1984-08-02 第101回国会 衆議院 農林水産委員会 第27号
しかし、これも不可能だ、こういうことで最終的に新大隅開発計画という名前のもとに中身が変わって、衣こそ一緒でありますが、中身が国家石油備蓄基地になってきたこともまた御承知のことと思います。
しかし、これも不可能だ、こういうことで最終的に新大隅開発計画という名前のもとに中身が変わって、衣こそ一緒でありますが、中身が国家石油備蓄基地になってきたこともまた御承知のことと思います。
しかしながら、御承知のとおり、なぜこういうような国備基地建設計画を中心にして、後ほど時間がありましたら私がまたその概況も説明しますけれども、一連の大隅開発計画というようなものなどが出てこなければならなかったのかという、そのいきさつと背景もお話し申し上げたいと思うのでございますが、とりわけ鹿児島県の中におきましても、この志布志の石油備蓄基地建設計画は、御承知のとおり鹿屋、垂水両市を中心にいたしまして二市十七町
鹿児島県は戦後、戦後と申し上げるよりも昭和四十二年ごろからここ十四、五年間、この問題に県政のエネルギーの何割かを注いできた、心血を注いでまいっておりますという、その大きなバックボーンには大隅開発計画があるということも、この機会にお互いに確認をしなければならないと思いますし、かつまた、その関連におきましても、あなた方の分野とはいえ、可能な限り御配慮もいただきたいということを申し添えておく次第であります
○水田委員 私が申し上げておるのは、ですから、後で言うのじゃなくて、私は県が新大隅開発計画でやったアセスの概要を見せていただきましたけれども、これは、開発優先の考え方がそこに貫かれておる。そういう点から言えば、環境庁も、いままで大変重要視してきた地域だけに、いままで大型の開発についてはアセスについての指針を出して相当厳しいチェックをやってきた、そういう姿勢でやるべきではないか。
一般の受け取り方としては、石油備蓄基地をつくりなさい、それについて環境庁はとやかく申さない、かわりに新大隅開発計画についてはもう断念をしなさい。決して取引というわけじゃないけれども、新大隅開発計画はもう実際問題としてはあれは実行不可能なことなんだから、海岸の埋め立ても含めて鹿児島県に対して断念しなさい。
○本岡昭次君 問題の発端というのか根源というのか、それは昭和四十六年に県がこの海岸を十六キロメートルにわたって埋め立てて臨海工業地帯をつくるという新大隅開発計画そのものにあるわけです。
○政府委員(正田泰央君) 安楽川から以北、北において若干の面積の部分が新大隅開発計画の一号用地と言われているところに含まれているというふうに私どもは認識していました。
○新盛委員 今度の新大隅開発計画に伴う国家石油備蓄基地を志布志湾に設置することについてゴーサインを与えた、いま大臣のおっしゃっているのではそうじゃなくて、石油備蓄基地は別途の問題であるけれども、アセスを十分にして、場合によっては変更ないしは中止をすることもできる、私はこう理解をしましたが、鹿児島県知事とお会いになった際に、新大隅計画の全体像は認めるわけにいかない、口頭であったのか覚書をお結びになっているのかよくわかりませんが
長官は、今回の石油備蓄基地計画に同意したことは新大隅開発計画を認めたものではない、今後の志布志湾埋め立て開発計画は認められない旨の発言をされておりますが、鹿児島県は昭和五十五年十二月に新大隅開発計画を決定しており、それによると、志布志湾に一号用地百八十ヘクタール、二号用地二百五十ヘクタール、三号用地七百三十ヘクタールを埋め立てることとなっています。
○原国務大臣 先ほども申し上げましたが、いま木下委員がおっしゃられたような新大隅開発計画というものは、実は環境庁に対しては正式には何の御相談もございません。しかし、いまおっしゃったようなことが一応計画されているということは私ども聞き及んでおるわけでございます。したがいまして、今度の石油国家備蓄基地の位置についてアセスメントを進めてもいいというような意味合いで、検討に値すると言いました。
同保安部は、港内をしゅんせつして、沿岸に広大な埋立地を造成しようとする新大隅開発計画に対し、着工に先立って爆弾類の掃海を勧告する意向を固めており、」これも掃海というと非常に簡単のようでございますけれども、莫大な金額がかかる、莫大の年月がかかる。
○新盛委員 私は、これから問題になってくるであろう新大隅開発計画全般にわたっていろいろと政府の考え方等を聞かせていただきたいと思います。 この新大隅計画というのは、これまで継ぎはぎだらけのある意味では致命的な欠陥を持ったまま事が推移しているというふうに言われております。昭和四十六年十二月に鹿児島県が計画をしました第一次試案発表に対して、当時現地のすさまじい反対運動が起こりました。
○美濃部亮吉君 私は、今日、鹿児島県の大隅開発計画にしぼって質問をいたしたいというふうに思います。長官がおられませんで非常に残念でございますが……。 大隅開発計画は、私は、時代錯誤の計画であり、欠陥を多分に持っている計画であってどういうふうな事情があろうとも、どうしても廃案に持ち込まなければならない。こういう計画がもし実施されますならば、これは大変なことになるというふうに考えております。
○原田説明員 私どもとしましては、鹿児島県における今回の新大隅開発計画は一通り報告を受けておりますが、その作成過程において、関係市町村及び住民の意向を十分聞いた、また環境アセスメント等も行った、それからお隣の宮崎県との間の調整も行った、こういうふうに受けとめております。
明言をしておられたその直後に実はいまの大臣の、矛盾しないとおっしゃいますが、五十五年十二月に、縮小版だとは言え、大体、ほぼ先ほど申し上げた第二次原案というのが実は今度の新大隅開発計画であるわけです。
また、環境庁といたしましては、この志布志湾の計画改定を承認するといたしましても、それがすなわち新大隅開発計画に対しまして前向きであるということを意味するものではないと思っております。今回の志布志港内の公有水面埋め立ての検討を行うに当たりまして、この方針に変わりはございません。
○金子政府委員 本件につきましては、私どもの大臣からも再三御説明申し上げておりますように、志布志港の港湾計画の改定というのは、現在の志布志港が能力的にもうパンクすることが見えてきている、したがって当該志布志港の拡張そのものはやむを得ない、こういう立場で限定的に私どもも同意したという筋合いのものでございまして、その際に、私どもが新大隅開発計画についていわばなし崩し的に了承を与えたというふうにとられることを
この件は、環境庁長官も、歴代何遍も変わっておりますが、開発行為については、昭和四十六年に鹿児島県が新大隅開発計画の第一次試案を発表したわけでございます。
○金子政府委員 私の説明が言葉足らずだったかと思いますけれども、現在の私どもの持っております権限の範囲内では、たとえば新大隅開発計画について、いまの段階でそれがいいとか悪いとかいうことを言う立場にはないということでございます。
○川崎委員 特にこの志布志の場合は、大隅開発計画、それが壁に突き当たり新大隅開発計画、そして次々に来ておるわけでありまして、隣県の宮崎県との問題もございますし、現地の反対運動もありましたし、それからさらに国定公園の解除の問題等もありますし、こういうことで非常に壁に突き当たってきているわけですね。
さらに、南の方の志布志に参りますが、志布志は五十万トンタンカーが入港する石油備蓄基地や石油コンビナートを造成する新大隅開発計画がいま一応保留になっております。
新大隅開発計画も進めるのだと、港湾は別だというやり方ならば、今後部分的に抜き出して、これは、個々の港湾計画だ、これは個々の単独の埋め立て計画だということで、ずっと年次的に区分してやってくれば、でき上がってみたら新大隅開発計画が完全に終わっておったと、こういうことになれば、環境庁としては大変私は責任の重いことになると思うのですよ。
それがあるとするならば、一応新大隅開発計画は凍結するとか、あるいは新大隅開発計画については将来の問題として、当面新大隅開発計画を志布志湾工業地帯建設の問題として検討することは進めないと、そういうようなことがないと、これはそういうふうに幾ら力説してみたって、これは別です別ですと言ったって、同時にやっぱり進行しているんだから、だからその点についてはなかなか理解を得られない問題だと思うので、私はよく考えてもらいたい
○政府委員(佐藤順一君) まず、志布志港の港湾計画の改訂と新大隅開発計画との関係でございますが、港湾計画の改訂の作業の立案に当たりまして、私ども聞くところによりますと、技術的な見地や、あるいは費用とか工法等の面から、既定の港湾計画の区域に隣接をいたしました場所に新しい計画区域が策定されましたために、結果的に新大隅開発計画案で想定されておりましたところの埋立地の一部と重なり合うという結果を来たしたというふうに
それで、この志布志港の港湾計画というのは、私は新大隅の総合開発計画とは別のものであるというふうに県の責任者からも聞いておるわけでございますから、前の新大隅開発計画についてオープンにしたから、それの一部である港湾計画についてオープンにしないのはいかがかという点については、私は関係のない切り離されたものであるからつながりはないのではないかなというふうに思うわけでございますが、ただ、環境庁としては、アセスメント
そこでまずお尋ねをいたしたいのは、国土庁は鹿児島県がつくりました二次試案並びに新大隅開発計画に係る環境アセスメント報告書、こういうようなものについてはどの程度意見を聴取になっているのか、これが一つ。 それから、それに対しましてこれから三全総の中でどのような位置づけをしながらやろうとお考えになっているのかどうか、これが第二点です。それだけ初めにお聞きします。
まず第一点は、第三次全国総合計画の中で志布志湾の開発に関係する新大隅開発計画についてお伺いします。 御承知のとおり、これは一千万キロリットルの世界最大のCTSの設置、日産三十万バレルという石油精製工場を含んだ大プロジェクト開発であります。しかも志布志湾の全長十六キロのうち十二キロについて沖合い二キロまで千百六十ヘクタールの造成であります。
大隅開発計画につきましては、昭和六十五年度を目標年次といたしておるわけでございまして、工業用地として臨海部千百六十ヘクタール、内陸部二百五十ヘクタールで合わせて千四百十ヘクタールということになっております。業種の内容としては石油精製、石油貯蔵施設その他の関連工業、機械、金属等々ということに相なっておる次第でございます。 大変概略でございましたが、説明申し上げました。