そこで私は、いま運輸省の説明のありました「国鉄再建問題懇談会における意見の概要(二次案)」というものと、それからいま国鉄の天坂常務から説明のありました監査委員会の報告書の要旨、あるいはまた、いま報告のありました諮問委員会などで国鉄の再建問題について具体的な提案がなされているわけでありますが、この点について運輸大臣は一体どういうようにこれらの意見を受けとめる気持ちがあるのか、また再建案について具体的にこれらの
青木薪次
○小委員長(黒住忠行君) 日本国有鉄道天坂常務理事。
黒住忠行
○久保(三)委員 鉄監局長もそこにおられるから、ただ時間がないのでありますが、いまの天坂常務のお話はぜひ単年度で処理できるようなものにしてほしい。
それから、計画は十カ年計画なんというものじゃなくてもう少し短期にしてほしいというようなことがやや具体的であって、はっきり言って、あとはお話としてはさっぱりわからない。
久保三郎
ついては、具体的に予算編成期に入っており、予算の要求を具体的にする時期に来ておるが、国鉄はどういう方法で再建をさせてもらうという考えでいるのか、それを天坂常務理事からお答えいただきたい。
本来は総裁からお答えをいただくのですが、専門家でないようだから、あなたを最高責任者としてきょうはお答えをいただくのだから、はっきりお答えをいただきたいと思います。
久保三郎
ただいやみを言っているわけではありませんが、いままであるいはきょうまでいろんな御意見なり資料もいただきましたが、あるいは新聞広告を含めて、いま天坂常務からも若干話がありましたが、輸送力のネックを解決できない、じゃこれからどうするのかという問題が一つもないのですね。一つもないと言ったら失札かもしれませんが、一つもないと言ってもいいくらい。
久保三郎
そういうことでございまして、今後は、天坂常務理事がお答え申し上げましたように、貨物の基礎的な輸送力を充実させるためにネック区間の側線の強化でございますとか、ヤードの設備あるいはまたターミナルの設備を充実してまいりたいと考えております。
伊江朝雄
○後藤(茂)政府委員 広告の問題につきましては、先ほど天坂常務理事が御説明したとおりでございます。
後藤茂也