2016-03-09 第190回国会 参議院 本会議 第11号
なお、足下の個人消費については、記録的な暖冬といった天候要因等を背景に力強さに欠けていますが、雇用・所得環境の改善が続く中で更に持ち直していくことが期待されます。 今後は、より力強い賃金上昇の実現を促すとともに、消費の底上げ効果が発現するよう、最低賃金の引上げを含め、各種政策にしっかりと取り組み、経済の好循環を回すことによってデフレ脱却を確かなものとしていきます。
なお、足下の個人消費については、記録的な暖冬といった天候要因等を背景に力強さに欠けていますが、雇用・所得環境の改善が続く中で更に持ち直していくことが期待されます。 今後は、より力強い賃金上昇の実現を促すとともに、消費の底上げ効果が発現するよう、最低賃金の引上げを含め、各種政策にしっかりと取り組み、経済の好循環を回すことによってデフレ脱却を確かなものとしていきます。
拡大テンポが緩やかになってきたというふうに申し上げているのは、雇用者所得の伸びの鈍化あるいは天候要因等を背景に、個人消費など家計部門の需要がひところに比べてやや低調になっているということが見て取れるためでございます。
しかしながら、まだまだ、天候要因等十分に今後の動向を注視していく、十分に留意していくという必要があると考えております。
なお、七月以降につきましては、先ほど申し上げました今後のアメリカあるいは欧州の作付の状況、天候要因等、まだ不確定な要素が多うございます。現時点でそういった見通しを申し上げることはなかなか困難でございます。そういった時点で諸般の状況を十分に見きわめながら、こうした両基金の安定的な運用に努めてまいりたいというふうに考えております。
したがいまして、そのような天候要因等によります一時的な要因というものを除いたときに「基調として安定した動き」である、こういうことで卸売物価と消費者物価の表現を区別しているところでございます。
なお、今後の生乳の需給についてでございますが、安定化に向かうものと考えられるわけですけれども、天候要因等の予測しがたい要因もございますので、需給状況を慎重に見守ってまいりたいと考えております。
それから、原油価格が全般的に低水準ではありますが強含みに推移いたしたということが二番目の原因でございまして、第三番目には、天候要因等によりまして生鮮食品が高くなった。この三つの理由によりまして見通しを上回ったわけでございますが、その中で二・七と一たん見まして、さらにそれが二・九%と高く振れました主たる原因は、これは生鮮食品が急騰したというところにあるわけでございます。
これは百貨店等の主力商品であります衣料品等の季節商品が天候要因等から不振であったというようなことも影響しておるかとは思いますけれども、もう少しバックにさかのぼって考えますと、昨年末の消費の伸び悩みであるとか、あるいは非消費支出の伸びが収入の伸びよりも高かったといったようなことから、可処分所得の伸び悩みというようなことも十分考えられることだと思います。