1977-03-11 第80回国会 衆議院 大蔵委員会 第8号
でありますから、けさほど来の御答弁を私は期待しようとは思いませんけれども、そういう問題についての大蔵官僚諸君の受けとめ方というものについては、それぞれまた深刻に内部での議論もあるでありましょう。しかしそういう方向に動いておるのだということについては厳粛に、つまり深刻にではなくて、厳粛に受けとめてもらわなければならぬだろう、こう思います。
でありますから、けさほど来の御答弁を私は期待しようとは思いませんけれども、そういう問題についての大蔵官僚諸君の受けとめ方というものについては、それぞれまた深刻に内部での議論もあるでありましょう。しかしそういう方向に動いておるのだということについては厳粛に、つまり深刻にではなくて、厳粛に受けとめてもらわなければならぬだろう、こう思います。
これはあとでも申し上げますが、そういう解釈をとるところにいわゆる国債発行に対する歯どめというものがなくなって、法律的行為によって禁止されておるものでも大蔵官僚諸君のかって気ままな解釈によって、そして財政法四条の趣旨というものは、あれだけの戦前の歴史的な経過の中で生まれてきた、この国債発行歯どめの法律的条項さえ、かって気ままな解釈によってずるずるにはずしていくということになると私は思うのです。
またぞろ大蔵官僚諸君の反撃を食って、この法案をふらふらさせて、結局会期中に審議ができないというようなことになりますなら、これはあなたは重大なる責任、腹を切ったくらいでは済まぬというくらいの責任がある。
要するに一兆の枠を堅持するという名の下に、健全財政の名の下に、ただ大蔵官僚諸君の巧みな予算編成技術で体裁をカムフラージするにとどまるところの本予算は、金融面においては血も涙もない引締めのものであり、中小企業者の倒産を意味し、財政の面においては産業投融資の大幅削減と相成つて、石炭、鉄鋼、造船等を初めとし、各種生産部面におけるところの莫大な失業者となつておるのであります。
大体平均二百円から三百円ずつ二回とも値段が上つておる、それから又今言われた五千二百程度のカロリーで北海道の暖房用炭が間に合うという考え方が私はそもそも実情を知らないで、机の上だけで仕事をしておられる大蔵官僚諸君の根本的の誤りがそこにあるのじやないか、私はこういうふうに考えて非常に不満に堪えない次第であります。