1978-10-16 第85回国会 衆議院 外務委員会 第3号
核のボタンを押すのは大統領専権事項、もしそれができないときは副大統領ですから。これは大事な問題なんです。まじめに考えてくださいよ。自分でやるべきことをやらないで自衛隊に有事の何とかと言うのは私は本当におかしいと思うのですよ。こういう国の一大事の問題でしょうからもう少しまじめに考えるべき必要がある。そのときの政権の都合でないがしろにするというような種類の問題ではない。
核のボタンを押すのは大統領専権事項、もしそれができないときは副大統領ですから。これは大事な問題なんです。まじめに考えてくださいよ。自分でやるべきことをやらないで自衛隊に有事の何とかと言うのは私は本当におかしいと思うのですよ。こういう国の一大事の問題でしょうからもう少しまじめに考えるべき必要がある。そのときの政権の都合でないがしろにするというような種類の問題ではない。
(拍手) また、一昨年の公害国会での公害処罰法案についても、公害発生のおそれの規定を、財界の圧力に屈して削除し、さらに、沖縄返還に伴う現地の核不安を取り除くために、米国の核の総点検も、初めはその実効を約束しながら、結局は、大統領専権の理由をもとに、核の存否を日本政府が点検をしませんでした。この怠慢はどう説明をするのでありますか。