2005-07-05 第162回国会 衆議院 本会議 第34号
ATM手数料、振り込み手数料、口座管理料などは、大手銀行並みに値上げされるでありましょう。窓口会社との間で契約される委託手数料にも七百三十五億円の消費税がかかり、結局、利用者が負担することになります。郵便サービスが継続できなくなったり、金融サービス不能の窓口ができたりしたら、住民生活に与える影響ははかり知れません。 逆に、民営化による政府の受益は膨大なものになります。
ATM手数料、振り込み手数料、口座管理料などは、大手銀行並みに値上げされるでありましょう。窓口会社との間で契約される委託手数料にも七百三十五億円の消費税がかかり、結局、利用者が負担することになります。郵便サービスが継続できなくなったり、金融サービス不能の窓口ができたりしたら、住民生活に与える影響ははかり知れません。 逆に、民営化による政府の受益は膨大なものになります。
私たちはその大本の中で、やはり金融検査というところに大きな問題があるんじゃないかというふうに思っておりまして、本会議の質問のところで、私、足利銀行の問題取り上げまして、これは金融検査に非常に問題があったんじゃないかと、足利銀行が不良債権の処理に努力しているさなかに、金融庁の従来のやり方とは違う大手銀行並みの格段に厳しい検査によって破綻に追い込まれたのではないかと。
本院の参考人質疑で明らかになったのは、足利銀行が過去の不良債権の処理に努力しているさなかに、金融庁の従来のやり方とは違う大手銀行並みの格段に厳しい検査によって破綻に追い込まれたということです。 この問題は、足利銀行だけの問題ではありません。ただでさえ、不良債権最終処理方針の下で、中小企業向け貸出しはこの三年間で四十五兆円も減少しました。
また、金融庁が大手銀行並みに深く掘り下げた検査を今回行ったのは、「りそな」問題をきっかけに方針が変わったんじゃないか、こういうことまで言っております。 これは方針が変わったんですか、それとも誤解があるんですか。誤解があるとすればどういう誤解があって、その誤解が生まれた理由はどういうところにあったと認識されますか。大臣の御答弁をいただきたいと思います。
大手銀行と地銀は着ている服のサイズが違う、中小地域金融機関での貸出債権の引き当てでは見方に幅があることは金融庁も理解をしていたはずだ、今回、金融庁が大手銀行並みに相当深く掘り下げたのは、「りそな」問題をきっかけに方針が変わったのではないか、こういうことをおっしゃっているんですね。 御案内のように、奥山会長さんは中央青山監査法人の代表社員というお立場もあるわけでございます。
また、銀行との対比において大手サラ金四社の収益状況を見ると、経常利益でも大手銀行並みの収益がある企業もあるわけでありますが、これらの企業は当然上場すべきではないか。大蔵省としても上場すべく指導していくべきだと思うが、その点のお考えを聞いておきたいと思います。