2019-02-27 第198回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
御指摘のように、二〇一六年、平成二十八年でございますが、七月、南スーダン共和国のジュバにおきまして、キール大統領派と当時のマシャール第一副大統領派の一部兵士の間で大規模な衝突が発生をいたしました。その際、現地に派遣されていた自衛隊の宿営地に隣接するビルの付近においても銃撃戦が発生をいたしております。
御指摘のように、二〇一六年、平成二十八年でございますが、七月、南スーダン共和国のジュバにおきまして、キール大統領派と当時のマシャール第一副大統領派の一部兵士の間で大規模な衝突が発生をいたしました。その際、現地に派遣されていた自衛隊の宿営地に隣接するビルの付近においても銃撃戦が発生をいたしております。
防衛省といたしまして、南スーダン共和国の首都ジュバにおきまして、平成二十八年七月に、いわゆるキール大統領派と当時のマシャール第一副大統領派の間で大規模な武力衝突が生じ、UNハウス地区におきまして中国歩兵大隊二名の死者が発生、UNトンピン地区に、ルワンダ歩兵大隊地区に迫撃砲が落達したということは承知しております。
しばらく前からフーシ派と前大統領派の間で様々な対立があったという報道がございましたので、まだ事実関係を確認するところまでは行っておりませんが、まあ仲たがいというんでしょうか、というようなことがあったんだろう。前大統領が少しサウジアラビア寄りのポジションを取ったことが原因だという報道もございますが、確実なものかどうか、まだ確認するに至っていないのが現実でございます。
南スーダンはこれだけじゃありませんで、二〇一三年十二月十五日に大統領派と副大統領派との戦闘が発生しましたけど、これ、第五次隊は十二月十六日から活動開始しているんですよ。六か月の活動といって行ったもうそのときからあの首都ジュバで大紛争が起きているわけですよ。
○浅田均君 キール大統領派というのは民兵組織までつくっているんですよ。民兵というのは一般のシビリアンかミリタリーか、軍人さんか分からないと、そういう状況です。そういう方々が普通に生活していて武装だけはしているわけですよね。
まず、キール大統領派というのがあって、これ亡命していますけれどもマシャール前副大統領派、それからタバン・デン第一副大統領派の三つどもえになっていると。キール派においては、軍隊以外に政府の治安部隊とかそれから民兵組織までつくっていると。武器の所持がすごく裾野まで広がっているという状況です。こういう状況だからこそ、市民の皆さんは武装するか逃げざるを得ないと。
マシャール派も含め反大統領派の武装勢力が対話の対象となっておらず、開催場所が南スーダン国内であるため、命を狙われるような反大統領派のメンバーは実質的に対話参加への道が閉ざされている、本気で和平を目指すならば、反大統領派の各勢力を交え、第三国で国民対話を行うよう日本政府も働きかけるべきだと、こういうふうにコメントされておりますが、このように、国民対話といっても、実際上、反大統領派が参加できないものになっているんじゃないか
また、七月十一日、毎日新聞には、菅官房長官が十一日午前に記者会見で、南スーダン首都のジュバで政府軍と第一副大統領派の部隊が衝突し多数の死者が出ていることに関し、治安情勢が急激に悪化しているとして、在留日本人の退避に向けて自衛隊機の派遣準備に着手したことが明らかになっておりまして、そして、政府は、これに先立ち、首相官邸で国家安全保障会議を開催し、こうした方針を決定したということが新聞報道でございます。
二〇一六年七月十二日のモーニングレポートを見てみますと、七日の銃撃戦を発端とした大統領派、政府軍と副大統領派の衝突は、ジュバ市内全域の戦闘へ拡大と書いてあります。そして、十日、十一日も戦車や迫撃砲を使用した激しい戦闘がUNハウス、UNトンピン周辺で確認される等、緊張は継続、UNハウスにおいて中国軍兵士二名が死亡する等、UN兵士の巻き込まれ事案が発生と書いてございます。
特にエクアトリアの方々は、さっき申し上げましたように、ディンカとの対立がありますので、大統領派の軍の主力であるディンカがエクアトリア人を殺しに来るのではないかということで、皆さん恐れて、家の中に閉じこもった、あるいはもうジュバから逃げ出した人もいたというふうに聞いています。
UNMISSと南スーダン政府との関係ですけれども、南スーダン政府は、全般的に言いますと、UNMISSが今まで副大統領派を支持してきたというふうに考えていまして、ですから、全般的には割と敵対、敵対と言うと言い過ぎかもしませんが、余り好ましくない感情を持っているというのは確かだろうと思います。
ですから、今の南スーダンの大統領派の軍、つまり政府軍についても、統一した指揮系統があるかといえば、決してそうとも言い切れない面があると思います。 つまり、南スーダンの政治家の多くは元軍人なわけなんですけれども、それぞれが自分の部隊というのを持っている。
ただ、もう一つだけ、南スーダン政府軍というかキール大統領派だと思いますけれども、これは系統立った組織であるというふうに思いますか、大臣。
○緒方委員 ということは、現在、南スーダン情勢において、日本の、我が国としてのカウンターパートというのはキール大統領派のみであるということでよろしいですか、大臣。
ちょっとお伺いをしたいのは、今、紛争当事者がいない、そしてキール大統領派のみが我が国のカウンターパートであるということになると、現在、日本のPKOにおける立ち位置の問題なんですけれども、それは、キール大統領の正統性を一〇〇%前提として、それに基づいて派遣をしているということなのか、キール大統領派とマシャール前副大統領派の間での中立の立場で今臨んでおられるのか、いずれですか。
要するに、特にジュバは、今、いわゆる元副大統領派の部族が多いわけです、政府軍との間に緊張が高まってくるんじゃないかというような話もありました。 そこで、今回、日報が破棄され、また発見された話が今出てきております。これはジャーナリストの布施祐仁さんという方が開示請求をして、そこから話が始まったんです。
これまで稲田大臣は、南スーダンでキール大統領派とそしてマシャール前副大統領派が戦っていることについては、マシャール副大統領派は、系統立った組織がなくて、支配地域がないので、そもそも国家に準ずる組織に当たらないということを言っておられます。 まず、幾つか確認しながら質問をしていきたいと思います。
○小山委員 それでは、資料の中にも、大統領派と反大統領派との戦闘が起きている、あるいは激しい銃撃戦、戦車や迫撃砲を用いた激しい戦闘、これは戦闘行為にはならないんですか。
南スーダンでは、二〇一三年十二月以来、大統領派と副大統領派の間で激しい戦闘が繰り返されています。今年七月には首都ジュバで両者の大規模な戦闘が起こり、民間人数百人が死亡し、情勢の悪化が一段と深刻になっています。 ここで重大なことは、南スーダン政府軍によって、UNMISS、国連施設、国連職員、NGO職員などに対する攻撃が繰り返されているということです。
ここから言えるのは、すなわち大統領派、それから前副大統領派、キール派、マシャール派というよりは、キールを支えるディンカ族とマシャールを支えるヌエル族、この二つの対立であると、根が深いと、長いということを言っているわけであります。 キール派、マシャール派、キールを支えるディンカ族とマシャールを支えるヌエル族は一九九一年以来抗争を続けております。
これ、各地で大統領派と副大統領派が交戦した地域、黄色いこの星のようなマークで付けてありますが、十次要員用資料では戦闘箇所となっています。それが、十一次要員資料では衝突箇所に書き換えられているんですね。何で戦闘を衝突に書き換えたんですか。
政府としては、従前から説明しているとおり、紛争当事者の要件であるところの支配が確立されるに至った領域があるか否かについては、支配地域の規模、支配期間、支配の実効性といった要素を総合的に勘案して個別具体的に判断する必要があると考えておりますが、現地に派遣されている要員からの報告や我が国大使館、国連からの情報等を総合的に勘案いたしますと、これまでにマシャール前第一副大統領派により支配が確立されるに至った
しかし、現実には、二〇一三年十二月以降、大統領派と副大統領派による軍事衝突が各地で繰り返されてきました。昨年八月に両者の間で和平合意はありましたが、その後も各地で衝突が繰り返され、ことし七月のジュバでの戦闘で和平合意は崩れたわけです。 マシャール氏は現在南アフリカにいるとされていますが、マシャール派の部隊と政府軍との衝突はその後も繰り返されております。
ことし七月に、首都ジュバで大統領派と副大統領派との間で軍事衝突がありました。当時のUNMISSの対応について調査していた国連の独立調査機関が今月一日に報告書を公表しました。
そこは、キール大統領派とマシャール第一副大統領派の激突であったということでありますけれども、現時点において、南スーダンの地方において引き続き散発的、偶発的な衝突は見られておりますけれども、自衛隊が展開しております首都ジュバにおいては比較的情勢は平穏であるというふうに認識をしています。 なお、ジュバでは、地元の商店やスーパー、さらに商業銀行、病院などはおおむね通常どおり営業しているということです。
○菅国務大臣 現実を見てみますと、マシャール前第一副大統領派は現在は国外におって、国外からさまざまなことを、今言われたようなことを発信しています。 また一方、キール大統領派はタバン・デン鉱業大臣を新しい第一副大統領に任命しました。
例えば、七月のこの衝突、キール大統領派とマシャール前第一副大統領派の衝突によるものでありますけれども、マシャール前第一副大統領派は系統立った組織性を有しているとは言えないということも事実でありますし、また、同派による支配が確立されるに至った領域があるわけでもありません。
○岸副大臣 南スーダンにおきましては、本年七月にキール大統領派とマシャール前第一副大統領派の間で衝突が発生をいたしました。 マシャール派につきましては、系統立った組織性を有しているとは言えません。また、同派による支配が確立されるに至った領域があるとも言えないところです。
さらに、十四日には、南スーダンの政府軍の報道官も、政府軍とマシャール前副大統領派の戦闘等で過去一週間に少なくとも六十人が死亡したと、こういうことも発表しておりますが、これでも平穏と、こういう御認識でしょうか。
これは、先日、いろんなテレビの報道もありましたけれども、海外のNGOなどの関係者が略奪や傷害、レイプなどの被害に遭って、現場にいた記者は副大統領派の民族だという理由で射殺されているんです。そして、そのときの襲撃を受けたフィリピンの国連職員が言っていますけど、兵士はもう国連に敵意をむき出しにしたと。ある兵士は、俺たちは国連が嫌いだ、国連は反政府軍に肩入れしていると、こういう発言をしたと。
○国務大臣(稲田朋美君) 今年七月に首都ジュバにおいてキール大統領派とマシャール第一副大統領派との間で武力の衝突が発生をして、治安は悪化したところです。中谷前大臣が会見で散発的に発砲事案が生じていると発言をされましたが、これは、当時ジュバでキール大統領派とマシャール第一副大統領派との発砲事案が複数発生したことを捉えて発言をされたということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 散発的、偶発的な衝突が発生をしておりましたが、マーシャル前第一副大統領派が系統立った組織性を有し、同派による支配が確立されるに至った領域があるとは認識していないということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) マーシャル前第一副大統領派が系統立った組織性を有し、同派による支配が確立されるに至った領域があるとは認識をしていないということでございます。
○国務大臣(稲田朋美君) 平成二十五年十二月、キール大統領派と当時のマーシャル前副大統領派との間で衝突が発生し治安が悪化したのは事実ですが、首都ジュバの状況は数日で平穏化し、派遣施設隊からも自衛宿営地の安全確保にも問題はなかったとの報告を受けております。