1970-10-12 第63回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第4号
○国務大臣(中曽根康弘君) ハロラン記者の太平洋アジア条約機構、いわゆるPATOというものは通読いたしましたが、現実性がないように思います。日本は現在の安保条約を除くそのほかの多辺的な国際軍事的機構に入る意思は持っておりません。したがって、そういうものを前提として考えておるRATO構想というものは、現実性がないとわれわれは判断をするわけであります。
○国務大臣(中曽根康弘君) ハロラン記者の太平洋アジア条約機構、いわゆるPATOというものは通読いたしましたが、現実性がないように思います。日本は現在の安保条約を除くそのほかの多辺的な国際軍事的機構に入る意思は持っておりません。したがって、そういうものを前提として考えておるRATO構想というものは、現実性がないとわれわれは判断をするわけであります。
○和田(耕)委員 外務省のアメリカ局長にお伺いしたいのですが、今月の八月十八日、ごく最近の「世界週報」にリチャード・ハロランという人が、太平洋アジア条約機構という問題について長文の論文を発表しておるわけです。これはごらんになりましたか。