2013-05-29 第183回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
有名なユカタン半島の大きなクレーターが小惑星衝突によるものと考えられておりまして、恐竜等の大量絶滅の原因となったことが思い起こされるわけでございます。そういう意味で、やはり日本あるいは世界的にも、そういうスペースガードについてきちんとした対応、対策が取られるべきと、そのように考えております。
有名なユカタン半島の大きなクレーターが小惑星衝突によるものと考えられておりまして、恐竜等の大量絶滅の原因となったことが思い起こされるわけでございます。そういう意味で、やはり日本あるいは世界的にも、そういうスペースガードについてきちんとした対応、対策が取られるべきと、そのように考えております。
ここしばらくの間、経済性と効率性だけに目を向けた人間活動が優勢であり、限界をわきまえない生物資源の利用、森林やウエットランドなどの開発に伴う地域的大量絶滅、ごく少数の作物や樹木だけから成る人工的生態系の拡大、広域的な富栄養化や汚染が進行し、局所的な種の絶滅が相次ぎ、生態系の単純化、均質化が進みました。
こうした事態がさらに進むことになれば、自然の生態系も大きく変化し、種の大量絶滅も予想され、さらに人類の未来もどうなるかということになります。高い経済成長をなし遂げた我が国が、地球環境悪化に相当の責任があることも事実です。
去る一九八五年九月四日から七日にルアンダで開催された非同盟外相会議の最終宣言は、いみじくも、核戦争の危険は核兵器の存在そのものから生じており、核兵器は単なる戦争の兵器ではない、それは大量絶滅の手段である、核破局の脅威は数多くの問題のうちの一つではない、この恐怖を防止することはすべての努力の前提条件であると指摘しております。