1958-09-09 第29回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
先ほど大竹委員が言われた中に、大阪造兵廠の問題があるのですが、あれについての賀屋管財局長の答弁は、どうも管理者の人手が足らぬ、自分のところに国有財産を保管する人手が足らないので、それが十分に行われなかった。これは新聞でしばしば指摘しておった。終戦後私どもも大阪城の上に立って、これがいつになったらもう少し秩序のついたものになるのか、これは世界の観光の人が一応大阪に行ったら大阪城に上る。
先ほど大竹委員が言われた中に、大阪造兵廠の問題があるのですが、あれについての賀屋管財局長の答弁は、どうも管理者の人手が足らぬ、自分のところに国有財産を保管する人手が足らないので、それが十分に行われなかった。これは新聞でしばしば指摘しておった。終戦後私どもも大阪城の上に立って、これがいつになったらもう少し秩序のついたものになるのか、これは世界の観光の人が一応大阪に行ったら大阪城に上る。
○市瀬説明員 もとの陸軍大阪造兵廠の処理につきましては、これは非常に経緯があるのでございますが、大蔵省といたしましては、昭和二十年の十二月一日に陸軍から引き受けまして、その後連合国軍から賠償工場として指定を受けたものでございまして、二十五年の六月に解除になりまして、それからいろいろと処分をしたのでございます。
○山本(猛)委員 私はあえてこの大阪造兵廠の跡の国有財産の処分のことだけを伺おうとするのではなくて、大かた国有財産の処分に関しては、忌まわしいお話しや、それからもう一つには、国有財産を不必要に確保して、そうしてあとで年数がたってから、これを第三者に再処分をするとか、あるいは自分たちの壟断にまかせるためにこういう姥捨山のような会社を作って、国有財産の不当確保をやるというようなことが、ほかにも行われている
○山本(猛)委員 たくさんお尋ねしたいことがありますが、国有財産第二課長の所管のうち、一つだけ、大阪市の東区杉山町にある大阪造兵廠の跡の処分されたもの、未処分のものについての経緯を伺いたい。
少くとも大阪造兵廠の播磨製造所の基準価格十五億、それも基準価格で現地につきましてやつてみて、上げ下げはありますが、それよりも高いものだろうということは間違いないと思います。以上申し上げましたことが私の知つておることの全部でありまして、間違いございません。
そこでもう一、二点お尋ねしたいのは、旧大阪造兵廠の播磨製造所でございますか、これが図上の査定においては十五億円で神戸製鋼所に払下げになつた。この例から見ると、あるいは臆測であるかもしれませんが、今度の四日市の分は五十億円に査定しておるということが言われておるのです。
○小林説明員 ただいまの御質問の点がよくわからないのでございますが、おそらく兵庫県にありまする昔の陸軍の大阪造兵廠の支廠の工場である旧播磨製造所のことではないかと考えておりますが、この旧軍用財産につきましては、もちろん普通の国有財産と少しもかわりございませんで、これの拂下げ、貸付等につきましては、国有財産法の規定によりましてやつておるわけであります。
第二点の播磨造兵廠の拂下と申しますか、一時使用に関する諸般の問題でありますが、この施設は正確には大阪造兵廠播磨製造所と申しまして、大阪造兵廠の一単位工場になつております。兵庫県の加古川市附近に所在するものでありまして、私も一度一カ月ほど前に見て参りました。
これは終戰後千住製絨廠及び大阪造兵廠におきまして、綿糸またはパルプを買いました代金等、東京第二造兵廠におきまして工員を戰時中派遣しましたに要する経費三千三百三十円の合計金額でございまして、終戰後すぐ回収に努力したのでございますが、その後鎌淵紡績株式会社が特経会社になりましたために、まだ未回収になつている次第でございます。
ホ、旧大阪造兵廠 土地約三十五万六千坪、建物約十二万坪、 これは未返還のものであるが、土地の約半数及び建物の一部を大阪大学、大阪財務局、近畿木材株式会社、産業復興公団、城東振興株式会社等に有償又は無償で使用せしめている。
○藪谷政府委員 今、井谷さんから御説明のように、本線は元陸軍大阪造兵廠の專用線でありましたが、終戰後は大藏省所管となつております。本地区は終戰後残つた建物を利用して、工業、平和産業が相当開始されておりますので、これらの工場に発着する製品、原料等を輸送することができれば、産業開発上裨益するところが甚大であると思われますので、目下御希望の線に沿つて研究いたしております。
これはあなたの場合には二つの航空工廠だけですけれども、大体借りたものですからなんですが、そのほかのもので大阪造兵廠だとか、あるいは横須賀の鎭守府の工廠だとか、この工廠が終戰後そこに工作機械や、それぞれのものを置いておくとどうなるかわからぬ。これは官有だから取上げられるかもしらぬからというので、そこにあつた工作機械をどんどん民間の方へ持つていつたことはないですか。それは聞きませんか。
○徳田委員 実を申しますと、大阪造兵廠は最も書類がよく揃つておつて一番いいところであつて、それ以外のところはまつたくむちやくちやなところが多かつた。その中でも山口縣の光工廠、これは海軍ですか。
○杉本證人 私の方は中國、九州を受持ちましたので、大阪造兵廠の関係はよく存じません。
○加藤委員長 どうして大阪造兵廠は拔けたのでしよう。
たとえば大阪造兵廠の問題とか、相模原造兵廠の問題であるとか、横須賀工廠の問題であるとか、各所に刑事事件が起つておりますが、今あなたがおつしやつたような趣旨によつて、公正に作業が進行せしめられたとすれば、こういう多くの刑事事件は起らないはずだと思われるが、どういう欠陥から事件が起るようになつたか、それについてあなたとしてはどういうお感じをおもちになるでしよう。
) (五)昭和二十年度特別會計通信事業資本勘定歳入第一款通保事業資金收入第四項雜收入逓信院總務局において決算額の外歳入に編入すべきものに係る件(會計檢査院報告三の(一)) (六)昭和二十年度特別會計帝國鐡道收益勘定歳入第一款作業收入第一項運輸收入運輸省において收入に至らなかつたものに係る件(會計檢査院報告三の(二)) (七)昭和二十年度特別會計陸軍造兵廠歳出第一款陸軍造兵作業費第一項作業費大阪造兵廠
決算書と今の大阪造兵廠に起りました問題につきましては、一應それだけの關係が今わかつておるだけでございまして、具體的な事案につきまして、はたしてその物品を持出したものがあるとすれば、造兵廠自體の持出したものであるか、あるいは引渡し後における處分の問題であるか、その邊の問題もちよつとまだ不明瞭で、わかつておらない状況であります。
○中曽根委員 ちよつとお伺いいたしたしのでありますが、最近新聞をにぎわしております例の大阪造兵廠特殊物件に關する問題は、おそらく終戰後の事態であつて、昭和二十年度の會計に關係するのではないかと考えられますが、本件に關して會計檢査院はすでに調査ないし摘發の行為を行つておるかどうか、また主管であるところの第一復員省においてはそういう處置をとつておられるか、お伺いいたしたい。
なお大阪造兵廠の問題につきましても、あれはこの委員會にもたらされました資料に基いで當然檢察廳の發動を見るべき性質のものと判斷いたしましたので、急を要する關係もありましたから高等檢察廳の檢事と會見いたしまして、檢察廳で扱う方が妥當であろうという結論を得て、あの大造事件というものは檢察廳でも約三週間ばかり研究の後に手をつけたものであります。
最近大阪造兵廠事件、呉工廠事件と、続々暴露され、引き揚げ援護物資、復員等に関する暗黒の事実は、浅野物産事件、神奈川事件國民の眼前に曝されつつあります。先きの軍國主義者が会社に入り、御用組合を作り、その外暗黒の手段を以て労働組合の民主的発達を妨害している事実は、九月十二日占領軍総司令部の会議にも報告されておりましたし、政府はこれらの詳細を労働組合に聴くことができましよう。
大阪造兵廠につきましてはいろいろ問題があるように思いまするが、これも確かにその一つでありまして、実に乱暴なことをしたものであると思うのであります。かようなことのないように、政府においては今後十分会計の運用につきましては注意ありたいということを強く申述べるものであります。
これは會計檢査院で大阪造兵廠を實地檢査されました結果摘發された事件でございますが、契約の時期その他から考えて見て、これだけの二十隻というものが全部でき上つたということはどうかという檢査でございまして、その結果調べましたところは結局實際の一應二百萬圓拂いましたのは二十隻全部できたような恰好をして拂つておつたのでございますが、後で檢査しました結果、實際できましたのは二隻四分でありまして、それ以外に若干契約上