1973-06-21 第71回国会 衆議院 地方行政委員会 第33号
〔委員長退席、中村(弘)委員長代理着席〕 次に、仙台市でありますが、仙台市、交通計画委員会で、仙台市を中心とする都市交通の基本計画について、特に高速大量輸送計画を主体とした答申が出ております。
〔委員長退席、中村(弘)委員長代理着席〕 次に、仙台市でありますが、仙台市、交通計画委員会で、仙台市を中心とする都市交通の基本計画について、特に高速大量輸送計画を主体とした答申が出ております。
大阪の例をとりますと、大量輸送計画としては、一にも二にも地下鉄を早急に完備するという、自治省といたしましては本年度二百億をこえる起債をつけまして強力に早期完成を推進しておるわけであります。
そこでこれは中央行政関係だけで処理するわけにいきますまいけれども、大量輸送計画というものが立てられなければならない。やたらに交通制限ばかりやるのが私は能ではないと思います。抜本的な解決をするためには、大量輸送計画というものがほんとうに重視されなければならないと思うのであります。その場合に、東京都には省線も走っておれば私鉄も乗り入れている。都電もあれば地下鉄もある。
○阪上委員 ですから、私は申し上げておるのでありますが、普通道路の整備が行き届いておって、しかも交通緩和対策としても、大量輸送計画その他が完備しておる、そういった状態下においては、私はこういう問題は起こってこないと思う。こういう規制をする必要がないと思うのです。
最初がさっとメスを加えて、その間において逐次交通安全施設を補強していくとか、あるいは大量輸送計画を、逐次乗せていくことによって、むしろうしろ向きにだんだん規制の手をゆるめていくという方向に考えないで、先ほど来聞いている、漸進々々ということで、ようやく進んでいくあるいは前向きに進んでいくという意味で、同じことだと思いますが、逐次規制を強くしていくということでは、一体これは何を考えているんだという気持がする
恒久的には大量輸送計画等を着々実行されるとともに、緊急措置といたしまして当面問題になるのは、次々に失われていく人命の問題でありますので、少なくとも緊急な交通安全施設の整備拡充ということをやらなければならぬ、こういうように思うのであります。ガードレールであるとか安全さくであるとか、こんなものは全国の都市、主要道路に思い切って整備しなければならぬ。結論は、そのためには多くの金が要ると思うのであります。
ところが今伺ってみると、運輸省では大量輸送計画というようなものを持っておると言われたと思いますが、私はそれでは伺いますが、今までの運輸省のいろんな発言あるいは運輸の小委員会におけるところの答弁等を伺っておりましても、何か交通緩和ということを考えておられる。そうして高度経済成長に伴うところの積極的な大量輸送計画というものは、おそらく持ってないんじゃないかと私は思うんです。
そこで、いま一つ忘れられているのは、大量輸送計画というものにちょっと先ほどお触れになりましたが、もっと統一ある運輸行政といいますか、交通機関の整理統合といいますか、そういったものもまだやる余地があるのじゃないか。
先ほど太田さんからもいろいろいい意見が出ておりますし、私は全くその通りだと思うのですが、運輸省として当然考えなければならぬのは、大量輸送計画というものを持たなければいかぬということです。交通安全の建前からいえば、制限の問題もありますが、同時に運輸省としては、まず何をさしおいても大量輸送計画を持たなければいけない。