1974-04-25 第72回国会 衆議院 内閣委員会 第24号
年利は七・五%でありますが、保証協会の決定額四百万円ということになりまして、大洋信用金庫板橋支店に行きますと、契約内容には年利九・五%になっておった、どうしてかと言って聞きますと、利息が上がりましたと言われた。そういうことはないはずだということで、これも再々交渉をいたしまして、やっと銀行側が、実は職員がふなれでございましたということで訂正をして済んでいる。
年利は七・五%でありますが、保証協会の決定額四百万円ということになりまして、大洋信用金庫板橋支店に行きますと、契約内容には年利九・五%になっておった、どうしてかと言って聞きますと、利息が上がりましたと言われた。そういうことはないはずだということで、これも再々交渉をいたしまして、やっと銀行側が、実は職員がふなれでございましたということで訂正をして済んでいる。
それがゆえに私はいわゆるトップ経営陣の責任というものを強調して、し過ぎることはないと思っておりますが、先ほど述べた大洋信用金庫の専務がたとえば四十五年の五月の検査で、取引先からリベートを妻名義の預金通帳に振り込んでいたのが明るみに出たにもかかわらず円満退職の形で二千万円の退職金が支払われたなどというのは、私は不当な例だと思います。
また例の富士銀行の事件でもずいぶんいろいろの人物が暗躍をしたこと、昨年の暮れも大洋信用金庫があの俳優だった上原謙のパシフィック観光への二億円の焦げつきが、あるいは会員外融資をねたに事件屋といわれる野崎こと山田伍郎からゆすられたことがすでに明るみに出ています。