1954-02-22 第19回国会 衆議院 予算委員会 第17号 一体声のない大衆はどうしたらよいのだ、われわれは大衆——声のない無組織労働者や中小企業者や農民であるけれども、国会に声がない。しかし、声がないからといつて、その人たちの声を聞かないで、司直の手が延びるまで政治がまかり通つているというのならば、革命以外にはありません。ほかに方法はあり得ないじやありませんか。そこに今日の内閣の考え方の根本があると私は思うのであります。 中曽根康弘