2016-12-06 第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第13号
それはなぜかといいますと、この中国産毒ギョーザ事件というのは、天洋食品といういわゆる中国の企業が作ったものなんですけれども、実はこのギョーザ、四十個で三百八十円という非常に廉価なものなんです。一個十円しないんですね。ミートホープ社というのはやはり同じ取引先であります。親会社、同じ取引先なんですね。
それはなぜかといいますと、この中国産毒ギョーザ事件というのは、天洋食品といういわゆる中国の企業が作ったものなんですけれども、実はこのギョーザ、四十個で三百八十円という非常に廉価なものなんです。一個十円しないんですね。ミートホープ社というのはやはり同じ取引先であります。親会社、同じ取引先なんですね。
あのときコーヒー豆の問題なんかもやったことがあるんですが、今回、輸入ギョーザ問題で、天洋食品の毒物ギョーザ問題は犯人逮捕で一応の解決みたいな感じがしますが、実は、ここには、日本の大商社や食品輸入企業の問題が国内問題としてあると思うんです。
やはり、開発輸入方式で、海外の食品加工工場でつくって冷凍して運んできて、チェーン店で加熱するだけというやり方、結局このやり方というのは、天洋食品のような事例を生み出す素地がたくさん今国内に生まれていると思うんですよ。これでは国民の食生活、消費生活、その健康や安全を守れないと思うんですね。
この度、いずれの事案でも日本での農薬登録のない殺虫剤が検出されて、原因食品は中国河北省天洋食品工場にて製造されたということで、中国側の公安を含む関係者が事件の真相究明を図ってきました。 先月二十六日、中国側よりギョーザ事件の被疑者逮捕に関して通報があり、これについては外務省、警察、そして消費者庁に対しても警察、外務省を通じても連絡がありました。
そして、この後、製造元の河北省の天洋食品が保管、管理していた、回収、管理していたはずのこの冷凍ギョーザが、去年の四月—六月ごろに、同じ河北省の鉄鋼メーカーに横流しといいますか、そしてそれを食べた従業員、家族の中から下痢、嘔吐等の被害者が出ていたということが、マスコミ報道で私も知りました。
八月六日に中国外務省報道官談話を発表、製造元の天洋食品が事件後に回収したギョーザが中国国内で流通し、六月中旬、有機燐系殺虫剤メタミドホスによる被害が出ていたことを初めて公式に認めた、中国政府はこれを極めて重視し、公安部門が全力で捜査中と。今までは中国国内に問題はないとされていたところを変えたわけですよ。 当然、日本側は前から、日本の流通過程で混入の疑いはないと。
この天洋食品のギョーザ事件については、それはそれとして、私がそれ以上に気になっておりますのは、それ以外の中国産の冷凍食品についての例の残留農薬の問題でございまして、ある意味でまさにこれからの日中間の戦略的な互恵関係という観点からいえば、こちらも見過ごすことができない問題ではないかなという気がしております。
本来であれば冷静に科学的知見にのっとって、これまでだって、国際礼譲で外務省を通じて任意で、例えば天洋食品でしたか、工場を見に行くことだってできるわけですから、いろいろなやり方もあるだろう、そういうようなことも申し上げましたけれども、これがそうした政治案件のような形で格上げされてしまうと、こうした日中間にまたがることが、一つ一つ丁寧にとさっき外相はおっしゃいましたけれども、何か事が大きくなっていってしまわないように
○神風委員 これは現在、天洋食品あるいはそれ以外の、山東仁木食品というんでしょうか、ニッキーフーズ関連の企業、今どういう営業状態なんでしょうか。
今回の事案を受けまして、文部科学省といたしましては、この食品の製造業者でございます中国天洋食品製造の食品について、昨年十一月から本年一月までの三か月間に学校給食における使用状況、そして、当該食品に起因したと疑われる健康被害の発生の有無ということにつきましては緊急に調査を実施をいたしました。
特に、現在問題になっていますこの天洋食品、中国の企業ですね、この天洋食品からの輸入品で、学校給食に使用されているものはどういう状況になっているのかというのをお調べになられましたでしょうか。
そうなってくると、国内で、じゃ、どういうふうに安全を確保するかということが問われているにもかかわらず、私がいまだに納得ができないのは、中国の天洋食品の冷凍ギョーザの問題も含め、その後も幾つか出てきましたね、さまざまな農薬の混入の問題が言われている中で、なぜ厚生労働省が回収命令を食品衛生法に基づいて出さないのか、ここが私は納得ができません。
しかし、自主回収をお願いしたのは、天洋食品から来た全部について回収してくださいと。これは回収命令の範囲を超えるんです。 そして、その結果として、消費者も、テレビや新聞の御協力で、どういう商品が困ったものだということがわかっている。それから、スーパーも一生懸命回収してもらった。そして、逐一報告を受けていますので、今のところ漏れているという報告は上がっておりません。
まず、天洋食品製造の冷凍食品の薬物中毒事案についての原因解明というのは、現在どういう状況にあるのか、どこまで進んでいるのか。また、最近、天洋食品以外に、相当、中国産の冷凍食品のしめさばであるとか肉まんであるとか、あるいはロールソースカツからも残留農薬が検出をされたという報道があるわけですが、これらの事案についての原因解明はどういう状況にあるのか。
○神風委員 天洋食品ではHACCPの認証を取得していると聞いているわけですが、まず、これが事実であるのかどうか。 あと、それ以外の、天洋食品以外の製造工場がありますね、しめさばであるとか肉まんであるとかロールソースカツ。こういったほかの工場ではHACCPというのは取得をされているんでしょうか。
○笠委員 でも、大臣、やはりこれは絶対でなければならないわけで、天洋食品のギョーザであるということが特定できれば回収命令というものはいつでも出すことが、もう大臣の本当に一存、決断で出すことができるので、これは本当にしっかりとやっていただきたいと思います。
そうすると、天洋食品から来ているものは全部じゃなくて、例えばギョーザである、今原因究明というのは、それがわかりません。そうしますと、単なるおそれがある可能性ではなくて、極めて高い蓋然性がなければこれは網をかけられないという指摘があるんです。したがって、それじゃ、私は、とにかく疑わしきものはすべて上げなさいということですから、とにかく天洋食品から一切輸入をやめてくれ、こういう自粛要請をしました。
そして工場長は、これは十五日ですか、会見をして、むしろ、天洋食品のこの工場ですね、こちらが被害者なんですということまで言い出している。 これは、わざわざ日本が調査団まで出して、これだけ国民が不安に感じている中で、この見解で日本はいいんですか。
まず確認をしますが、天洋食品のこの冷凍食品については、これは危ないので食べないでください、食べないでくださいと舛添大臣はあちこちで発言をされていますし、それこそ、学校給食なんかにも出さないように文科省も挙げてやっていますが、廃棄命令は出していますか、出していませんか。
天洋食品とは書いていないですよ。今もこの日本の国内の販売店において、冷凍食品ですから、並んでいる可能性がないと断言できますか。この法律があってそれが機能しない、これは一体どういうことですか。 大臣、ないと断言できるかどうか、御答弁いただきたいと思います。
それで、もう一つ、中国のギョーザの問題をちょっと質問させていただきますけれども、今回、天洋食品の製品の届け出件数が八百二十三件。冷凍食品の平成十九年度の輸入件数が二十二万件で、そのうちの十四万件が中国から来ていますね。六三%あります。平成十九年度の輸入食品の総額は六兆円で、そのうちの九千二百億は中国から来ていますね。農林水産物の輸入金額は八兆円、これもどんどん伸びてきていますね。
また、翌四日の夜には我が方調査団が北京に入りまして、今日、検疫当局幹部との会合に引き続いて、現地の状況把握及び情報収集のため、河北省に移動して天洋食品工業の視察等を行う予定であると聞いております。 農薬汚染の経路の特定など、本件の捜査に関連して日中の捜査当局間で捜査協力が行われることとなれば、外務省としても速やかに外交ルートを通じて必要な協力を行う予定でございます。
これは、ジェイティフーズが中国の天洋食品工場からの輸入したものでございまして、関係自治体、警察関係の調査の結果この物質が検出されたということでございまして、本件を受けまして、三十日に当該食品についての関係自治体及び関係事業者による消費者への注意喚起、販売の中止、回収等の措置がとられ、私からもテレビを通じまして国民の皆さんに、絶対にこれを口にしない、そして、例えば飲食店、レストラン、こういうところに対