2004-06-03 第159回国会 参議院 農林水産委員会 第19号
九八年三月に逮捕された大蔵省のキャリア官僚、榊原隆らを被告とする大蔵省汚職事件では、遊興飲食などの供与も賄賂に当たると判断され、有罪が確定しておりますね。
九八年三月に逮捕された大蔵省のキャリア官僚、榊原隆らを被告とする大蔵省汚職事件では、遊興飲食などの供与も賄賂に当たると判断され、有罪が確定しておりますね。
昨年国民に大きな衝撃を与えました一連の大蔵省汚職は、大蔵省と金融機関が構造的に癒着をしてきた、このことをだれの目にもはっきり示したと思います。また、防衛庁の背任汚職事件では、防衛庁の組織ぐるみの証拠隠滅、取引企業への幹部の天下りなど、その癒着構造は余りにもひどいものだと思います。官僚の天下りが、まさにわいろの対象になっていたわけです。
昨年、国民に大きな衝撃を与えた一連の大蔵省汚職は、大蔵省と金融機関が構造的に癒着してきたことを、だれの目にもはっきり示しました。問題は、大銀行と行政の癒着を断つことこそ、今やるべきことです。 ところが、内閣府に設置される経済財政諮問会議は、予算編成の基本方針について、総理の諮問に応じて審議をすることになります。
さて、このようなとき、昨日、大蔵省汚職事件で収賄罪に問われていた宮川被告に、東京地裁は懲役二年六カ月、執行猶予三年、追徴金八百十一万円の有罪判決を言い渡しました。大蔵省金融証券検査官室長という金融検査の最前線にいた被告に対する有罪判決に総理がどのような感想をお持ちか、お伺いいたします。
監督庁長官が今そのポストにおられるその経緯も、まさにしっかりした法の目でこの事態を見よという、大きな大蔵省汚職、いろいろな不祥事のさなかで就任されていったと思うのですが、これは場合によっては特別背任と指弾されても仕方がないことじゃないか。堂々と債権を放棄しますよと、こんなでたらめが許されるのかどうかということについてお願いします。
――――――――――――― 五月二十七日 大蔵省汚職等の徹底究明、金融行政の正常化等 に関する陳情書外四件 (第三 四九号) 消費税率の三%への引き下げに関する陳情書外 二件 (第三五〇号) 六月四日 酒類販売等の規制緩和等に関する陳情書 (第 四六七号) 公共事業用地取得に伴う代替地提供者の譲渡所 得に対する税制上の優遇措置に関する陳情書 (第四六八号) は本委員会に参考送付
○橋本敦君 私は前回も申し上げたんですが、まさに検察官は私ども法曹の仲間の一員でございますけれども、とりわけ大蔵省汚職等の捜査について正義の検察として国民から期待と信頼が大きく広がっている中で、出向した証券局の中の、特に証券取引等監視委員会へ出向して、まさに証券会社の不正を取り締まらなきゃならぬという立場であることを十分、これはもう御本人はもちろんのこと、関係者もわかっている。
古くはロッキード事件、ダグラス・グラマン事件、鉄建公団事件、国際電電、KDD事件、リクルート事件、近年ではゼネコン汚職、証券会社損失補てん事件、薬害エイズ事件、さらに最近の道路公団汚職、大蔵省汚職、皆そうです。 しかも、このほとんどの事件に天下り官僚が絡んでおります。
最近は厚生省の岡光事件やあるいは通産省の泉井事件や、さらにはそれだけではなくて古くはリクルート事件があり、一番新しいところでは大蔵省汚職事件ということで、国民の政治に対する信頼というのが全く地に落ちていると言ってもいいぐらい厳しい批判が高まっております。
最後に、三十兆円銀行支援と大蔵省汚職に対する国民の怒りであります。 三十兆円の血税投入は、国会と国民に対する公約違反であり、その裏に隠れて行っていたのが大銀行と大蔵省高級官僚との接待癒着であります。国民の信頼を裏切る汚職腐敗政治の温床こそ、自民党政治の責任そのものにほかなりません。今国民の信頼を取り戻すためには、国会を解散し総選挙で国民の信を問う道しかないことを強調するものであります。
この大蔵省汚職は何が出てくるかわからない、だれが逮捕されるかわからない、国民はそう思っているわけですよ。そして、今まで何人かの逮捕、それからまた不幸にして自殺者も出ましたけれども、本当に疑惑があるのはこのレベルじゃない、もっと高いレベルだということを大部分の国民は思っているわけですよ、率直に言って。
○橋本敦君 あなた自身が最も重い責任を持つというお考えを今表明いただきましたが、多くの世論から見ても、あるいは各党の意見から見ても、前に大蔵省汚職で大蔵大臣が辞任なさった、事務次官も辞任なさった、それぞれ責任をとって後の対策は後の立場でおやりになっていくということで責任を持っておやりになっている状況が進んでいますが、私は今回の場合も今あなたがおっしゃった重大な責任をお感じになっているならあなたも辞任
○倉田委員 私は今、官房長官に、いわゆる今回の大蔵省汚職等々の一連の接待の事件について、その原因をお尋ねいたしました。長官は、まあ食事等これくらいならいいのではないのか、こういうことが蔓延をしていたのではないのか、こういうお答えでありました。
さきの総選挙後に、通産省汚職、厚生省汚職、それに続く大蔵省汚職、高級官僚の不祥事が相次いでおります。どういうわけか、総理がかつて大臣の職にあったところばかりでありますが、国民の行政不信、政治不信は頂点に達しております。 行政府の最高責任者である総理は、このような事態をどう受けとめ、具体的にどのように公務規律の確立を図るつもりなのか。
そして三回目に上がったのは、今回の大蔵省汚職ですよ。 まさに無法な体質に海外の不信認が集まっているわけですから、この問題についてきっちりとした見識を持ち、私たちは十三兆円を使うことにも十七兆円を使うことにも反対ですが、贈賄銀行に資本注入などというのは、国民のだれも納得できる問題ではありません。はっきりとした対応を求めていきたい。
しかし、都市銀行十行のうち六行、東京三菱、住友、三和、あさひ、第一勧銀、破綻しましたが拓銀、この六つの銀行は、大蔵省汚職に連座した贈賄銀行であります。業界ぐるみで大蔵省の金融検査官を接待漬けにして、見返りに情報を得る、脱税工作をやってもらう、金融新商品で便宜を図ってもらう、さまざまな無法の限りを尽くしたという、そういう大きな汚職問題に発展しているわけであります。
大蔵省汚職発覚前に行われた報道機関の世論調査によれば、五三%あるいは四七%と約半数の国民が橋本内閣を支持しないと表明しております。総理は、このような国民世論をどのように受けとめておられるのか、まず伺います。 この法案では、金融安定化という美名のもとに、三十兆円という巨額な公的資金が、十七兆円は預金者保護に、十三兆円は金融機関の救済に投入されようとしております。
大蔵省検査がわいろと接待でゆがめられ、乱脈経営と不良債権の実態が隠ぺいされた大蔵省汚職事件で所管の大臣と事務次官が辞任に追い込まれるという、まさに大蔵省始まって以来の重大疑惑が明るみに出ました。
大蔵省汚職事件の本質は政治家の腐敗にあります。大蔵官僚を利用して利権のネットワークをつくり政権を持続する政治構造が問題なのです。橋本総理や加藤幹事長が事務次官の首をとって問題の核心から国民の目をそらそうとしていることは明らかであります。大蔵省との癒着が取りざたされた総理自身の富士銀行疑惑事件もうやむやのままではないですか。
既に御存じのように、大蔵省汚職に関しまして、金融証券検査官二名の逮捕、一名の自殺、大蔵大臣、そして事務次官の辞任等々容易ならざる事態の中で徹底した原因追求と事態の収拾は、政府は言うまでもなく、私たち政治家として国民の皆様にはもちろん、国際的にも緊急重大なものと痛感をいたしております。