が開かれていなかつた際に、衆議院の外務委員会が、先週来各派の代表質問を総理不在中私に対して行なつておつた。
そういうことから考えるとあなたの方は確信を失つたのじやないか、私はそう思う、すなおなものの考え方をして述べていただきたい。
○小林(進)委員 私も先ほどの動議によりまして、われわれの質問の根底をなす重大な事実の認定に大きな開きがありますので、実は質問をするという自信も失つたのでありますが、といつて動議に敗れたわけですからしかたがない、順序に従つて御質問を申し上げますが、偏向教育の事例の問題について文部省から配付せられた資料は、まさにわが国会創立以来かつてないずさんな資料であります。
そのうちの愛媛県の所属船であります第七住吉丸が今回海上保安庁の船によつて激突されまして沈没し、それによつてとうとき人命を三名失つたのでありまして、それが主因となつたわけではありますが、もともとこの底びき網の問題につきましては、皆様方も御承知の通り幾変遷、幾多の問題がありまして、始終社会の問題になつているのであります。
大幅に食糧世産の経費を削つたのは、食糧増産について政府はもう自信を喪失し、熱意を失つたのではないか。そうでないと抗弁されるかも知れないけれども、この削減予算で食糧増産が期待できるはずがないではありませんか。全国の農業関係者は、農林大臣が予算編成に当つてもつと強くこの問題を主張されんことを期待していたのに、予想外にその態度が軟弱であつたことに非常に失望いたしておるのであります。
それからただいま私が御質問申し上げました要点において非常に自信を失つたのは、経済審議庁は現状分析である、政府の意図を受けて将来の見通しを確立するがごとき責任がある政策を立てるところではないのだ。もちろん政策と言つたら語弊がありますが、政策から生れて来るところの長期経済政策、そういうものもやるのではない、こういうようにおつしやいますと、一体経済安定委員会というものの必要があるのであろうか。
しかしながら、政府の場当り政策は、自己の出した案にまつたく自信を失つたのか、与党たる自由党が自信を失つたのか、まつたく筋の通らないこの修正案に賛成して来るとは、何たる醜態であるかと言いたいのであります。(拍手)私は、修正案でいうごとく、好景気には配当を意のままにして、不景気になれば政府が補償を出す、こんな安全私企業はどこにも見当らないと思うのであります。
今総理大臣はヤルタ秘密協定に対する態度というものは極めて消極的な態度しか表明されておりませんが、樺太なり千島なりの領土権を失つたのに対して政府は如何なる抗議をなしておりますか。