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48件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2017-04-13 第193回国会 参議院 内閣委員会 第4号

つまり、天皇への忠誠と親に対する孝行は一体のものであるという考え方がまず述べられて、皇室中心主義国家主義にのっとってこれを軍国主義に利用するというところが、下の方にあります、六行目ですね、「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮皇運扶翼スヘシ」と、ここが私はこの教育勅語の一番言わんとするところであるというふうに思いますけれども。  

神本美恵子

2017-04-04 第193回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号

とか「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ、以テ天壌無窮皇運扶翼スヘシ。」つまり、憲法教育基本法とは到底両立し得ない内容が残るだけであります。このような教育勅語は、批判的に取り扱う以外に憲法教育基本法に反しない使い方は決して存在しないということを指摘しておきたいと思います。  もう一度資料一を見ていただきたい。  

宮本岳志

2017-04-04 第193回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号

ここで、ちょっと麻生大臣にお聞きするんですが、大臣は、かつて外務大臣時代、二〇〇六年五月二十六日の教育基本法に関する特別委員会で、「「以テ天壌無窮皇運扶翼スヘシ」というところが一番ひっかかる」と述べ、皇運と書いてあるから非常に問題があるのではないかという指摘は当たっていると答弁をされております。資料二に、きょうは議事録もつけておきました。  

宮本岳志

2017-03-21 第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号

教育勅語には親孝行とか兄弟仲よくするなど、自然に見えることも徳目として並べておりますけれども、それらを全て天皇への命懸けの忠義に結び付けたのが特徴でありまして、その結論は、「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮皇運扶翼スヘシ」と。つまり、重大事態があれば天皇のために命を投げ出せと、こういうことを子供たちに徹底して教え込むものでありました。  

井上哲士

2017-03-16 第193回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号

だから、そこに特徴があるわけじゃなくて、この十二番、「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ、以テ天壌無窮皇運扶翼スヘシ。」ここがやはり一番のポイントで、そこで、わざわざ御真影とともに奉安殿に保管して、生徒が暗唱する、こういうことになったわけですよ。そう思いませんか。  このことをどう受けとめられますか、そういう扱いをされたということについて。

横路孝弘

2017-03-09 第193回国会 参議院 文教科学委員会 第3号

「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮皇運扶翼スヘシ」。つまり、重大事態があれば天皇のために命を投げ出すというところにつながっていると、これが教育勅語の核なわけです。戦前教育は、この教育勅語子供たちに徹底的に教え込むことで戦場に送り出していくようなことになっていたと。  ましてや、この教育勅語天皇を主語としていて、「朕惟フニ」から始まっていて、国民を「我カ臣民」と呼んでいると。

吉良よし子

2017-03-08 第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号

それが、徳目として挙げている、教育勅語徳目十二項挙げているというふうに言われておりますけれども、十二項め、「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ、以テ天壌無窮皇運扶翼スヘシ。」これはさすがにドラえもんやサザエさんでは学べないですよね、教育勅語しか学べない。  この内容普遍性があるというふうに大臣はお考えですか。

吉川元

2014-04-25 第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号

親孝行の孝というのも、実は、忠という、国や天皇に対する忠誠一体のものであるということが語られていますし、「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ、以テ天壌無窮皇運扶翼スヘシ。」というものに全てが係っていって、いざというときに全てをなげうっていけるように、日ごろから夫婦は仲よく、友達とも関係をきちっと努めておけという文脈になっているわけです。  

宮本岳志

2006-05-26 第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第4号

「爾臣民父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ恭倹己レヲ持シ博愛衆ニ及ホシ学修メ業習ヒ以テ智能啓発シ徳器成就シテ公益ヲ広メ世務開キニ国憲ヲ重シ国法ニ遵ヒ一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮ノ」ここまではいいんだと思うんですが、「天壌無窮皇運」と書いてあるんです。

麻生太郎

2004-02-05 第159回国会 衆議院 憲法調査会最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会 第1号

また、臣民の義務とされた学校教育におきましても、その指導理念たる教育勅語は、なんじ「臣民克ク忠ニ克ク孝ニ」と天皇に対する忠義を強調するとともに、「父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ」云々という徳行、そういうものを通じて「以テ天壌無窮皇運扶翼スヘシ」として、天皇に役立つ人間になることを教え込んだと言えます。また、天皇をたたえる歌である君が代を通して、天皇による国民の統合を図ったのでございます。  

横田耕一

2003-04-03 第156回国会 衆議院 憲法調査会最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会 第3号

これは、ユダヤ教やイスラム教は聖典を最高法規としておりますからその例であるし、戦前の日本において、天照大神がニニギの命に与えた天壌無窮神勅というものがあり、そして、天壌無窮と言うぐらいですから、永遠に変えてはいけない国体というものがあるということで言われていた。こうした宗教的な超硬性憲法論、つまり、絶対に変えてはいけない憲法という思想がこういうものであるわけですね。  

長尾龍一

2000-05-31 第147回国会 参議院 本会議 第30号

その天皇の大権として発せられた教育勅語は、天壌無窮皇運を扶翼すべく臣民に与えられたものなのであります。  したがって、教育勅語根本理念主権在君、神話的国体観に基づいているという事実は、明らかに基本的人権を損ない、かつ国際的信義に対して疑念を残すもととなるとして、衆参両院の本会議決議教育勅語は廃止となったのであります。  

本岡昭次

2000-05-22 第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号

義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮皇運扶翼スヘシ」と書いてありまして、必ずしも、そういう民という概念とは違う形で使われているものですから、私が、森総理教育勅語に対するある種の思い入れのような発言と共通しているのかなとお尋ねしたら、今、公とは民だと言われたから、それなら我が党の考え方と共通だ、このように申し上げておきます。  

菅直人

1999-08-02 第145回国会 参議院 国旗及び国歌に関する特別委員会 第4号

それはもうみんながそうだからそう解釈しなさいと言われれば、ああそうかなと言わざるを得ないんだけれども、心の中にあるのは、一たん緩急あれば義勇公に奉じ、本当に天壌無窮皇恩に報いるんです。天皇陛下の恩に報いるために命を捨てて戦います、天皇の命令があればいかなるところにも行きますと、こういう中で歌った天皇陛下万歳の歌が君が代だった。

山本正和

1999-07-16 第145回国会 衆議院 内閣委員会 第12号

事実、大山巌も、英国国歌にゴッド・セーブ・ザ・キングという歌がある、我が国の国歌としては、よろしく宝祚の隆昌、天壌無窮ならんことを祈り奉れる歌を選ぶべきであるというふうに言いまして君が代を推薦したとみずから語っております。  ただ、この歌詞に対して英国人のフェントンのつけた曲は、評判よろしきを得ず、数年後に廃止されてしまいました。

所功

1999-07-08 第145回国会 衆議院 内閣委員会公聴会 第1号

宮沢俊義氏自身が今のことに関連して、もし「公務員に対して、共産主義を否認すること、または、天皇制天壌無窮を信ずることを宣誓させることなどは、」「憲法に反する。」と。  もちろん先生はそのようなことをなさろうと思っていないと思うけれども、公務員の宣誓というのは、全体の奉仕者として公正であること、そして恣意的でなく、良心に従い、真理に従うこと、そこから静かな少数者としての行動が当然出てくる。

児玉健次