1967-07-14 第55回国会 衆議院 法務委員会 第33号
三十五年十二月十二日付渡辺より境港警察署汐留警備係長宛(広留の誤記)封書(渡辺の依頼で洲崎が出したもの)及び同年十二月十七日付洲崎より同署警備係景山部長宛封書がそれぞれ同警察署に送達され、渡辺が境港を基地として漁船による北鮮との漁業合作を実施する計画であり、これに要する資金が景山部長宛に送金されるかもしれないことは同署警備係長山下警部並びに景山部長において知つていたこと、同部長並びに山下係長は昭光丸、天神丸事件
三十五年十二月十二日付渡辺より境港警察署汐留警備係長宛(広留の誤記)封書(渡辺の依頼で洲崎が出したもの)及び同年十二月十七日付洲崎より同署警備係景山部長宛封書がそれぞれ同警察署に送達され、渡辺が境港を基地として漁船による北鮮との漁業合作を実施する計画であり、これに要する資金が景山部長宛に送金されるかもしれないことは同署警備係長山下警部並びに景山部長において知つていたこと、同部長並びに山下係長は昭光丸、天神丸事件
○三輪政府委員 天神丸事件につきましては、お話のように、三十四年の五月のころでございます。これがやはり北鮮に行くものと計画したようでございますけれども、二カ月ほどいろいろ手続をやったようでしたが、うまくいかずに、そのことは進まずに失敗に終わったようでございます。
昭和三十三年に昭光丸事件が起こり、三十四年天神丸事件が起こりました。数次にわたって密航企図をやっておった、この渡邊はお調べになりましたか。また資金源までお調べになりましたかどうか。
この昭光丸事件は、昭和三十三年七月のことですが、その次に、今度は昭和三十四年五月になりまして、天神丸事件というのが起こった。やはりこの渡邊清茂が関係いたしまして、同じようなことで、国策のために北朝鮮に漁業協定に行くんだと称し、この洲崎に船の用意を頼んだので、洲崎は船を用意いたしまして出航準備をいたしましたが、資金のやりくりの手違いから出航が取りやめになった。