2003-03-27 第156回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
現実に、去年十一月だったでしょうか、九月だったでしょうか、長銀の破綻をした後に大野木頭取なんかが逮捕されて、裁判ありましたですね。あの中で、追い貸しをしているとか、いわゆる商法における背任である特別背任だと、全部犯罪として摘発されました。私の出身の拓銀でも、問題あるじゃないかということで指摘されたんです。あれ全部、今の銀行もやっているんじゃないですか、そんな同じようなことを。
現実に、去年十一月だったでしょうか、九月だったでしょうか、長銀の破綻をした後に大野木頭取なんかが逮捕されて、裁判ありましたですね。あの中で、追い貸しをしているとか、いわゆる商法における背任である特別背任だと、全部犯罪として摘発されました。私の出身の拓銀でも、問題あるじゃないかということで指摘されたんです。あれ全部、今の銀行もやっているんじゃないですか、そんな同じようなことを。
○西川(太)委員 このごろモラルハザードという言葉がやたらに職業人に対して使われる、そういう中で、この日債銀、長銀の問題につきましても、昨年の八月下旬に、本委員会に参考人として当時の大野木頭取をお呼びをして、我が党も、当時は野党でありましたが、厳しい質問をさせていただきました。
○西川(太)委員 時間も迫ってまいりましたので、金融監督庁に伺いたいのですが、その質問の前に今ひょっと思い出したのは、この間、参考人質疑で大野木頭取に、あなたのところは三月に一千七百六十六億円の資本注入を受けた、貸し渋りはそれで改善されたかと言ったら、大変正直な御答弁があって、背に腹はかえられないので信用収縮に走らざるを得なかった、こういう回収に狂奔した姿を赤裸々に語られて、これはやはり効果なかったな
ところで、長銀の大野木頭取が九月十日の参議院の参考人質疑で、当行の貸出先は約八千社、約七千社が正常先債権だ、こういうふうに御答弁されております。したがって、これらを総合しますと、これは確認なんですが、この約七千社への債権合計額は、イコール十五兆九千百十四億円にはならない、イコールではないということがこれで確認されるわけですが、そのことを一応確認しておきたいと思います。
正常先債権、これが大野木頭取が七千社あるというふうに言われて、この七千社への債権合計額が十五兆九千百十四億円、第一分類だと私は思っていたのですけれども、正常債権だと思っていたのですけれども、そうではなくて正常先債権なので、全部十五兆九千百十四億円が七千社の債権合計にはならないということが、今までの明らかになったことであります。 それでは、もう一つお聞きをしておきたいと思います。
○春名委員 それはおかしいのでございまして、大野木頭取自身が、七千社は正常先債権である、そして高橋社長は、正常先債権のみ承継すると言っているわけであります。正常債権ではなくて正常先債権を承継すると言っているわけです。その正常先債権というのが一体どれぐらいになるのか、正常債権の中からどれぐらいが選択されて落ちていくのか、それぐらいも把握していないのですか。わからないのですか。
○吉井委員 実は、八月三十一日の本委員会で長銀の大野木頭取から、万一のことになりますと、お取引を願っている中堅の中小企業四千社を含む八千社を初め、社会経済の全般に多大な御迷惑をおかけすることになり、今般公的資金をお願いしようとしておりますのはこのような状況を何とか避けたいという一念からですという説明がありました。
しわけないけれども、長銀は実質破綻状態にある、そのような長銀に十三兆の枠の中から公的資金を投入することはあってはならない、そのやり方は問題の抜本的処理を先送りするものでしかないと考えていまして、そうではなくて野党三会派提出の金融四法案をベースにしたスキームの中で、長銀問題を抜本的に処理することが我が国の金融システムの再生のために最もよい方法だと考えておるんですが、前置きはちょっとそのくらいにしまして、大野木頭取
うちの銀行はこういうことで設立されたんだと、もう大体目的は果たしたから監督官庁とも相談して免許は返上しようとか、あるいは法律を改正して普通の銀行と同等になって、そして普通の銀行のやっているようなことをやっていきましょうと、そういうふうな真剣な議論があったと思うんですけれども、その辺につきまして大野木頭取の御認識を承れれば、こう思うわけであります。
○木島委員 先日の私の質問に対して長銀の大野木頭取から、後刻調査の上、回答いたしますというこの委員会での御発言があり、それに従って先日、長銀から金融安定化に関する当委員会に対して回答がありました。浜松町の案件について回答がありました。こういう回答であります。
先ほど長銀の大野木頭取から、長銀には関連会社、親密会社が二十九あるとはっきりとお答えが参議院金融特でありました。 そこで、お聞きいたします。金融監督庁はこの事実は既に把握されておりますか。
○木島委員 もう大野木頭取が国会ではっきり発言している、こんなことはもう金融検査ですぐわかるはずのことですよ。名前を言えとまで参議院では要求されまして、参議院では、大野木頭取はディスクロージャーもやぶさかでない趣旨の話をしているのですから、全然隠す理由はないですよ。 では、こういう聞き方をしましょう。関連会社というのはどういうものですか、親密会社というのはどういうものですか。その概念を聞きます。
大野木頭取はこの委員会で、六月中旬から急激に経営が悪化してきていると。ということを知りながら、しかも大蔵大臣が、公的資金を入れないと破綻せざるを得ないとはっきりと天下におっしゃっているような銀行が、経営者自身が経営の内容の悪化していることを十分に知りながら、配当を六月二十五日にそのまま払うことを総会に諮るというのは、これは背任容疑として告発しなければいかぬのじゃないですか。
まず、おとつい、大野木頭取に、私、お尋ねをさせていただきました。正確を期する意味で、未定稿ではありますけれども、ここに議事録がございますが、つまり、私はこういうことを聞いたわけでございます。金融債の償還の時期がもう長銀は来ているわけでございまして、これはずっと毎月来ているわけでありますけれども、特にここのところ、六千億とか大変なオーダーで償還をしなきゃならないのです。
長銀の株主の責任につきまして、昨日、大野木頭取は住友信託との合併の比率で株主への負担をお願いする、こういうふうに参考人でお答えになりましたけれども、これは具体的にどういうことになるのか、御説明をいただきたいと思います。
まずは、大野木頭取からお願いします。
まず、長銀の大野木頭取 お願いします。
○仙谷委員 主として、日本ランディック及びエヌイーディーの関係の質問をいたしますが、その前に、先ほど上田清司議員の方から参考人の皆さん方のところへも、こういう図面とそれから長銀企業関係一覧というのが交付されたと思いますが、これをごらんになって長銀の大野木頭取、長銀関連企業一覧、約八十二社あるわけですが、ほぼ間違いございませんか。そのことを確認してください。
私は杉浦さんのお写真を見るにつけ、その面魂すごいな、明治生まれの人だな、きっとやがてしっかりした答えを出してくれるのではないかなという期待を持っておるわけでございますけれども、先ほど申しましたリストラ策の中に、大野木頭取が言いました、旧経営陣二十四人に退職金の自主返還の要請をする、こうありますよ。
八月二十一日夜、大野木頭取はリストラ策を発表いたしました。例えば、不良債権七千五百億円を処理する。関連ノンバンク三社向け債権約五千二百億円を放棄する。海外業務から撤退する。会長、頭取ら役員の総退陣と退職金の取りやめ。旧経営陣二十四人に退職金の自主返還請求。さらに九八年度中に行員七百人程度を削減し、本店ビルや社宅などを売却する。