1987-09-18 第109回国会 参議院 環境特別委員会 第9号
そこで一つ伺いますのは、五番目のところですが、今までは個別的な代表的な汚染というものについて一つずつ検討を加えてきた、しかしこれからは総合的に大気汚染影響を把握する必要があると、こういうふうなことが出されているわけです。この総合的な把握ということについて現時点でどんなことをお考えになっているのか伺いたいと思います。
そこで一つ伺いますのは、五番目のところですが、今までは個別的な代表的な汚染というものについて一つずつ検討を加えてきた、しかしこれからは総合的に大気汚染影響を把握する必要があると、こういうふうなことが出されているわけです。この総合的な把握ということについて現時点でどんなことをお考えになっているのか伺いたいと思います。
このほかにも中公審答申は、専門委員会報告について、現在の我が国の一般環境中に見られる最高濃度レベルの大気汚染影響を含めて評価されているとみなしたり、あるいは現行四十一指定地域における大気汚染も含めて現在の我が国の大気汚染は、地域の有症率を決定するさまざまな要因の中で主たる原因をなすものとは考えられないと述べておりますが、いずれも安全性の証明にはなっておりません。
それから、先生のことし二月の法律時報で論文がありますが、その中で第二項目の有害性の定量的評価、その一番最後の部分で「大気汚染影響について定量的判断ができないことは、その無害性の証明ができないことと同一である。」、先ほど言われたことと同じことなんだろうと思うんですが、なかなかやっぱり学者の先生の言葉は難しいもので、どうぞ素人にわかりやすいように塚谷先生にお伺いしたいと思うんですね。
大気汚染影響がSOxだけであればそれでいいです。しかしNOxというものが改善されていないわけだ。しかも、自動車がふえることによって自動車排気ガスのNOxだけでなくて浮遊粒子状物質もどんどんふえてきているとちょっと申し上げましたけれども、これが花粉アレルギーの増強剤になってはいないか。
これは先ほど村沢委員の質問に対する答弁として、先ほど申し上げた大気汚染影響報告書などは、この専門委員会では十分議論をされているということですが、私は今申し上げた東京都の資料、それから大気汚染影響報告書の中身も相当まだ問題がある、まだ不十分な点があるということは、恐らく昨日、科学者会議が見解を公表いたしまして、この中には、この報告書を貴重な疫学データと高く評価している一方、半面重要データが数多く含まれているものの
○山本(宜)政府委員 この制度ができました当初にいわゆる大気汚染の物質といたしまして硫黄酸化物、窒素酸化物、浮遊粒子状物質その他幾つかの物質がこれに関与しておる、これにつきまして現在地域指定の要件にいたしましても、また現在のところ硫黄酸化物を一つの指標といたしまして地域指定の要件としておるわけでございますけれども、窒素酸化物につきましては先生御承知のように、複合大気汚染影響調査あるいは先般発表いたしました
勇払地区への大気汚染影響は慎重に、そして厳密にしなければならない。なぜならば、道知事と苫小牧市長が勇払市街地の移転はしないという約束をし、これを言明しておるのです。したがって、人口五千四百人の町を残すということになったから、一そうこういうようなことを徹底させなければならないわけです。
勇払地区や周辺地区への大気汚染影響を考えるなら、今度の環境評価報告書は、測定データの点では非常に不満足な、そして不備な、貧弱なものだ、こういうようなことになりますが、長官、これは認めざるを得ないですね。不満足だと認めますか。十分だと認めますか、これは長官。