1993-02-26 第126回国会 衆議院 環境委員会 第4号
今の新しい天体物理学などからいけば、あるいは遠い将来にはもっと別の恒星なり、惑星にはもうないですが、恒星の中でこれはあるかもしれません。しかし、現時点ではまだそこまで行っておりませんね。
今の新しい天体物理学などからいけば、あるいは遠い将来にはもっと別の恒星なり、惑星にはもうないですが、恒星の中でこれはあるかもしれません。しかし、現時点ではまだそこまで行っておりませんね。
問題は、近代科学というものは、言うまでもなく、人工衛星なりロケットを打ち上げるとすれば、燃料についても、やはり学問、あるいは天体物理学とか地球物理学とか、よくわからぬが、そういうもの、あるいは摩擦熱を防ぐための材料工学、あるいは軌道計算のための電子計算機も要るでしょうし、そのほか、電子工学もうんと発達しなければならない、そういう総合された、しかも、基礎分野における深い検討の上に積み上げられた総合的な
宇宙の研究開発というようなものを総合的に進めようとすれば、これは私から申し上げるまでもなく、天体物理学なりあるいは宇宙医学なり、こうしたもろもろの問題が含まれてくるわけであります。これらが総合的に進められて、宇宙の研究開発というものが一歩々々確実に進められることは申し上げるまでもございません。
スプートニクが打ち上げられたといたしましても、やはり航空力学なり天体物理学なり電子工学なり金属材料に関する深い透徹した基礎研究の上に初めて一発の人工惑星が生まれた。
これは非常な仮定でありますが、理化学研究所ができた、そこで人工衛星を作ろう、こういうような計画がかりにあったとした場合、これは言うまでもなく天体物理学だ、電子光学だ、そら熱に耐える金属材料だと、各方面の研究の成果が人工衛星に集約されていく。そこへいくと、今度は基礎研究という問題が非常に問題になってくる。
○中村参考人 ただいまのお活ですが、湯川博士の基礎物理学研究所でこの問題を理論的に取り上げまして、去る四月後半に、二週間にわたりまして、物性物理学の方と天体物理学と核物理学と、三つの方面の専門家が寄りまして研究会を開いたわけであります。またそれから後には、そういう放電関係の実験の方あるいはこれに関係したいろいろな方々に願いまして、さらに基礎研究を続けよう、こういう段階になっております。