1964-04-24 第46回国会 参議院 決算委員会 第8号
昔は大雨が降りそうだというので橋の橋台を切り飛ばして天狗橋事件を起こしたこともございますが、だんだん世の中も落ちついてまいりまして、現在批難されておりますものは、裏込めを三十センチでいいというようなものを四十センチにしたというような、非常に技術的なものでございます。
昔は大雨が降りそうだというので橋の橋台を切り飛ばして天狗橋事件を起こしたこともございますが、だんだん世の中も落ちついてまいりまして、現在批難されておりますものは、裏込めを三十センチでいいというようなものを四十センチにしたというような、非常に技術的なものでございます。
特によく新聞等でも騒がれるし、国会でもしばしば話題に上るのは、単に平衡交付金にしましても、或いは公共事業費の配分等の問題にいたしましても、曾つての天狗橋事件のような工合で、わざわざ橋を落して、そうして災害復旧どころか、これですつかり新しい橋にする、こういうようなことが発見された場合に、要するに懲罰とでもいいますか、そういうような意味で、誰に、又どの機関に責任を負わせるかは別として、責任を負わせて、あとの
たとえば有名な天狗橋事件等のようなものがあつて、橋が全部こわれておらないものを、全部こわさないと改築の対象にならないというので、無理に人為をもつてこわした違反行為が行われておるのであります。
いろいろな、天狗橋事件というようなのは極端な例ですけれども、その他にもたくさんあると思うのです。幸い私今度建設委員になりましたから、具体的にそういうものを研究してみたいと思うのです。公共事業費を効率的に使わなければ、非常に金額が大きいのですから、これはまあ非常に問題であると思うのです。私は今後においてもこの九州の災害復旧においても相当の金が要ると思うのです。相当の財政資金が要ります。
○三池政府委員 天狗橋事件が、今お話に出て来ましたが、こういう問題は、まことに不祥きわまる事件でありまして、こういうことが再び起らないように、建設省としては十分な注意をして行かなければならぬ問題であります。
○明禮委員 この本年度予算で、たとえば河川で言いますれば、直轄でダムをやるというような問題はあまりないと思うのでありますが、県の補助でやるというような場合に、その補助費の問題については、いろいろな面から研究されておるのでありましようけれども、これはダムだけでなく、道路のようなものでも同じで、よく聞くのですが天狗橋事件みたいなものがないとはいえない。
そのために先年の天狗橋事件というふうなものなどもございました。これは監査機関といいますか、監察制度といいますか、公共事業費をこれだけ厖大に使います以上、何か本来の目的のために効率的使用ができますような道がなければならぬと考える。これは大蔵大臣どうおぼしめしでありますか、この点を伺いたい。
世に有名になりました天狗橋事件は九牛の一毛にしか過ぎないのであります。
(拍手) 只今衆議院の行政監察特別委員会等で調査をいたしております公共事業費関係の天狗橋事件、佐賀県土木部事件、東北地方建設局事件等々は一応除外するといたしましても、最近起りました事件の中から目ぼしいものだけを拾つて見ても、次のようなものがあるのであります。第十国会で指摘しておきましたところの海上保安庁の汚職事件は、山崎運輸大臣から善処方の御答弁がございましたが、その後如何に善処されたのか。
第三に、佐賀県土木部事件、石川県の天狗橋事件などをモデル・ケースとしている公共事業費のかすめ取りであります。公共事業関係の腐敗ぶりは全く話すのも恥かしいほどであつて、架室工事をでつち上げ、丈夫な橋をわざとこわしたりして、不正の金をひねり出しているものでありまして、全国の公共事業は殆んどこのような不正を抱えているのであります。
○説明員(目黒清雄君) 天狗橋事件は非常に有名なので或いは御承知かと思いますが、実は、天狗橋事件は国の補助をいたしておらないのであります。でありまするから、恐らく国で取上げて国費を出したという問題は起らないと考えておつたのですが、たまたま取上げられておつたという結果で、非常に何かその辺の誤解があるようであります。
これが物価補正されてない点については非常に疑問なんですが、議論になりますからやめますが、財源がない、ないというお話ですが、これは衆議院でもいろいろ今例えば天狗橋事件を調査しておるようですが、この公共事業費の使い方についてああいう問題が起つているのですから、当然これは調査されたと思うのですが、我々は何県のどこのことをどうだということについては重要でありますけれども、そう大して社会的興味を我々は持つわけじやないのですが
○石破証人 私、去年の八月外部から赴任したものでありまして、それまでの間まつたく、公共事業費その他につきましてはあまり関心を持つておりませんのでございましたし、なお監察官に任命された後におきましても、去る九月ごろまでの間は、府県の事業につきましてはあまりタツチしておりませんので特別の関心を拂つておりませんでございましたが、天狗橋事件につきましては、新聞記事によりその他うわさ話程度は聞いておりますが…
○篠田委員長 証人は、天狗橋事件のごとき災害復旧に便乗して国の補助金を不正に獲得しようとしたような事実を知つておられますか。
○島田委員長代理 天狗橋事件の捜査の経過と本件に関する処分を要綱だけひとつ述べてください。
今回も天狗橋事件につきましては、当該官がどういう態度をもつて臨みますか実は担当ではございませんので、詳しく存じておらないのでございますが、安本の監督全体といたしますと、従来ともそういつた調整上の問題としまして現実に若干監査の結果を反映いたし、場合によつては認証変更、認証の取消し、あるいは各所に箇所別の詳細な警告を発しております。
第一に私は天狗橋事件の真相を当局は調査したかどうかとお聞きしたのであります。調査したとすればどういう真相であるかということをここで御証明願いたい。 第二点はこのことが立証しておるように、災害便乘予算があるということがこれではつきりしたわけであります。まさか次長さんといえども、そういうものはないとおつしやらないだろう。
そこで当委員会といたしましては、ただいまの建設省当局の御説明では、何か天狗橋事件の真相というものについては何ら御答弁がないようでございますので、委員会の責任におきまして、この問題を、土木部長を呼ぶなり、こちらから委員が参るなりいたしまして、やはりこの問題の真相を究明すると同時に、災害便乘の根本対策をはかることが必要である。将来こういう不正事件を防止することをやはりやるべきだと思うのであります。