2012-11-07 第181回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
また、我が国は、世界に誇る省エネルギーや火力発電の技術がございますが、日本近海には我が国の天然ガス需要の百年分以上を賄えるとされるメタンハイドレートの埋蔵が確認をされております。これに対する技術革新、我が国が持てる技術や資源をフル活用して、早期の脱原発社会を可能とするための環境整備に向けた政策を加速度的に進めていく必要性があると考えますが、政府の御見解をお聞かせいただきたいと思います。
また、我が国は、世界に誇る省エネルギーや火力発電の技術がございますが、日本近海には我が国の天然ガス需要の百年分以上を賄えるとされるメタンハイドレートの埋蔵が確認をされております。これに対する技術革新、我が国が持てる技術や資源をフル活用して、早期の脱原発社会を可能とするための環境整備に向けた政策を加速度的に進めていく必要性があると考えますが、政府の御見解をお聞かせいただきたいと思います。
こういう状況を踏まえまして、当省といたしましては、これまでも次のような取り組みを通じまして天然ガス需要の拡大を図っております。 産業用ボイラー等の燃料の石炭や石油などから天然ガスへの転換の促進、産業分野への天然ガスコージェネレーション設備の導入の促進、これらはいずれも補助金によりましてその促進を図っております。
○小平政府参考人 天然ガスの需要見通しでございますけれども、国際エネルギー機関の世界エネルギー展望二〇〇四というものがございますが、これによりますと、二〇〇二年の世界の天然ガス需要が二兆六千二百二十億立方メートル、LNGに換算いたしまして十九億トンでございますけれども、二〇二〇年には四兆一千四十億立方メートル、LNGに換算いたしまして二十九億トンに増加をするというふうに予想されております。
まず、中国につきましては、今後の中国におきます天然ガス需要の増大を見通しまして、中国の西部のタリム盆地というところがございますけれども、そこから上海近郊までを結びますいわゆる西気東輸パイプラインという計画がございまして、それにつきまして一部着手されるなど、幾つかのパイプライン敷設計画が存在をしております。
石油産業は、石油の副産物である天然ガス需要が増えること、石油に代わる液体燃料の開発が難しいこと、また石油の可採年数が四十年余りであることから、必ずしもルーザーだとは言い切れません。 同一業界内で、ウイナーカンパニーとルーザーカンパニーとに分かたれることもまた避け難いと言えます。
我が国におきます天然ガス需要の四分の三は電力用でありまして、残りの四分の一が都市ガス用でありますが、都市ガス事業はガスの最終需要家に天然ガスを供給するものでありまして、我が国において天然ガスを一層本格的に導入する上で都市ガス事業の天然ガス化を推進することは極めて重要であると認識をいたしております。
○川田政府委員 天然ガスは、御高承のとおり、供給安定性あるいは環境面への対応などの面で優位性を持つエネルギーでございますが、今後そういった天然ガス需要の増大に対応して、一層本格的な導入のたかには、天然ガスの供給基盤を整備して、最近顕著になっておりますLNG基地の立地制約の克服、天然ガスの地域間の需給ギャップの解消を図って、天然ガス選択の需要に対応していくことが必要でございます。
一つは、三大都市圏内での天然ガス需要の一層の組織化という問題でございまして、現在大都市圏の中での業務用、工業用需要家向けの需要が大変ふえておりまして、これらの需要を合理的なパイプラインで結びまして、合理的な形で天然ガスを供給するということで、エネルギーの効率化と同時に環境問題に対する効果をねらうべくいろいろ対策を考えておるわけでございます。
しかし石油価格の急上昇に伴いまして、ソ連から東欧に供給される石油の価格も引き上げられまして、現実にはソ連、東欧圏では、ソ連の石油ないし天然ガスが東欧の石油、天然ガス需要のほとんどを占めております。したがいまして、こうしたソ連の石油等の価格値上りは、当然東欧諸国への国際収支面あるいは価格面でのタイトな圧迫要因となっていると思います。
そこで、いま内藤先生もおっしゃいましたように、私どもは国内資源の有効活用、地域経済の振興というふうな観点で、国内の石油、天然ガス開発を重視しておりますけれども、片方にやはりこれらの事業は経済的な合理性というものを持たなければならぬわけでございまして、御承知のように海外での探鉱ということを心がけていきませんと、増大する原油需要あるいは天然ガス需要について自主的な手配というものがまだ遠い目標になっておるという