1978-04-25 第84回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第12号
そこで、私はお伺いしたいのは、現在、坪川の下流に天間ダムがございます。ここに鉱泥がどんどん堆積されているわけでございまして、この鉱泥の分析結果が出ておりますが、昭和四十九年の十月二十一日の採泥の分析結果によりますと、天間ダムの鉛で最高が五六〇PPm、銅が一五六〇PPm、カドミウムが二・六PPm、亜鉛が一七〇〇PPm、こういうふうになっているわけですね。
そこで、私はお伺いしたいのは、現在、坪川の下流に天間ダムがございます。ここに鉱泥がどんどん堆積されているわけでございまして、この鉱泥の分析結果が出ておりますが、昭和四十九年の十月二十一日の採泥の分析結果によりますと、天間ダムの鉛で最高が五六〇PPm、銅が一五六〇PPm、カドミウムが二・六PPm、亜鉛が一七〇〇PPm、こういうふうになっているわけですね。
○二瓶政府委員 天間ダムの鉱泥でございますが、ただいま先生からお話がございましたような鉱泥中に含まれる重金属、これの含有率があるわけでございます。ただ問題は、こういう含有率は相当高い値を示しておりますが、これがどの程度水に溶けて流れ出るかというところが水質の問題からいたしますと一番関心のあるところでございます。
○古寺委員 それから、この天間ダムに至るいろいろな河川があるわけですが、これはみんな所有権は林野庁のものだと思うのですが、この河川の管理は、環境庁が管理するのか、それとも建設省が管理をするのか、林野庁が管理をするのか、普通の一級河川、二級河川の場合はわかりますが、天間ダムの上流のような地域については、一体これはどこが管理をするのか、林野庁に承りたいと思うのであります。
またただいまお話がございました天間ダムの場合においても、実際に水深十五メートルくらいの水を取水いたしましてPHを測定いたしますと、二から三というような実情でございます。この天間林ダムの水をまともに受ける水田が約八百ヘクタールあるわけでございまして、私も先日視察に行ってまいりましたが、現実にその水田がもはやかれているような実情でございます。
しかも天間林村の場合には、現在天間ダムができまして、その後の状況からしても年間約三千二百万円の被害を受けております。 この上北鉱山のいままでの歴史を振り返ってみますならば、約三十年という長い間、この地方の住民は泣き泣き今日まで苦しい中を一生懸命に働いてきたわけでございます。
問題は、農業取水点におけるPHの問題でございますから、いま御指摘のございました天間ダムの底のほうのPHの値は、実は従来保安監督部のほうでも検査をしてなかったのではないかと私思いますので、そういう点につきましてもさっそく指示をいたしまして、そういう検査を含めまして、前向きで進めたいと考えております。