1973-05-08 第71回国会 衆議院 運輸委員会 第22号
大衆無視の例を一、二申し上げてみたいと思うんでありますが、貨物の問題、すでに最近までは旅客が赤字だと、あるいは貨物を含めた赤字だと、こうおっしゃっておったようでありまするけれども、ごく最近は、旅客部面は黒字だということを公表していらっしゃいます。
大衆無視の例を一、二申し上げてみたいと思うんでありますが、貨物の問題、すでに最近までは旅客が赤字だと、あるいは貨物を含めた赤字だと、こうおっしゃっておったようでありまするけれども、ごく最近は、旅客部面は黒字だということを公表していらっしゃいます。
第一に、昭和四十四年度予算もまた明らかに景気刺激型の予算であり、物価を押し上げ、国民生活を苦しめる大衆無視の予算であると言わざるを得ないのであります。財政は、連年驚くべき膨張を示しております。いわゆる当然増経費が大きいことは財政当局みずからが認めておるところでありますが、それを是正する具体的努力を示さず、硬直化打開の公約も全く影をひそめていることは大いに責められるべきであります。
したがって、今回の酒、たばこの値上げは、明らかに物価政策に対する無為無策を暴露したものであり、大衆無視の経済政策であるといわなければなりません。しかも、間接税は、直接税と異なり、感覚的に税負担の意識が薄く、また税の徴収も簡単に行なうことができるのが特徴でありますが、政府がこれをねらった態度は、まことにこうかつ、狡知にたけたものといわねばなりません。
しかも減税というささやかな恩恵にもあずかることのできない国民大衆にしわを寄せ、その財源でもって所得税の減税を行なうことは、国民生活を欺瞞し、苦しみの中に追いやる大衆無視の政策といわざるを得ないのであります。
また、政管健保の値上げは他の公共料金並びに物価の値上げを誘発し、国民の健康と生命を守るための医療保障が国民大衆の健康水準を低下させ、圧殺するこのような政策不在、大衆無視の政治姿勢を国民は声を大にして非難しているのであります。これらの観点から、私は国民医療の将来を考え、この改悪法案はいさぎよく撤回すべきであると思いますが、総理大臣にお伺いして私の質問を終了いたします。
ここに、日本社会党は、かかる無定見にして無方針、国民大衆無視と徴税強化、大衆収奪物価三倍政策推進の佐藤内閣の行なわんとする公債発行に、断固反対することを宣言いたしまして、反対討論を終わるものであります。(拍手)
(拍手)このことは、大資本あって大衆無視の態度でありまして、物品税を減税しようとしない政府の怠慢を強く責めなければならないからであります。(拍手) ちなみに、その内容の二、三を指摘するなれば、まず第一に、所得税を減税のあり方に問題点を見出すことができるのであります。
そういう点で、同僚議員からも、絶えず一万円札の発行については、いろいろ今まで質問もし、慎重にやってくれと言うのにかかわらず、われわれが国会に出てこないうちに突如として大蔵大臣がこういうことをやるのは、はなはだ、われわれとしては、佐藤さんに似合わない、どうも大衆無視の考え方ではないかと思うわけです。
国民、特に勤労者に対して重い税金を課と、而も財源がないから、社会保障制度がなかなかできないと言いながら、こんなにも莫大な額が、再軍備のためにちやんと取つておいてあるのは、(「ばかなことを言うな」と呼ぶ者あり)勤労大衆無視も甚だしいと言わなければなりません。以上のような諸点に鑑みまして、私は政府提出にかかわる昭和二十七年度補正予算等に反対するものであります。
減税の美名の下に惑わす現内閣のごとき大衆無視の政治は断乎排撃せねばなりません。(「その通り」と呼ぶ者あり)法人税の引上げについては中小企業者に対する影響を恐れるものであります。即ち税率二五%から四二%への引上げは、地方税を損金に落して合計をしてみまするに、四六・六五%の従来の税率は五二・九%への引上げになるのであります。