1982-07-07 第96回国会 衆議院 決算委員会 第6号
水不足は大体天水田あるいはため池がかりのたんぼ、中小河川がかりのたんぼで出ておるわけでございますが、九州農政局の取りまとめによりますと、これは七月五日現在でございますけれども、このまま雨が降らなければ田植えができないところが千三百ヘクタールぐらいは出るのではないかというふうに見ております。これは九州の水稲作付面積の約〇・五%ぐらいに当たるものでございます。
水不足は大体天水田あるいはため池がかりのたんぼ、中小河川がかりのたんぼで出ておるわけでございますが、九州農政局の取りまとめによりますと、これは七月五日現在でございますけれども、このまま雨が降らなければ田植えができないところが千三百ヘクタールぐらいは出るのではないかというふうに見ております。これは九州の水稲作付面積の約〇・五%ぐらいに当たるものでございます。
まあ今回の干ばつの経験等に徴しまして、今後ともかんがい施設の整備というものを推進してまいりたいと考えておるわけでございまして、特に今回の災害等もちろん一部には例外もあるわけでございますが、非常にやはり天水田とあるいは谷地田等が非常に被害を受けておるというようなこともあるわけでございますので、できる限り用水確保のためのかんがい排水事業の推進につとめてまいりたい、かように考えております。
○太田説明員 先生御指摘のとおり、今回の干ばつの被害を見てまいりますと、まさにおっしゃられたとおりの天水田、山つき地帯の、谷津田と申しますか、そういったところが被害を受けておるようでございます。
○水野委員 補足なんですが、先ほど申し上げたように、谷津田というような水田、いわゆる天水田自身が、戦後いわゆる農地解放、山林解放をやらして、無理に水田をつくったようなところがあるわけであります。それ自身で水に困っておるというような例が非常に多い。これは農林省だけでなく、大蔵省も、その他の関係の官庁も真剣に考えてもらいたい。私は、これは日本の国にとって非常に重要な問題であると思う。
そのうち、いま先生が御指摘になりましたように、どうしようもないものがあるだろう、これは先ほどのお話にも出ましたような天水田等がそのおもなものになるわけでございますが、われわれは、いま申し上げました十六万九千ヘクタールのうち、応急対策工事をさらに強化するとか、あるいは隣接地区から苗を補給する、あるいは苗しろの再仕立てをする、今後こういった対策を講ずることによって、約十二万三千ヘクタールは救済可能になる
それらの対策で、現在までの見通しでは、十五万八千ヘクタールという被害の面積のうち、十一万四千ヘクタールほどは、ほぼそれらの応急対策で何とかカバーできるという見当でございますが、約四万ヘクタール程度のものは、いわゆる天水田でございますので、天候に全く左右されまして、何らの水源措置がございませんから、やはり今後雨が降ることに期待をする以外にないという状況になっております。
水源別の面積、つまり、かんがい面積がいかなる水源によってまかなわれているかという割合の調査で申し上げますと、三割と申しましたのが逆でありまして、ため池、地下水、渓流、天水田によるものが三割でありまして、河川、湖沼から水を水源として受けるものが七割、七〇・六%ということに三十年の調査で相なっております。
キビ作対策でございますけれども、それは反収を上げるということももちろん——現在十アール当たり大体六トン二百くらいでございますが、これをいろいろな施策のかみ合わせによりまして四十三年度においては反収十トンに引き上げていきたい、キビ作面積も、開畑あるいは天水田、湿田、そういったたんぼの転換等によりまして付作面積を七千ヘクタールにもっていきたい、そういった態勢ができ上がったならば、やはり貿易自由化というものにある
この半分にぴしゃっと切って売った方の側に、天水田のたんぼが三町とか五町とかあるとします。そして今度は、新しく鉱業権者を指定した方の炭鉱が稼働を始めるわけです。そうすると、脱水陥落が起こってくるわけです。天水田ですから、これは灌漑の方法がないわけです。一体この灌漑をだれが責任を持ってやるのかという問題が起こってくるわけです。事業団は、これは私の買い上げたところだけれども、私は知らない、こうなる。
そこで農地の復旧をやる場合に、天水田あるいは湧水田というものがたくさんあるわけです。そうしますとAという炭鉱が、今まではその天水田なり湧水田の補償をしておった。この炭鉱がやめれば当然天水田、湧水田の補償は、水が復帰して要らなくなる、こういう基本的な考え方に立ってやめてしまったわけです。そうしていよいよ買収にかけたところが、その湧水田の水が出ないのですね。
天水田を設けた以上はある。だから、それから水を引けばいい。天水田のようなところは、これは水田の下にはないんだから。あるいは低い土地だから、ほかの方から水を取るという設備も特殊なところには要りましょうが、大体その水田にみぞを幾条か掘って、これは簡単なんです、くわでちょいちょい掘っていけば。
大体私どもが各県回って見るのに、とにかく土地改良の灌漑設備をやった所は、今年は全く、天水田今まで資本を入れなかった土地と、非常に明らかな効果を来たしているのに、それはまあ当然であろうと思う。こういうようなことで、今までじっとしておった農民が、こぞって、どうしてもこれはため池を作らねばならぬ、あるいは灌漑ポンプを設置せねばならぬというような意欲が、急激に勃興してきている。
第五に、他部門の水利事業と関連して実施いたします農業水利事業、なお利根川本川において計画中の矢木沢貯水池のほか、建設省において調査計画中の洪水調節用の堰堤、その他他部門の水利事業の進行に伴って利用可能となる流水を使いまして北埼玉地方の八千町歩の田畑輪換及び中仙道地帯の天水田千八百町歩の用水補給並びに千四百町歩の畑地灌漑を考えておるわけであります。