2002-03-27 第154回国会 参議院 予算委員会 第18号
それらの設置工事あるいはバグフィルター、それぞれの設置工事前、そして設置以降の大気環境調査結果についてお尋ねいたします。
それらの設置工事あるいはバグフィルター、それぞれの設置工事前、そして設置以降の大気環境調査結果についてお尋ねいたします。
今、環境省では、こうしたダイオキシン類に係る大気環境調査マニュアルというものを作成して、このマニュアルに基づいて各自治体に、大気中のダイオキシン濃度を測定してくださいと指導しているということだそうです。そして、このマニュアルによりますと、大気中のダイオキシン濃度をはかる際には、そこにある空気を集めてその中のダイオキシン濃度をはかるという方法をとっているというふうに書かれています。
当該地域周辺の現状につきまして、当該地区で行った大気環境調査では、環境基準で定めるすべての汚染物質が基準に適合していましたが、ダイオキシン類については基地内で最大二・四ピコグラムとなっておりまして、環境庁が生涯にわたる健康影響の未然防止の観点から制限目標として定めている大気環境指針、〇・八ピコグラムを超える値が見られた、こういうことでございます。
○櫻井説明員 ただいま先生御指摘のデータは、 先般埼玉県が発表いたしました平成九年度の埼玉県のダイオキシン類の大気環境調査結果におきまして、県内六地点の測定結果の中で、上尾市におきましてはダイオキシン類の大気環境濃度の年平均値が〇・八八ピコグラムTEQパー立米、ピコグラムと申しますのは、一兆分の一という大変小さな数字でございますけれども、そういうデータでございます。
御指摘のダイオキシン問題につきましては、先生お話のあったとおり、平成七年の十月に米軍側から、厚木基地の中で実施した大気環境調査の結果、ダイオキシンなどの発がん性物質にかかわります健康リスクが高いということで、この施設のばい煙の排出停止を要求したという経緯がございます。
現在では普通やっております平常研究と申しますか、そういうもののほかに、国土庁の予算によりまして、関東南部大気環境調査、それから秋田湾の地域大気環境調査をやっておりますし、環境庁の予算によりまして、大気汚染気象に関する環境アセスメントの研究などを実施中でございます。