1964-03-10 第46回国会 参議院 社会労働委員会 第11号
第二条では、これまで公害が単なる概念であったものを、一、大気汚染、二、水質汚濁、三、悪臭、四、騒音、五、振動、六、地盤沈下と六種類に分類規定し、それぞれが、多数の住民の健康並びに動植物の生育を害し、もしくは日常の生活の利便、経済上の損失等に害を与え、またはおそれのあるものと定義づけた次第です。
第二条では、これまで公害が単なる概念であったものを、一、大気汚染、二、水質汚濁、三、悪臭、四、騒音、五、振動、六、地盤沈下と六種類に分類規定し、それぞれが、多数の住民の健康並びに動植物の生育を害し、もしくは日常の生活の利便、経済上の損失等に害を与え、またはおそれのあるものと定義づけた次第です。
第二条では、これまで公害が単なる概念であったものを、一、大気汚染、二、水質汚濁、三、悪臭、四、騒音、五、振動、六、地盤沈下と六種類に分類規定し、それぞれが、多数の住民の健康並びに動植物の生育を害し、もしくは日常の生活の利便、経済上の損失等に害を与え、またはおそれのあるものと定義づけた次第です。
説明員 通商産業省企業 局産業公害課長 加藤 庄市君 気象庁予報部長 日下部文雄君 ————————————— 本日の会議に付した案件 ○社会福祉事業振興会法の一部を改正 する法律案(内閣送付、予備審査) ○麻薬取締法の一部を改正する法律案 (内閣送付、予備審査) ○派遣委員の報告 ○予防接種法の一部を改正する法律案 (内閣提出) ○社会保障制度に関する調査 (大気汚染防止対策
その状況を一ぺんごらんになって、そうして口で言うだけでなしに、大気汚染というものの処置をお考えにならないと、それは下のほうではどこからどうなっているかよくわかりませんけれども、一ぺんごらんになってその対策をお考えになってもらわなければ、実感が出てこないじゃないかという気がするわけです。私はそういう点が抜けていやせんかという気がします。だから、厚生省は非常に困るのだと私は思うのですね。
○政府委員(館林宣夫君) 藤田先生御承知のように、大気汚染に対します世界的レベルの規制というものも、イギリスは比較的進んでおりまして、大気浄化法によって規制が行なわれておるわけであります。その大気浄化法の基本となりましたものは、いまお話のございました一九五二年の約四千名一度にスモッグのために死んだという事例がもとになっております。
○説明員(河角泰助君) ただいま先生のほうから御質問がございました、自動車の排気ガスの関係でございますが、厚生省といたしましては、一昨年でございますか、御指摘のとおり、ばい煙の排出の規制に関する法律を通産省と共管で施行いたしておりまして、鋭意そちらのほうの施行につとめておるわけでございますが、自動車の排気ガスにつきましては、昨今自動車の交通量が非常に著しく増加いたしまして、御指摘のように大気汚染の重要
それで、公害のことにつきまして若干申し上げますと、大別いたしまして大気汚染の防止、それから水質汚独の防止それと騒音、震動大体その三つに大別しております。このほかに悪臭その他いろいろあるわけでございますが、ただいまのところでは重点をこの三つに指向しておるわけでございます。
○勝澤分科員 大気汚染の実情について、あるいはスモッグの対策について詳しいのは、お金を出す大蔵省じゃなくて、気象庁のあなたが一番詳しいわけですから、やはり気象庁なり厚生省なり、そういうところがそういう問題について警鐘乱打しなければ、いつまでたっても放任されておるというのが実情だと思うのです。ですから、それは声を大にしてやらなければならぬときに今日きておると思います。
○勝澤分科員 最初に大気汚染の関係についてお聞きいたします。あとは大臣が見えてからのことといたしまして……。 特に最近大気汚染の問題につきましては各所で問題になっておりまして、気象庁もこれについてスモッグ対策というものを積極的に打ち出しておるようでありますが、この大気汚染の現状、今日までの対策、これについて、まず御説明を賜わりたいと存じます。
ことしわれわれは本格的に三十九年度取りかかることにいたしまして、来年度は四日市、あるいは大阪に、この人体に対する影響調査のための専門の調査自動車等もつくって、これを運用して、また、年内には四日市にも二千数百万円かけて、スモッグとか大気汚染度を調査する自動装置をしかけましてこれらの調査をするということで、まあはなはだ申しにくいことであるが、ようやくこの問題が世間の注目を引いて、そうして調査に本格的に取
だから、これから厚生省が保健所を使ってやるというのでなくて、せっかくそういう学問的データが出ているのですから、それをそれなりに信用して、信用すべき人たちがやったのだから信用して、結局データといっても、直ちにどうするかいう対策を講ずるか講じないか、一昨年私は国会で報告いたしましたが、朝日新聞の飛行機に乗って東京都から千葉近郊を空から大気汚染の状況を視察した。
それからたばこを吸えば慢性気管支炎なり肺気腫なり、肺や気管支の慢性の病気に、大気汚染よりずっと罹病率が高くなるというようなことを、大ざっぱにまとめておるわけですね。そこでこのアメリカの発表というものは、学問的に評価をしたら一体価値のあるものなのかないものかということなんです。これを一体厚生省はどうお考えになっておるのか、まずお教えを願いたいと思います。
そこでこの際伺いたいのは、いまや全国的にいろいろの公害が起こっておるわけでありまするが、最近の公害の事例について、四日市でもよろしいしあるいは川崎市でも、東京も晴海地帯などは川崎以上の大気汚染といわれておりますが、それら公害の起こっておりまする最近の事例で厚生省において把握されておられる公害の事実とその対策実施の状況について、あげられるだけここであげてみていただきたい。
なお、大阪府においてはかなり前から大気汚染の関係の調査が行なわれておりまして、特に自動車の排気ガスによります交通巡査の肉体的変化、ことに血液中の一酸化炭素の溶存量というようなものが相当具体的に調査されておりまして、かなり一酸化炭素の含有量が多い、一般警察官よりは二倍ほどの含有量を持っておるというような結果もあらわれております。
なお、防災科学技術以外の総合研究のうち、水質汚濁、水の高度利用、凍結乾燥の研究については、従前どおり実施することといたしておりますが、大気汚染、騒音振動、人間科学等の研究については、特別研究促進調整費より支出することにいたしました。したがって、特別研究促進調整費は、単に予見しがたい事態に備えて使用するばかりでなく、その適用範囲を拡大することとし、その経費も四億円と大幅に増額いたしました。
特に、防災科学技術及び環境科学技術につきましては、わが国の地理的特殊条件により、豪雪、台風、集中豪雨等の自然災害はあとを断たず、また大都市への人口集中と工場の過密化に伴う大気汚染、水質汚濁、騒音等の公害の発生も増大してきております。
今日大気汚染の問題あるいは公害の問題、それからいま言いましたたばこの問題にいたしましても、中性洗剤の問題にいたしましても、この取り上げ方の態度というものはどうも不十分じゃないかと思う。そういう点をやはりこの際真剣に、これを契機として考えなければならぬ。こういうためにこの問題をいま提起しているわけでおります。
なお、防災科学技術以外の総合研究のうち、水質汚濁、水の高度利用、凍結乾燥の研究については、従前どおり実施することといたしておりますが、大気汚染、騒音振動、人間科学等の研究に対しては、特別研究促進調整費より支出することにいたしました。したがって、特別研究促進調整費は、単に予見しがたい事態に備えて使用するばかりでなく、その適用範囲を拡大することとし、その経費も四億円と大幅に増額いたしました。
特に、防災科学技術及び環境科学技術につきましては、わが国の地理的特殊条件により、豪雪、台風、集中豪雨等の自然災害はあとを断たず、また大都市への人口集中と工場の過密化に伴う大気汚染、水質汚濁、騒音等の公審の発生も増大してきております。
そのうち、特に硫化水素、メルカプタンその他石油系各種炭化水素等による悪臭問題は、市民に直接敏感に反応し、不快感を催すため、その件数も最も多くなっておりますが、四日市公害の主体をなすものは、直接感受されにくい悪硫酸ガスによる大気汚染源でありまして、同市における亜硫酸ガス発生源の集中化と石油系燃料への依存度の高い特性から、気象支配による亜硫酸ガスの断続的な高濃度現出と亜硫酸ガスそのものの増加傾向、汚染の
第五に、最近産業の発展、近代化による国民生活の著しい改善にもかかわらず、台風、豪雪、集中豪雨等自然災害は依然としてあとを断たず、また大気汚染、騒音等過大都市の出現と工場の過密化に伴う公害の発生も増大化し、国民生活を脅かしております。
このうち産業公害対策の関係、すなわち大気汚染、水質汚濁、そういった点につきましては、まだ試験的な段階でございますので、一般会計予算としては、金額としては二千四百万円という少額にとどまっております。
○舘林政府委員 公害に関しましては、大気汚染、水質汚濁、あるいはスモッグ、あるいは騒音、震動というような諸問題がございます。その中で大気汚染に関しましてはばい煙規制法がありまして、ことしの九月一日からこれが一部の地域で施行になりました。東京、京浜地区、それから阪神地区、北九州地区、この三地区でありますが、近く四日市地区その他二、三の地区をこれに追加する予定で目下調査中でございます。
大気汚染、汚水、騒音、有毒ガス、地盤沈下、爆発、爆発の震動に基づく被害、それから放射線の問題、こういうような問題もやはりともにやってもらわなくちゃならぬのであります。環境衛生の中において一つの重大な部門ですから……。こういう点について一体どういう処理をお進めになっておるか。三十九年度から予算獲得もやらなければなりません。これをひとつお聞きしておきたいと思います。
第五に、最近産業の発展近代化による国民生活の著しい改善にもかかわらず、台風、豪雪、集中豪雨等、自然災害は依然としてあとを断たず、また大気汚染、騒音等、過大都市の出現と工場の過密化に伴う公害の発生も増大化し、国民生活をおびやかしております。
さらに原動機付き自転車につきましても、あるいは軽自動車につきましても、型式認定の制度がございまして、同じようにやはり新型の審査をいたしまして、これは黒い煙ではございませんけれども、白い煙等が目につく場合もございますが、その辺につきましても十分大気汚染上問題にならないように、完全燃焼いたしますように検査をいたしております。
これについても数年前大幅な試験検討をいたしまして、その結果新しい車の騒音に非常に下がった実績がございますが、煙の問題につきましても、研究所でいかにしたら煙が減らせるかというような燃焼状態の改善についてのいろいろな試験研究も実施しておりますし、さらに本年もあるいは来年につきましても、重点項目として騒音の防止あるいは大気汚染の防止ということで音と煙の研究をさらに積極的に進めていきたい、こういうふうに考えております
これもたばこの関係とか、大気汚染の関係とか、自動車の排気ガスの問題、いろいろな点が言われておりますが、この点を究明して、環境衛生全般を変えていくということもからんでくるし、さらに診断の問題もからんでくるだろう、こういうふうに存じております。
この際、当委員会におきましては、この記の一にございますように、まず一つの提案といたしましては、現在までありました公害防止に関する諸法令、たとえば大気汚染、水質汚濁、騒音防止、公害、地盤沈下等に関する凡百の対策の諸法令があるのでございますけれども、これらの諸法令の実体並びにその運用に関しましては、いろいろ実情が変わってまいりますので、その変わった実情に即しまして、機動的に検討を加え、その措置に万全を期
○五十嵐政府委員 四日市市の問題について、いろいろと例をあげましてのお尋ねでございますが、厚生省におきましても、四日市の問題につきましては、すでに三十七年度の予算におきまして厚生科学研究費として、ばい煙の人体に及ぼす影響の研究の対象として取り上げ、また、石油コンビナートにおける大気汚染対策に関する研究ということでもその対象に取り上げまして、実は研究をいたしておるわけであります。
○岡委員 先般この委員会で、大気汚染の問題で、それぞれそのことに専門的に努力をしていただいております参考人の方々の御意見を聞きました。
○馬郡説明員 通産省関係の法律といたしましては、ただいま厚生省からお答えのございました工場の大気汚染に関します法律のほかに、地盤沈下対策といたしまして工業用水法がございまして、これは地盤沈下の激しい地区を指定いたしまして、井戸水のくみ上げを規制いたします法律でございますが、これによりまして地盤沈下を防止するという働きをいたしておるわけでございます。