1990-06-19 第118回国会 参議院 商工委員会 第6号
○池田治君 審議官の話はわかったようなわからぬような話ですが、これは確かに大衆投資者が入って一カ所に投資しないで分散して投資すれば価格の維持には一番いい話ですよ。これはもうわかり切ったことですので、そういう話を聞いているのじゃございません。一定の場所に投資された場合には商品価格に変動が起こって、それで市場経済が攪乱されるんじゃないか、こういうことを言っているわけでございます。
○池田治君 審議官の話はわかったようなわからぬような話ですが、これは確かに大衆投資者が入って一カ所に投資しないで分散して投資すれば価格の維持には一番いい話ですよ。これはもうわかり切ったことですので、そういう話を聞いているのじゃございません。一定の場所に投資された場合には商品価格に変動が起こって、それで市場経済が攪乱されるんじゃないか、こういうことを言っているわけでございます。
今度超党派の国会議員団が行きまして、向こうの係官が、今度はこれだけで――これだけというのは、日本に送った資料だけでやれと言ってもそれは日本の検察庁にとっては気の毒だと言ったということが伝えられておりますが、私はもともとSECの資料というものは、アメリカ証券取引法、一九三四年法に基づいて、特に今度の提訴は第十条違反、それから十三条、十四条、こういう法律の条項とそれに基づく規則の違反という観点、つまり、大衆投資者保護
あくまで私は大衆投資者の保護というたてまえで物をお尋ねいたしております。先ほど両省からトラブルの内訳が御発表になりました。過当勧誘、一任、無断売買、これはみんな商取法の違反行為でございますね。これは一体だれが主としてやったかと言えば、大抵は、会員の社長さんや専務さんはそんなことはおやりにならない、外務員がこれをやる。そこで、本件に関してこういうことがあえて行われている。
大衆投資者といいますか、取引の参加者というふうにこの際は言うわけですね。そういう人の保護のためには、表見代理というか、もっと大きく解釈する、あるいはもっと法律でまず取引員の行為とみなす、そうしておいて、なお次のときにはこうこうこうだというような行き方でいいのではないですか。そういうような立法論は、法制局いかがです。
政府は証券取引法の使命を十分考えまして、大衆投資者保護という面から証券市場、直接資本市場というものに対して十分な行政を行なわなければならないということは、これもまたけだし当然なことでございます。 もう一つは政府自体として日本の経済を開放経済に向かわせる。
次に、住宅建設及び住宅造成を促進するためには、公的資金の投入の拡大とともに、広に民間資金を活用する必要がございますので、そのため一般大衆投資者の資金を住宅建設及び宅地供給に振り向けるための方策として、不動産投資信託制度等の創設を検討いたしております。その制度の推進にあたっては、地価の不当な値上がりの防止、健全な市街地の形成の助長等の見地から適切な指導を行なうことといたしたいと存じます。
次に、住宅建設及び宅地造成を促進するためには、公的資金の投入の拡大とともに、広く民間資金を活用する必要がございますので、そのため一般大衆投資者の資金を住宅建設並びに宅地供給に振り向けるための方策として、不動産投資信託制度等の創設を検討いたしております。その制度の推進にあたっては、地価の不当な値上がりの防止、健全な市街地の形成の助長等の見地から、適切な指導を行なうことといたしたいと存じます。
とするならば、これを大衆投資者の保護という立場から考えた場合には、これらのいわゆる機能といいますか、これに対するところの分離をするなりあるいは調整をするなりという役割りが大蔵省にあると思うのでありますが、これらに対する考え方をこの際承っておきたい。
○水田国務大臣 やはり第一は、証券業者の資産内容と営業活動の健全化をはかるということが、大衆投資者の保護の根本的な問題だろうと思います。
○菊川孝夫君 重ねてお伺いしますが、あなたの今のお話では、株式会社になると帳簿の検査その他非常に便利になつて、大衆投資者の保護を図る上にも便利だ、こういうお話でございますがどころが実際はなかなか……、地方の証券取引所へ参りまして財務局におきまして検査をやつておられるようでありまするけれども、最近極端なのは名古屋で一つ、某証券会社は名義書換その他で証券を預かつたやつを全部それを着服したらしい、或いは銀行
次いで質疑を打切り討論採決に入りましたところ、高田委員は共産党を代表して、本法案は大衆投資者保護とならないことを理由として反対の意を表せられ、小山委員は自由党を代表して大衆投資者保護を厚くするため当然の改正であるとて賛成の意を表せられ、宮腰委員は国民民主党を代表して、将来における認可制または許可制の実施等の希望條件を付して賛成の意を表せられ、田中委員は社会党を代表して、改正点については消極的効果しか