1947-09-30 第1回国会 参議院 本会議 第34号
即ち赤城山頂鈴鹿岳付近に湖沼がありまして、大沼と申しますが、この大沼に源を発して西流し、上越線沼田の下流十キロ地点で利根川と合する沼尾川は延長五里、この沼尾川の両岸は即ち勢多郡の敷島村でありまして、沼尾川が敷島村を横に長く貫流しておるのでありますが、この川の両岸における山林の流失は実に三百十五町歩と言われております。その内訳は針葉樹林五十町歩、濶葉樹林二百七十町歩、竹林五町歩でありあます。
即ち赤城山頂鈴鹿岳付近に湖沼がありまして、大沼と申しますが、この大沼に源を発して西流し、上越線沼田の下流十キロ地点で利根川と合する沼尾川は延長五里、この沼尾川の両岸は即ち勢多郡の敷島村でありまして、沼尾川が敷島村を横に長く貫流しておるのでありますが、この川の両岸における山林の流失は実に三百十五町歩と言われております。その内訳は針葉樹林五十町歩、濶葉樹林二百七十町歩、竹林五町歩でありあます。
「福島縣大沼郡赤澤村大字赤留字中ノ山デ赤澤炭鑛株式會社ガ亞炭ヲ掘ツテ居マスガ、昭和十九年八月ニモ炭鑛上部ニアル宗像ヒサノ土藏及ビ母屋ガ傾斜シタ外、諸所ニ龜裂ヲ生ジ住民皆不安ニ藉ラレテ居リマシタガ、然ルニ今年四月二十五日ニ宗像態八ノ土藏陷沒シ、屋敷内ハ數ケ所ニ大龜裂ヲ生ジマシタ。
○冨吉政府委員 福島縣大沼郡赤澤村大字赤留字中山が陷沒および地表龜裂を生じました箇所は、昭和十九年の四月以前に採掘をすでに中止いたしました廢鑛の跡であります。
本請願の要旨は、福島縣大沼郡赤澤村大字赤留字中山にある赤澤炭鑛では亞炭を採掘しているが、その上部にある民家の土藏が陷沒して、屋敷内に大龜裂を生じ、部落民は極度の不安に驅られている。ついては速やかにこの採掘を中止し、被害箇所を復舊するよう取り計らわれたいというのであります。政府當局の御意見竝びに皆様方の御審議をわずらわしたいと思います。