2008-05-27 第169回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
千葉の事件、兵庫の事件のギョーザは、中国の天津新港から出荷された後、完全に別のルートを経由しておりまして、日本国内での接点はありません。また、その中に含有されていたメタミドホスにつきましては、不純物が混在しておりまして、日本で入手できる純度の高いメタミドホスとは異なっておりますし、また日本ではメタミドホスが農薬として一般には流通していないということも判明いたしました。
千葉の事件、兵庫の事件のギョーザは、中国の天津新港から出荷された後、完全に別のルートを経由しておりまして、日本国内での接点はありません。また、その中に含有されていたメタミドホスにつきましては、不純物が混在しておりまして、日本で入手できる純度の高いメタミドホスとは異なっておりますし、また日本ではメタミドホスが農薬として一般には流通していないということも判明いたしました。
それから三点目に、千葉と兵庫という全然別々の地域でこの健康被害が生じたわけでございますが、この二つの事案のギョーザは中国の天津新港を出て以降、一度も日本国内でその流通経路が交わる部分がございません。
それから、流通ルートを解明いたしました結果、中国の天津新港を出て以降、兵庫の品物、それから千葉県での品物、これは日本国内では全くその流通ルートに接点がございません。
私もこの間、七月、天津新港も見てまいりまして、意欲的なそうしたインフラ整備をかいま見ております。これは、まだ統計はなかなかないでしょうけれども、日本海を通って米国に行く、そうした物流が非常にふえているという話も聞く中で、日本の港の整備が、釜山などに比べてあるいは天津新港などに比べて非常におくれている、劣っている。
そのときの体験から申しまして、中国の場合、北京から天津新港、塘沽に世銀の金を使って高速道路をつくっております。そして最初ジョイントで現地の中国の建設会社と日本の道路舗装会社とが入札して、そういうものを受注いたしますとどういうことが起こるかと申しますと、現地の人たちはその技術を全部私らに移転してくれと、そしてそういう直接投資的でなくて、資本的にお金でいろいろ私らを援助してくれと。
今後、一つの日中間の建設省としてのテーマというものが生まれてきたわけでございまして、特に天津と北京間というのは、これも御承知だと思いますが、塘沽に今天津新港という新しいコンテナ埠頭をつくっております。
現在、中国の開港は、昨年年央現在におきまして、大連、秦皇島、天津、新港、塘沽、煙台、青島、それから連雲港、上海、温州、福州、厦門、汕頭、広東、黄埔、湛江、北海、海口、八所、以上十九港でございます。