2011-03-25 第177回国会 参議院 法務委員会 第4号
だから、それはそれで縮小社会を目指す入管行政ということで、基本的に人口は減る、しかし大量移民は受け入れないんだということをきちっと出すなら出して、その中で農業とか介護とか特定分野には入れるよと。
だから、それはそれで縮小社会を目指す入管行政ということで、基本的に人口は減る、しかし大量移民は受け入れないんだということをきちっと出すなら出して、その中で農業とか介護とか特定分野には入れるよと。
しかし、一般的には大量移民は受け入れないんだということを明確にして、そういう国家モデルを国際社会に示して、また日本国内でもつくって、そういう中でバランスの取れた国家づくりということをする必要があると思うんですよ。そういう意味では、法務省というのはやっぱり一つの非常に大きなポジションにあると思うんですね。
パラグァイあたりは人口が少ないですから大量移民を計画的にやる必要がある。そして専門的な農業技術者をつけて計画的な生産をやって、しかも日本農業に脅威とならないようなものを作ったらいいと思うのです。そういうふうな計画的な生産をやるべきじゃないかと思うのですが、現在のところではそういうふうな計画的な移民政策をやっておらないようですね。その点一つ御意見をお聞きいたします。
今さら申し上げるまでもなく、税制、金融、市場の拡大、人口問題、完全雇用の実現、社会保障の充実、治山治水、平和的大量移民など、幾多の抜本的施策が本筋でございまして、この施策は大量人口と失業者をかかえた日本の現在の国情といたしまして、当然過ぎるほど当然であることは申し上げるまでもございません。
最後に申し上げたいことは、過度競争は日本の国情から当然起きる現象でありまして、この防止は国民大衆の福利を基盤として内外市場の拡大、税制、金融、治山治水、賠償の解決、技術の輸出、平和的大量移民、観光事業施設等、幾多の抜本的積極施策が本筋で、これ以外になきことは、大量人口と失業者をかかえたる日本現在の国情として当然過ぎるほどに当然であると申し上げて終ります。
三十万人しか収容できない島に現在人口が八十三万人、毎年の自然増加が二万人以上になっておりますので、大量移民の送り出しが急を要するのであります。沖縄移民の実現のために相当の経費を要するでありましょうが、沖縄に現地出身の外務省嘱託を任命していただきますよう特にお願いする次第であります。
三十万人しか収容できない島に、現在人口が八十三万に、毎年の自然増加が二万人以上になっておりますので、大量移民の送り出しが急を要するのであります。沖縄移民の実現のために相当の経費を要することでありましようが、沖縄に現地出身の外務省嘱託を任命していただきますよう、特にお願いする次第であります。
これを打開せしめるのは一に大量移民の送り出しの実現以外にはないのであります。この三点に対しましてぜひとも母国のお力を拝借いたしたいと思っております。
とりあえず、この間外務省では、カンボジアに対して大量移民の問題で打ち合せに移住局長が行かれましたが、その成果は相当あったかどうか外務大臣からお聞きしたいと思います。
しかしながら、わが移住者受け入れに対する国際情勢の好転に即応して、大量移民送出を可能ならしむるためには、農業移民に加うるに、資本と技術を持つ企業移民の育成強化にも常に留意し、移住者の行う事業及び移住者を受け入れる事業の助成拡大にまで乗り出すことが必要となったものであります。
しかしアンデス山脈のメンドーサにおきましては、主として果樹園を作りまして、ここでは非常に成績をあげておりますが、アルゼンチンとはまだ移民協定も結んでおりませんし、呼び寄せ以外には入れませんので、アルゼンチンに対する大量移民ということは、現在では考えられないと思うのであります。
しかしながら、わが移住者受け入れに対する国際情勢の好転に即応して、大量移民送出を可能ならしめるためには、戦後の中南米諸国の工業化の傾向に呼応し、最近独伊等が中南米移民政策の重点を、資本と技術を持つ企業移民の育成強化に向けている趨勢にもかんがみ、移住者の行う事業及び移住君を受け入れる事業の助成拡大にまで乗り出すことが必要となってきたのであります。
しかしながら、わが移住者受け入れに対する国際情勢の好転に即応して大量移民送出を可能ならしめるためには、戦後の中南米諸国の工業化の傾向に呼応し、最近独伊等が中南米移民政策の重点を資本と技術を持つ企業移民の育成強化に向けている趨勢にもかんがみ、移住者の行う事業及び移住者を受け入れる事業の助成拡大にまで乗り出すことが必要となってきたのであります。
○松原一彦君 私は何も知らないのですけれども、何とか何かはかに大量移民その他の移民の御計画がありはしませんか。あつたら具体的にお伺いしたいのですがありませんでしようかね。
これまでに大量移民についての手を打たれたことがありますかどうか、お伺いいたしたいと思うのであります。
政府は常にこの方面に苦慮いたしておりますが、現実の問題としては、容易に大量移民を海外に送るごとき段階には達し得ない実情にあることを御了承願います。
○國務大臣(芦田均君) ただいま多賀君より、過剩人口の解決方策として移民問題をどういうふうに考えておるかというお尋ねでありましたが、わが國のごとき過剩人口に悩んでおる國が、大量移民によつて人口問題の解決にどの程度まで有効な方策をとることができるかという点につきましては、よほど愼重に研究を要する問題でありまして、多賀君もおそらく御存じの通り、今日まで過剩人口を移民問題によつて解決したという例は、世界にきわめて