1959-12-21 第33回国会 参議院 外務委員会 第23号
○政府委員(伊関佑二郎君) それは、日本側は大野参事官、それから課長が二人加わりました。先方はこのジェム土木局長、それからル・ジェニセルというフランスの臨時代理大使、それにトーサンという一等書記官、この両方三名でございます。これが署名をやっております。
○政府委員(伊関佑二郎君) それは、日本側は大野参事官、それから課長が二人加わりました。先方はこのジェム土木局長、それからル・ジェニセルというフランスの臨時代理大使、それにトーサンという一等書記官、この両方三名でございます。これが署名をやっております。
わが方の当事者は大野参事官でございます。 それからただいまのお話でございますが、すでに平和条約の調印の際に、向こう側は大きな賠償要求をするということを申しておりますし、ほかの国との関係におきましても、日本とフィリピンにつきましては、すでに一九五一年一月に、津島さんが向こうのエルサルデ外相との間に話し合いを始めております。
仮調印にイニシアルされたわけでありますが、日本からは先ほどお話しのように大野参事官がイニシアルされておると思いますけれども、その他の国々が——国々と私は申し上げますが、その国々がイニシアルをいたしておりますか。
わが方で交渉に参加いたしましたのは、大野参事官、ただいま英国の大使、それから卜部アジア局第三課長、重光条約局第三課長、この三人でございます。
○政府委員(小滝彬君) 今までの経過、即ち津島ミツシヨンが交渉してからのずつとそれ以来の経過は、大野参事官から大分詳しく述べましたし、それから現在フイリピン側からどういう質問が来てそれに対してはどういう態度をとつておるという点も、議事の中には全部出ておるはずであります。相当詳しく大野参事官から説明をいたしました。
○田中(稔)委員 これはちよつとそれますけれども、今の大野参事官の政治感覚といいますか、これはどうもずいぶん怪しいものだと思いますが、一体外務省の役人が対外交渉に当る場合に、ただその外交技術的な点だけを追究して、相手国の政情というようなものをほんとうに掘り下げて分析して、それで交渉に当るということでなければいけないと思いますが、どうもその点において私はまつたく政治に関するセンスがないように思う。
○田中(稔)委員 第三条に本協定の実施細目のことが書いてありますが、大野参事官の先般の本委員会におけるお話では、これは何か公表をはばかるというようなことであつたと記憶しておりますが、本委員会を秘密会という形式で運営する場合は、実施細目の詳細にわたつてお話を伺えるでしようか。
それからまた出張員の衛生あるいは病気になつたときの手当等の件でございますが、それも今の大野参事官のお話からすれば、私は蛇足ではないかと思いますが、それらの点につきましても、病院の利用とか医療地の選定とかいうような点について、十分御配慮を願つておきたいと思います。
今大橋委員がお尋ねになつておられることと、大野参事官の御答弁とは少しポイントが違つておるように思う。大橋委員のお尋ねになつておりますことは、沈船引揚げに要した役務提供の費用なるものが、対フィリピンの日本の賠償の総額の問題で最終的に決定されるであろう賠償金の総額の中に加えられるやいなやという御質問ではないかと思うのです。