1962-04-18 第40回国会 衆議院 商工委員会 第31号
○田中(武)委員 通産省に対してはまだいろいろ質問がありますが、大臣は何か琉球の太田主席との会談の関係があるそうですからまたの機会にします。——けっこうです。あとは実力局長に残っていただきます。
○田中(武)委員 通産省に対してはまだいろいろ質問がありますが、大臣は何か琉球の太田主席との会談の関係があるそうですからまたの機会にします。——けっこうです。あとは実力局長に残っていただきます。
太田主席も先般も見えられまして、非常に日本側のこうした気持に対して好意を謝しておられましたのでありますが、われわれこの沖繩住民の希望にも沿い、しかもこの国際緊張緩和という現実も見ながら、現在のところできる限り沖繩住民の福祉に貢献して参りたい。しかもこの施政権返還については、しんぼう強く交渉する、かように考えておる次第であります。
最後に、昨年の夏、太田主席来日の際に、日米琉懇話会設置の構想が明らかにされまして一月末政府もこれに参加することになっております。この構想は、米国側の理解のもとに、日本からの援助を積み重ねながら、実質的に日本復帰を実現しようとするものであるようであります。沖繩自民党は、この政策のもとに昨年秋の総選挙に大きな勝利を占めております。