1998-02-24 第142回国会 衆議院 予算委員会 第12号
○大木国務大臣 一切ございません。
○大木国務大臣 一切ございません。
○大木国務大臣 確かに、既存の法令の中で一体だれが責任を持ってやるのかということになりますと、正直申し上げまして、まだ欠落というか空白というか、明確になっていないところがある。
○大木国務大臣 具体的な対策については、文部省がもし必要なら補足していただきたいと思いますが、実は各国の環境についての教育というのを調べてみますと、確かに日本は具体的な教育ということについては非常におくれておるというのが私の感じでありますので、そういった立場から、これから環境庁としては、またひとつ文部省等々とも協力しながら教育を進めてまいりたいと考えております。
○大木国務大臣 途上国との協力、特に技術的あるいは経済的な協力ということは、今回の京都議定書でもうたっておりますし、具体的にこれから、橋本総理も先般来いろいろと、京都イニシアチブだとか、それからよその国もそういうイニシアチブについては言及しておりますので、そういったものを先進国全体としてさらに強化して、途上国とこれからしっかりした話し合いができるようにひとつ頑張ってまいりたいと思っております。
○大木国務大臣 ハイブリッドカーを含めての低公害車の使用ということは私の方も考えておりまして、たしか環境庁で今七台ほど持っておりますけれども、関係各省、もちろん政府全体としてもそういうことはできないかということは前々からお話ししておりますので、これからひとつ課題として勉強していきたいと思っております。
○大木国務大臣 今の委員の御見解、全くそのとおりでございまして、一番大事なのは、とにかくその第一歩として、しっかりした仕組みができる、それを土台にいたしまして、いろいろとこれからさらにそれを改良していく、それから見直しをしていく。
○大木国務大臣 ただいま御決議いただきました件につきましては、その御趣旨を十分に尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。
○大木国務大臣 国民の生活のレベルを下げてもいいか、こういう御質問だということになりますと、なかなか環境庁長官としてのお答えが難しいわけでございます。レベルを下げるというよりは、むしろできるだけむだは省く、そういうことについてはあらゆる部門で検討を進める。
○大木国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、各党がそれぞれ御意見があることは十分承知しております。ただ政府としては、この今の五%あるいはその他のところを政府案として内外に出しておりますから、そのことについてはこれはあくまで提案でありますから、これからまた外交交渉も続けなければなりませんし、もちろんまた国会でいろいろな御審議があるところで御意見は十分に拝聴したいと思っております。
○大木国務大臣 国会決議そのものにつきましては、国会の方で御検討いただくことでございますので、ちょっととやかく言うのは差し控えさせていただきますけれども、各政党がまさに党派を超えて、何とかひとつ京都会議を成功させたい、こういう御熱意は十分私どもわかるわけでございますので、今後ともよろしくお願い申し上げたいと思います。
○大木国務大臣 まとまらないときはということではなくて、まとめるように今努力をしておるわけでございますが、ただ、それだけではお答えになりませんのであえて申し上げますと、先ほど申し上げましたように、今それぞれの目標値を各国が持ち寄っておる、ただしその置かれた状況が国によって違いますから、これを差異化というようなことで、できるだけそれぞれが、相当努力はしなければいけないけれども、決してできない数値ではないというようなものをひとつ
○大木国務大臣 この温暖化に関係のございます現行法もある程度あるわけでございますけれども、極めて、何と申しますか、単発的なものがあるだけで、これから恐らくその京都会議で相当、結果によりましてはしっかりした国内法を整備しなきゃいけないというふうに思っております。
○大木国務大臣 本来ならば通産大臣からもお答えがあるところだと思いますが、既にこの場所を決めるに当たりまして、先ほどの平成七年以来、いろいろと環境庁も御相談にあずかっております。ということで、現在の、五百四十ヘクタールぐらいだと思いましたけれども、これを決定するに際しましては、いろいろと現場の環境問題も調べた結果、かなり大幅に修正をしております。
○大木国務大臣 京都会議に対しましては、既に政府に対しまして、与野党を初め、いわゆるNGOを含む国民各層からも大変に熱烈なる叱咤激励のお言葉をいただいております。そして、ただいまお話がございましたとおりに、日本といたしましては議長国としての大変な責任も持っておるわけでございます。
○大木国務大臣 諌早につきましては、私もお地元から、テレビだけでなくてちゃんと自分の目で見ろというお誘いをいただいております。
○大木国務大臣 今お話のありましたいろいろな施策を実施するには、これは環境庁だけでもございませんけれども、ただ、やはりそれを実施するには、社会的なコスト、実際に実施するためのお金の上のコストもありますし、いろいろと実施に伴う企業の再編成とか労働問題だとか、いろいろありますので、すぐにそれをできるということは、私どもとしてはちょっと同じような見解は持っておりません。
○大木国務大臣 先ほども申し上げましたように、環境庁としては環境の側面から、原子力の開発というものが問題が起こらないようにというようなことで、いろいろと私どもの方の専門的な知識とかいろいろな科学技術的な所見とかいったようなものを随時述べておるところでございます。
○大木国務大臣 まず、その二・五%ができるかというところからお話し申し上げますが、これは現在三省庁で、将来に向かっての計画でございますから、ある程度いろいろな施策を、これは総合的にいろいろなものを組み合わせなきゃいけませんけれども、可能な範囲ということで計画を出しておるところでございます。
○大木国務大臣 原子力発電所のいろいろな準備につきましては、もちろんこれは関係省庁に御協力をいただかなければなりませんけれども、それを前提としてできるということで、京都会議のための準備として進めておるところでございます。
○大木国務大臣 怒っておられるかどうかといいますと、今怒っておられないというお言葉がありましたけれども、私どもといたしましては、正直申し上げまして、もっと御説明できたらなという気持ちは持っております。一部の自民党の方を含めて、もうちょっと早く説明ができないかという御意見は承っております。
○大木国務大臣 いろいろと難しい問題もあるわけでございますが、とにかく地球の本当にこれから五十年、百年先の安全それから人類の生存にかかわる大事な会議でございますので、今おっしゃったようないろいろなお話は十分心にとめながら、ひとつできるだけ立派な会議にするように努力をしてまいりたいと考えております。
○大木国務大臣 ただいまの委員長の御発言につきましては、その御趣旨を十分に尊重いたしまして努力いたす所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。(拍手)