1954-02-11 第19回国会 参議院 通商産業委員会 第7号
この発電所は、仮に小倉の近くにあります大門発電所で申しますと、一キロの電力を起すために約一・八、二キロ近くの石炭を必要といたします。ところが先ほど申しました刈田の発電所が先成した場合においては、〇・五五或いは〇・五くらいの石炭で済むはずなんです。従つて今の発電しているそういう悪い火力発電所から見ますと、三分の一或いは四分の一の石炭で済むのであります。
この発電所は、仮に小倉の近くにあります大門発電所で申しますと、一キロの電力を起すために約一・八、二キロ近くの石炭を必要といたします。ところが先ほど申しました刈田の発電所が先成した場合においては、〇・五五或いは〇・五くらいの石炭で済むはずなんです。従つて今の発電しているそういう悪い火力発電所から見ますと、三分の一或いは四分の一の石炭で済むのであります。
次に火力供給力につきましては大門発電所の停止によりまして出力減は一万六千キロでありますが、大体この月の半ばには復旧が完了する予定であります。なおその間は応急の措置といたしまして火力発電所をフルに運転すること、更に中国地区から受電の増加ということによつて応急の切抜けを策しておるのであります。火力発電用の炭につきましては六月末現在の貯炭が二十六万トンであります。