2007-03-03 第166回国会 衆議院 本会議 第10号
予算委員会公聴会でのキヤノンユニオン宇都宮支部長の大野公述人の発言は、まさにそうした実態を浮き彫りにしたと思います。私たち請負、派遣労働者は生身の人間です、正社員と同じ仕事をしているのであれば、同じ賃金をもらいたい、この声にこたえるべきです。
予算委員会公聴会でのキヤノンユニオン宇都宮支部長の大野公述人の発言は、まさにそうした実態を浮き彫りにしたと思います。私たち請負、派遣労働者は生身の人間です、正社員と同じ仕事をしているのであれば、同じ賃金をもらいたい、この声にこたえるべきです。
公述人として来ていただいた、このまさに偽装請負の当事者である大野公述人の公述、意見陳述は、まさに心打たれるものでありました。
七年にわたってそういった仕事を続けながら正社員になれない、いつ解雇されるかわからない状態、給料は年二百七十万円、昇給もボーナスもない、こういう立場の大野公述人においでをいただいて、その実情をお話しいただきました。 総理には、きのうの通告で担当の事務方の方にインターネットでもアップされているので、ぜひごらんをいただいた上で来てくださいとお願いをしておきました。
この人たちは、きのうの大野公述人の話にもあるように、職場でこういうふうに非正規雇用で働いていて、意欲を持って産業のために携わっているという人たちがいるんです。その人たちは、派遣労働で甘えていた、でも、正規雇用の道があるんであれば、一日でも早く安定した身分で働きたいんだと訴えています。
また、神奈川では、きのうの大野公述人が属する東京ユニオンが当事者となっている案件、つまり、偽装請負、派遣法違反ということの当事者として救済の申し立てをしたという当事者になっている事件だけで、〇五年二月と十二月の二度にわたって派遣法違反で是正指導がなされています。これらは間違いありませんね。
○大野公述人 ええ、そうです。その書いてある内容は、以前からずっと同じもので、今も変わっていないということです。
次に、大野公述人にお願いします。
○大野公述人 お答えします。 それは、ことしの広告でございます。
○田中(正)委員長代理 次に大野公述人にお願いいたします。
大野公述人は、よんどころない御用で午後一時までしか出席できませんようでありますから、大野公述人に対する質疑を先に各委員からやっていただきたいと思います。
○八木(一男)委員 それでは大野公述人に御質問申し上げます。 大野公述人の御意見として、私の聞き間違いであればこれは改めますけれども、政府案に対する大体の御意見はあったが、社会党案に対する御意見を承わらなかったように思うのです。社会党案に対する大野公述人の御意見を、簡単でけっこうでございますからおっしゃって下さい。