1985-04-03 第102回国会 衆議院 大蔵委員会 第16号
これに対しまして、大河原大使を中心とした我が日本大使館は、この問題が出てから後、非常な密度で米国議会当局者及び現地のオピニオンリーダー、世論指導者に対して大変な働きをやっておりまして、これは私、調べておりますのであるいは数字的に御説明してもよろしゅうございますが、これは現地のこの問題を観測しているアメリカの当局も大変な努力で日本側はやっているということは認めているというふうに思います。
これに対しまして、大河原大使を中心とした我が日本大使館は、この問題が出てから後、非常な密度で米国議会当局者及び現地のオピニオンリーダー、世論指導者に対して大変な働きをやっておりまして、これは私、調べておりますのであるいは数字的に御説明してもよろしゅうございますが、これは現地のこの問題を観測しているアメリカの当局も大変な努力で日本側はやっているということは認めているというふうに思います。
今、先生のおっしゃったこと、実は私も大河原大使にきのうお目にかかって約三十分ほど貿易の話をしまして、想像以上にアメリカが、特に議会が日本に対し厳しいという話を聞いたわけでございます。この間、経団連の稲山さんが団長で東南アジアを回りましたときも、やっぱりタイ、マレーシア、インドネシアその他におきまして同じような厳しい状況にあるということを聞いた。
最近も大河原大使が離任のあいさつでレーガン大統領に会いましたときに、レーガン大統領も、このアメリカ議会の動きを非常に心配しておる、自分は自由貿易主義者で何とか日米間で話し合って問題を解決していきたいと思っているけれども、今の議会の動きはなかなか容易でない、こういうことを言っておったようでありますし、まさにそういう点で、このアメリカの議会、そして議会が背景としている世論、そういう点を考えるときに、やはりこの
○安倍国務大臣 あのときの写真はスナップでして、両方が笑っているときの写真を撮ろうと思えば撮れたと思いますが、たまたまああいう形の写真が載ったと思うのですが、別にこれが外務省の姿勢、農林省の姿勢を示しているわけじゃないと思うので、これは今度の交渉団は山村農水大臣を中心に大河原大使も含めて一体となって取り組んだ交渉です。大変な真剣勝負だったと思います。
○河上委員 安倍外務大臣に幾つかお尋ねしたいのでありますが、今もお話がありましたが、農産物交渉で一応の決着がついたということでございますけれども、先日交渉決着の後の記者会見の写真が、これは朝日新聞を初め各社に出ておるのですけれども、これちょっと、コピーを持ってきましたけれども、大臣もごらんになったと思いますが、大河原大使と山村農水大臣の表情は大変対照的でして、大河原さんは腕を組んで大変にこにこ、呵々大笑
それからまた、大河原大使も同席しておるわけです。これらの皆さんの意見もみんな伺いながら、そういうようなぐあいに感じて、アメリカもぎりぎりの線ということを申し上げたような次第でございます。
同席者は、日本側から大河原大使、農林水産省から佐野、小島、石川各局長、外務省から村田経済局長ほかであります。米側からは、通商代表部のネルソン代表補、農務省のアムスタッツ次官、国務省のウォルホビッフ次官補ほかでありました。 第一回協議につきましては、農産物に関する各種の問題、いわば一般論について意見の交換が行われております。
そこで、私どもは日米間の協定が期限切れになったままいりまでも放置していくというのは適当ではないというふうに考えておりまして、たまたま先週の末にブロック通商代表から大河原大使を通じまして、山村大臣とひとつ胸襟を開いて建設的に政治家同士で話し合いたいというようなメッセージも届けられてきたわけであります。
御存じのとおり、佐野経済局長とスミス代表との間での協議では決着に至りませんでしたが、あと日限も切れましたし、これを解決をするためには山村農林水産大臣の訪米以外にない、アメリカの方からもシュルツ・安倍間で、あるいはブロック・大河原大使間で山村農林水産大臣の訪米を歓迎をすると、そういうふうな感触も出てまいりましたので、日本の農業を守るということを常に念頭に置いて交渉に臨むと、この基本的な考え方は変わっておりませんが
○政府委員(佐野宏哉君) 先生の御指摘のように、私どもの国際部長が私が帰国いたしました後もワシントンに残りまして、大河原大使を経ましていろいろ米側と接触をいたしておるわけでございますが、現在までのところ事態は流動的でございまして、私どもとしてまだ決心をするには至っておらない状況でございます。
○政府委員(佐野宏哉君) 私どもも、現在の局面を打開するためには米側がその立場を考え直してくれることが先決であるというふうに考えておりまして、この点は私が帰国いたしました後も、大河原大使初めいろいろなレベルで引き続きそういう意見を米側に伝えておるところでございます。
でありますから、たとえば逆に言いますと、一番新しい事例では、大河原大使がアメリカの下院の歳入委員長に会ったときの、新聞等でも伝わりましたが、相当重要なことを言われているのですね。
かような観点から七月二十日わが方の在米大河原大使を通じまして日本側の要望及び見解を詳しく米側に伝えるとともに、その再考を求めている次第でございます。 かようにいろいろ案件というか目標に従いまして、ある点においては独自の行動、また別の点においては結果として西ヨーロッパとほぼ同じの行動という、そういうきめの細かい対応をアメリカに対して行っている次第でございます。
その後アメリカ政府は商務省規則改正を行って、これらの問題についてそれが法的にもライセンスの発給が認められないという、そういう行動に出られたのでありますが、既契約案件を対象とするということは妥当性を欠くのではないか、あるいは米国の管轄権の一方的な域外適用はどうかと、こういうことで、これらの点について七月二十日に大河原大使から米側に対して、それは妥当でないと、こういうことを申し入れて本日に至っておるわけでございます
それで、例の有名なブロック書簡が出ました際、大河原大使からブロック通商代表あてに書簡を発出していただきまして、その中でも再度自由化というのは絶対だめなのであるということを米側に伝えてございます。
これは官房長官にお聞きしたいと思うんですがね、きょうは副大統領も来るわけだし、この問題も出てくると思うんですが、何か官房長官のきょうの新聞読みますと、大河原大使を招いた外務省の席の中で、若干のこの六項目提案についてはやむを得ないんじゃないか、こういう仕切り直しという表現の中で、そういう記事が出ておりますが、そういうことなのか。
○国務大臣(宮澤喜一君) 仕切り直し云々と申しました意味は、大河原大使が先般の農業グループの四月十二日でございますかの会議の扱いについて、アメリカ側内部に行き違いがあったり、いろいろしたようでございまして、日本側に誤解があったわけではない、アメリカ側の内部のいわば行き違いといいますか、そういうことであったというふうな大河原大使の報告でございましたので、それはそれでわかったと、アメリカ側としては、それについてはそういうこととして
○竹田四郎君 運輸大臣にお尋ねしますけれども、いままでは大体航空交渉は航空局の審議官が中心になって当たっていたと思うのですけれども、今度は中村次官と大河原大使がこの問題の中心に当たったというふうに聞いておりますけれども、これはどういうわけで、ちょっと違うのではないだろうかという気がいたします。むしろそういう点でこの航空交渉の本質がぼけたのではないか、こういうふうに思いますが、どうですか。
○国務大臣(田澤吉郎君) 田渕先生のせっかくの提案でございますので、今後いろいろな研究課題にいたしたいと思いますが、アメリカの農業も大変な状況にあるということのはね返りがいまこうして来ているということは事実なんでございまして、したがいまして、私たちもいままでは、まあこの間大河原大使ともいろいろ話し合ったんですけれども、どうもアメリカと日本との、ことに農業の面ではどうも話し合いが食い違っているような気
幸い大河原大使はこの交渉の衝に当たられておりましたので、どういう点がぐあい悪かったというようなことはすぐ大使から報告を受けまして、一応その実情は私は把握して、そしてレーガン大統領を初め関係者との会談に臨んだわけでありますが、今回の場合、私の記憶に特に残っておりますのは、レーガン大統領がこの問題を取り上げたことと、それから運輸長官が、特に予定がないのにボルドリッジ商務長官の朝食会へ出席をされて、私のばす
ただ、大河原大使ですね。この大使が現地で代表として折衝に当たられたのでありまして、運輸省の運輸次官とともに代表として当たられて事情をよく知っておられるわけでございます。 ただいま運輸大臣から静答えがあったそういう事情も踏まえますと、先方の認識はもう少しのところだったという認識はあるようですが、なかなか今後の見通しはやはり簡単なものではないと思います。
そこで、今回の交渉が八回目に当たりまして、不均衡是正、不平等条約を正しいものにしようと、こういうことで重要視いたしまして、最終的にはアメリカにおる大河原大使が代表として詰めに入るように努力をいたす考えでございますが、ただいまおっしゃるとおりのそういう基本的な考え方にわれわれも立っております。
○淺尾政府委員 ホワイトハウスの高官を一体どういうふうに指すかということでございますが、少なくとも現在の大河原大使は、何人かの上院議員あるいはホワイトハウスのスタッフとファーストネームで呼び合う仲になっておりますし、それから最近、一年ぐらいになりますけれども、帰ってきました参事官も、もう少し下のレベルでございますが、ファーストネームで呼ぶ仲になっております。
しかし、このまま放置しておれば法案等が通る可能性はあるのじゃないかというふうに私は心配をしておりますので、江崎ミッションなんかのお話や、実はきょう大河原大使なども帰ってきておりますから、アメリカの全体的な実情等も承って、その上でどういうふうに対応していくかということでこれから政府としても対策を講じなければならない。とにかく相互主義法案だけは何とか阻止したい。
○櫻内国務大臣 米側の各機関に対して大河原大使あるいは日本から特に橋本情文局長を派遣をいたしましたが、大使館のそれぞれの立場の方々を動員いたしまして、そして議会を初め有識者の方に広報活動をいたしておるわけでございますが、これは要するに、日本側がこの開放体制をとるためにいろいろ努力をしておることが十分理解されておらないということであってはいけない、あるいは日本に対しての批判が大変誤解の面があったりしてはおらないかというようなことで
○田中(恒)委員 外務省は駐米日本大使館、大河原大使などを中心にして、いま大々的にアメリカの政府並びに特に議会筋に対して、わが国の主張を理解をさせる諸対策を講じておられるようでありますが、その日本側の主張点というのは一体どういうものになっておるのか、この点を外務大臣からお聞かせをいただきたいと思うのです。
また大河原大使は、日本に対して特に意見のある国会議員に個別に会う、あるいは大使館の公使以下を動員してお会いしたり、説明したりしておる次第でございまして、恐らく公聴会が催される折には、そういう努力というものはある程度反映していくのではないか。また、公聴会における意見を陳述する上に必要な方々については、ワシントンの大使館の方でそれぞれあらかじめ説明を申し上げ、理解を求めておると思います。