1948-05-22 第2回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第6号
○小幡政府委員 大隅開發のためにも、この路線につきましてはその必要性が認められるのでありまして、さきに第九十議會及び第一囘の國會にも請願がありました。また地元の鐵道局からの希望もありまして、御要望の御趣旨はよく存じております。
○小幡政府委員 大隅開發のためにも、この路線につきましてはその必要性が認められるのでありまして、さきに第九十議會及び第一囘の國會にも請願がありました。また地元の鐵道局からの希望もありまして、御要望の御趣旨はよく存じております。
こういう趣旨でおの大隅開發連盟の方から請願してまいつた次第であります。
ただいま政府におきましては、この大隅開發を日本の國土計畫の一つといたしまして、大きく取上げているような次第であります。なお鹿兒島縣におきましても、こういうような大きな大隅、熊毛總合開發計畫という白書を出しまして、縣廳の中に一課をば置きまして、縣民の總意によつて大隅、熊毛の總合開發をいたしまして、わが國の國土開發の一助にしたいといつて、非常な努力をしておるような次第であります。
今問題になつております北海道の開發は、私が今ここで申し上げる必要もないほど、きわめて緊急な開發を必要とすることは何人も異存のないところでありますが、それと同時に南方地域における將來の基點ともなるべき大隅開發も、これまた北海道の開發に劣らぬような重要性をもつておるのではないかと思います。
今後は生活の觀點から言いましても、漁業というものを盛んにしなければならぬのでありますから、ただいま國土計畫上、九州の一番南の大隅半島の大隅開發という問題が非常に大きな政治問題としてもち上つております。御承知の通りここは千古斧鉞を入れずというような大森林もあります。それから一群でもつて香川縣一縣と同じくらいの廣漠たる原野がございます。