1963-12-17 第45回国会 衆議院 法務委員会 第4号
そうでなしに、大陸経済との結合なしに日本経済の自立発展はあり得ないのだ、したがって将来はシベリア、中国、朝鮮を含めた広域経済というものが確立しなければならぬ。そういう歴史の必然性があるのだということを強調いたしましたが、賀屋法務大臣は非常に長い政治歴を持っておられる。しかも高度な識見を持っておられる人だと思うのです。失礼ながら伴食大臣ではない。ある意味でいえば副総理的な立場におられるのであります。
そうでなしに、大陸経済との結合なしに日本経済の自立発展はあり得ないのだ、したがって将来はシベリア、中国、朝鮮を含めた広域経済というものが確立しなければならぬ。そういう歴史の必然性があるのだということを強調いたしましたが、賀屋法務大臣は非常に長い政治歴を持っておられる。しかも高度な識見を持っておられる人だと思うのです。失礼ながら伴食大臣ではない。ある意味でいえば副総理的な立場におられるのであります。
私は、いま言ったように、だんだん後退していくアメリカとの間にちょっぴり貿易を結んで、それがだんだんだんだん後退していくというような状態でなしに、この際、いま申し上げましたシベリア開発を含む積極的な大陸経済、朝鮮を含む大陸経済との結合、こういうものをひとつ真剣にお考えになったらどうですか。私は、南北朝鮮が統一をされる、そうすれば釜山と下関との間に海底トンネルのできることは夢じゃないと思うのです。
そこでいわゆる大陸経済との関係をどうするかということを、私はその問題と関連して聞きたいと思いますが、その前に、こうしたいまのような対アメリカとの情勢の中で、国際収支は、経常収支の赤を資本収支の黒すなわち借金で補って、ようやく総合収支のしりを合わしているのが現在の実情であります。
そうしてそう日本経済自身の側に立つ大陸経済との交流の必要性をわれわれとしてはふんまえた上で話し合った結果、次の七つの点が合憲に達しておる。そのことを私は簡潔に説明いたしますから、まず通産大臣から、それから続いて――外務大臣はアメリカの外務省の役人のような考えだから、それを妨害されようとするかもしれませんが、それから大蔵大臣についてもお尋ねしたい点が二、三ございます。
第一は本件に対して賛成し、従つてこれに加盟することを以て危険なりとする議論に、いわゆるこの大陸より我が日本を孤立せしめるのである、それから大陸経済というものがこれによつて阻害せられるものであるという御意見に対してであります。私はこれに対して太平洋経済というものを無視いたしましたところのこの大陸経済というものがあり得ない、かように考えざるを得ません。
周東安定本部長官の経済演説によりますというと、まあ恐らく大陸経済と縁が切れるということを前提として、その代替、その代りのものとして、東南アジア経済との交流を盛んに言つておられるように見える。大陸を失つた代りを東南アジア経済との交流に求めて、そこから日本経済自立の方途を探そうと、こういうふうに考えておられるように見える。
併しながら、自然的條件、経済の自然的流れのままに大陸経済と日本経済は食つつかざるを得ない。東南アジア経済とは食つつかざるを得ない。併しながら、それは特別な政治的な理由によつて、大陸との間が一時的に若し遮断され、政治的な理由によつて遮断されるとするならば、その穴埋めは、コンマーシヤル・べースとか、普通経済的な要請でないところの、政治的な理由によつてその穴埋めがされなければならない。
吉田内相は去る十二月七日突如として全国民多数の熱望いたします中共貿易を禁止し、我が国と唇歯輔車の関係にあります大陸経済から日本を切断いたしたのであります。そしてこの切断によつて生ずる日本経済の打撃、その活路を求めようとしてこの輸出銀行法案を急速本国会の閉会間際に提出いたしましたのみか、私が繰返し要望いたしました大蔵、通産、安本などの当然開かなければならない連合委員会も開かなかつたのであります。