1949-08-18 第5回国会 参議院 農林委員会 閉会後第1号
大藏方面においては直ちにこれを全廃するような意向のように傳えられておりますし、私共も新聞紙上でそういうふうに見ておるのでありますが、大藏省の考える案についてお聞かせ願いたいと思います。
大藏方面においては直ちにこれを全廃するような意向のように傳えられておりますし、私共も新聞紙上でそういうふうに見ておるのでありますが、大藏省の考える案についてお聞かせ願いたいと思います。
併し、これも御承知のように、業界がいずれも非常な悲境にありまするので、これを業者みずからの手において、十分に実施するというような態勢を作ることは困難でありますので、その点については、安本方面にも、大藏方面にも、その折衝を続けつつあるのであります。併しながら具体的にかような制度をこの國会、若しくは近い將來において具体的に出し得るという言明ができないのは、私共は誠に遺憾であると思うのであります。
今申上げるようにこの間運輸大臣としても、物價問題については安本なり大藏方面からどうぞやかましく言われるように、こういう結果になつたというような、これはまあ率直なお話かも知れませんが、これに対する恐らくは今物價七割値上の影響というものが、七割に止まらずして國民生活の上に重大なる関係が起る。從つて三千七百円ベースというものが崩れて、又更に補正予算を出さなければならんという結果に私はなると思う。