1954-03-25 第19回国会 衆議院 内閣委員会郵政委員会電気通信委員会連合審査会 第1号
ただ先ほど申し上げました通り、われわれといたしまして、この非常勤賃金の人間をできるだけ定員に組みかえるべく従来も努力して参つたのでありますが、その増員が思うように参らなかつたというのが実情でございます、またこういうような長欠者があるにもかかわらず、六千何名の減員をするということはどうかということでございますが、決してこれは私どもといたしまして天引制などいたしたことではないのであります。
ただ先ほど申し上げました通り、われわれといたしまして、この非常勤賃金の人間をできるだけ定員に組みかえるべく従来も努力して参つたのでありますが、その増員が思うように参らなかつたというのが実情でございます、またこういうような長欠者があるにもかかわらず、六千何名の減員をするということはどうかということでございますが、決してこれは私どもといたしまして天引制などいたしたことではないのであります。
抵当物件がなければ絶対に金を貸さぬ、保証せぬということでは金融機関と同じなんですから、その人々の状況に応じて、漁船保険に加入してもらうとか、あるいは水揚高の天引制とか、あるいは指図禁止の小切手でひもつきの融資をするとかというテクニツクを使つて、現実に合うようにしたいと考えております。
ただ同時に、今おつしやいましたように、天引制のようにすべて各省を五部なり四部なりに整理してしまうという方法から、実情を無視して今言つたような重要な部局を制限するというようなことになりますと、これまた何のために行政機構の改革をやるかという本来の目的の方が忘れられてしまう。制度とか組織とかいうものは、私から考えますとあくまで手段であります。本来その目的としておる行政が最も効果的に行われるのが望ましい。