2008-06-03 第169回国会 参議院 内閣委員会 第18号
それは確かにそうなんですが、この改正がある以前から、例えば中曽根総理のように、よく大統領的総理大臣という表現までされたことがありますが、どういう法律の規定であっても総理大臣のリーダーシップを発揮された方は、中曽根さんを始めとして、たくさんいらっしゃるわけですね。 だから、法律の規定は規定としてあります。
それは確かにそうなんですが、この改正がある以前から、例えば中曽根総理のように、よく大統領的総理大臣という表現までされたことがありますが、どういう法律の規定であっても総理大臣のリーダーシップを発揮された方は、中曽根さんを始めとして、たくさんいらっしゃるわけですね。 だから、法律の規定は規定としてあります。
大統領的総理と称し、審議会を恣意的に利用し、国権の最高機関である国会の形骸化を進めましたが、こうした手法を続ける考えですか。それとも、竹下総理は、前総理のあしき手法を否定し、議会制民主主義を守り、少数意見を尊重して国会中心の政治を目指しますか。総理、あなたの言う中曽根政治の継承とは何なのか。
それから、行政機構につきましても、法律を改正されて、行政機構は法律事項によらない、つまり国会審議を経ないで政府は自由自在にできる、こういう措置をとられてきている、これがやはり総理の考えておられる大統領的総理、こういう形になってあらわれているんではないか、こういうふうに思うわけであります。
○内藤功君 この事務局の問題、非常に大事だと思うのは、調整機能、情報能力が強まり、いわゆる活性化ということが実現されるというふうに言うんですが、これは総理が、もしその人が、その人のパーソナリティーが非常に自分の一身に権力、情報機能を集めようという志向の強い方の場合は、これはいわゆる大統領的総理というところになってくる。
総理は常に、大統領的総理を目指し、トップダウンの手法を使って政治を進めることを標榜していながら、自分が泥をかぶったり火の粉がかかることは手を染めないのでは、指導性ゼロと厳しく批判されてもいたし方ございません。(拍手) 第五の罪は、経済政策がことごとく失敗していることです。 中曽根総理は、欧米ではしばしば、顔のある指導者と評価されているそうです。
○佐藤(観)委員 今総理も言われましたように、速やかにということでございますから、我々もそれなりに努力をしたいということは間違いないわけでございまして、あわせて、総理が標榜していらっしゃいますように、大統領的総理を目指している総理としては、ひとつこの際大いに指導性を発揮をしていただきたいと思うのであります。
これはいつの間にか泡のごとく消えてしまったけれども、今は別の形でもって自民党総裁・総理大臣を選ばれるという形になったわけですが、あなたの若き血をたぎらかせたこの中に、やはり大統領的総理、こういうことは前からあったのです。したがって、立法府も司法もいわばおれの下だ、おれが絶対なんだ、この発想というのがあったんですね。それがいみじくもこういうときぱっと出るんですね。
○田邊(誠)委員 あなたはいつも最後のところ、一番都合の悪いところは小さな声だから、今思っていますというようなことですが、そういう願望だのということじゃなくて、現にあなたは大統領的総理大臣だなんていうことを夢見ている人だ。オールマイティーだなんて思っている人だ。それが、そういうことになると念願をしたり思ったりということでもって他人事のようなことを言うのじゃ困るのです。