1967-06-13 第55回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
そこで、相手が漁業交渉を持っているソビエトだから、日ソ漁業交渉のその関連においてという、そうした問題とはおのずから違う問題で、いわゆる漁獲物の魚類の輸入を規制する、それに関連しての、いわゆる大衆魚類、こうした零細漁業者、零細加工業者に重大な心理的影響を与え、経済的な影響を与えるものに対しての関係は、その魚類と同じ範疇においてこれを規制するという措置がとられてしかるべきだ、こう思うわけです。
そこで、相手が漁業交渉を持っているソビエトだから、日ソ漁業交渉のその関連においてという、そうした問題とはおのずから違う問題で、いわゆる漁獲物の魚類の輸入を規制する、それに関連しての、いわゆる大衆魚類、こうした零細漁業者、零細加工業者に重大な心理的影響を与え、経済的な影響を与えるものに対しての関係は、その魚類と同じ範疇においてこれを規制するという措置がとられてしかるべきだ、こう思うわけです。
ところが、これに反して、いわゆる沖合い漁業もしくは一本釣りのイカ等における多産獲される大衆魚類、これは漁業者が中小漁業者であるばかりでなく、その日その日、あるいはその時期における天候、海況等に支配されまして、漁獲が常に一定しておりません。
したがって、現在鮮魚は、マグロ等の大もの等は一応別にしましても、大衆魚類のものは、大部分が木箱あるいはたる等によって荷づくりされて、その規格たるや、内容、量等に至りますというと数十種類を出ている状態だと存じております。かような現状では、とうていほんとうの物価問題とからむ流通経費の節減だとか、あるいは規格取引というふうなものがなかなか進まない。
しかしながら、一方、多獲性の大衆魚類については、それでは間尺に合わないということがございますので、幸い、一般的な問題としまして、本年度の予算におきまして、冷蔵庫は産地に二カ所建設する補助金がつきました。これにつきましては、今後とももう少しやり方を根本的に考える必要があるのではないか。いつまでも企業的なベースのみからこの問題を判断していく場合には容易に伸びない面もあるのじゃないか。
青森県の八戸漁港は、昭和二十六年第三種漁港の指定を受け、三陸沖の大漁場を擁し、北洋の漁場も近く重要な漁業基地として発展を続け、水揚げ数量においては、下関、長崎に次いで全国第三位であり、また漁獲物が、イカ、サバ等の大衆魚類が多く、しかも、大消費地に遠いなどの原因より、魚価の維持対策が重要視され、その対策の一環として冷凍、冷蔵設備の充実や加工工業の振興に力を注ぎ、カン詰工業は東北有数の規模を誇るに至っているのが
米麦、肥料、石炭等の基礎資材につきまして、最低運賃を適用されますることは当然でありまするが、都市大衆の消費いたしまする蔬菜、大衆魚類が、今度の等級改正によつて相当大幅な値上を受けるやに聞くのでありまするが、かくのごときは、最初に申上げましたような、税の軽減によつて救われざる階級が更に困難をするという事態を捲き起す一助にもなりまするわけでありまするので、これらの庶民大衆に関係のある物資に対する等級の改正
○木下辰雄君 只今水産庁次長の答弁、私非常に満足するのですが、少くともこの大衆魚類は薪や木炭より上に持つて来ることが私は当然だと思う。その点は一つ通産省へ十分御折衝の上立派な等級を作られることを切に希望いたします。鉄道のほうにもお願いいたしたいと思います。
請願第六八六号大衆魚の貨物運賃軽減に関する請願、請願の要旨は、近く鉄道運賃が更に引上げられるように聞いているが、いわし、にしん、さんま、いか、さば、たら等の大衆魚類は中間経費増高のため、応々にして産地手取が赤字になることがあるから、この際特に大衆向になる魚類で価格の割引に低いものについては鉄道運賃の引下げを図られたいというのであります。
○秋山俊一郎君 只今監理官のお話を承わりまして、意を強くしておるものでありますが、御承知のように、もうしばしば理由については陳情もし、御承知と思いますが、水産物の輸送とか或いは貯蔵の面に、どうしてもなけりやならん魚塩でありまして、特に大衆に嗜好せられるいわゆる大衆魚類とでも申しますか、そういつたものは魚の原価が安い、そこに高い塩を使つて塩蔵するということになりますと、塩蔵魚が非常に高いものになり、これはまるで