1968-09-19 第59回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
特に天龍本川と支流である大千瀬川との合流点における浦川地区におきましては、罹災者が大会を開いて決議を行なったのであります。その第一は秋葉ダム撤去、第二は愛知県側に建設を予定されております新豊根ダム絶対反対、第三は大千瀬川でいま行なわれようとしております河川改修のやり方につき絶対反対だということでありますけれども、防災の宣伝ビラにかわって、こうしたビラが町じゅうくまなく張りめぐらされている。
特に天龍本川と支流である大千瀬川との合流点における浦川地区におきましては、罹災者が大会を開いて決議を行なったのであります。その第一は秋葉ダム撤去、第二は愛知県側に建設を予定されております新豊根ダム絶対反対、第三は大千瀬川でいま行なわれようとしております河川改修のやり方につき絶対反対だということでありますけれども、防災の宣伝ビラにかわって、こうしたビラが町じゅうくまなく張りめぐらされている。
○斉藤(正)委員 大千瀬川と本川の合流地点の河床の変動につきましては、過日申し上げましたように、この大千瀬川が天龍本川に合流する地点の河床の上昇は平均七十五センチであります。一口に七十五センチと言いますけれども、大千瀬のような幅員の川の七十五センチの河床の上昇はたいへんなものだと思うわけであります。なぜ上昇をしたか。
したがって、天龍本川になるべく近いところで、天龍本川へもう一ぺん放流するというような設計も考えなければなりますまい。あるいは適当なところに、何分の一かのカットできる非常水門を用意しなければなりますまい。これも来年の六月ですか、何月ですか、この工事事務所が閉鎖されて、いよいよ終わりだということを聞いていますけれども、それでは画竜点睛を欠く。
天龍本川に流入しておる多くの支川がありますけれども、それらの流量等を勘案いたしましても、やはりダムとの関係は私は切り離すことができないという判断に立っておるわけでありますけれども、中部地建並びに磐田工事事務所がこういう見解を発表したことに対して、大臣はどのように報告を受けておられるのか、まず大臣の実態の把握について伺いたい。