2004-04-13 第159回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
国際的にいろいろと物事を決めていくということについてはとても長い時間が掛かるわけでありますが、ようやく海上の世界においてNOxやSOxといった大気汚染物への対策が講じられるようになったということは評価されるべきものであります。 船舶の排ガス規制の議論が国際的に始まってから今日に至るまでの経緯と、その過程で我が国がどのような役割を果たしてきたのか、その点についてまずお尋ねを申し上げます。
国際的にいろいろと物事を決めていくということについてはとても長い時間が掛かるわけでありますが、ようやく海上の世界においてNOxやSOxといった大気汚染物への対策が講じられるようになったということは評価されるべきものであります。 船舶の排ガス規制の議論が国際的に始まってから今日に至るまでの経緯と、その過程で我が国がどのような役割を果たしてきたのか、その点についてまずお尋ねを申し上げます。
五、本法附則第九項に基づく指定物質を早急に 定めるとともに、それ以外の有害大気汚染物 質についても、事業者による排出抑制の取組 が確実に行われるよう適切な方策を講ずるこ と。
私は、二酸化窒素の指針を導くもとになりました疫学調査の手法についてのことと、それから、大気汚染物の一つとしてのNO2、二酸化窒素でございますが、現実の大気汚染、これは複合汚染でございますが、の影響を考えていきます場合のNO2の寄与する程度、そういうことに関しまして御意見を申し上げさせていただきたいと存じます。
前田教授の投稿でございますが、 私は、最近米国ハーバード大学の十年計画の 大気汚染健康影響調査のデザインと、今日まで に得られた結果をみてきたので、その内容を紹 介し、正しく、合理的な疫学的方法による大気 汚染物の健康影響の把握(はあく)のあり方に ついてのべたい。
ところが、これから先はむしろ私からお願いなんですけれども、チェススタディでやりましたけれども、本当に人間に効いているのは何だと、大気汚染物一つとりましても。これがいろいろ問題になってまいりました。その点につきましては私たちの報告書の中にも若干触れてあります。長々とは触れてありませんけれども。
健康被害という問題になりますと、症状的にはあまり強くない反応を示しておるのでございますが、日本の、ことに東京型といま言われております光化学反応におきます人体の影響は、非常に強烈な反応が認められておりまして、中学校、高校生等が体育中に倒れて、非常に窒息的な状況になるという呼吸器系の症状を示しますものですから、これは従来ロサンゼルス型でいわれているオゾンを中心にした発生機序だけでなしに、いろいろな複雑な大気汚染物
○戸田菊雄君 次に、鉱山施設ないし電気工作物、ガス工作物等、これを大気汚染物の適用除外としてあるのは、一体どういうところにあるのか。
学界等で論じます場合には、大気汚染物の一つ一つについての問題をこまかく論じなければいけませんし、日本においても将来この問題は一つ一つの大気汚染物についてどういう影響があるかというようなことをほんとうに具体的に、示さなければ、きめのこまかい対策というものは立たないと思います。しかし遺憾ながら現在のところは、一般論で申せば、大気汚染があれば人間の健康がどうなるという言い方しかまだできません。
その点は、どうしても大気汚染物の性格が変わったというように解釈せざるを得ないのかとは思います。なぜならば、そういう大きな粒子については、戦前と比較してそう非常にふえているとはいえないからだと思います。 なお、これを外国に比して云々ということであります。